2日目
父と瀋陽駅に行く

市場から帰ってくると父も起きていて、3人で朝食に行くことにする。
朝食は前回来たときに使ったので知っている。
1Fのレストランだ。

2Fのリンディティンは英語ができるシュウチェがいなかったけど、ここは基本的にみんな英語はできる。
部屋の番号をいい、席に案内してくれる。
窓際に近い席を選んだ。
まだ7時なのですいている。

母と料理をとりにいく。
父にはワンタンスープを作ってもらう。
これは前回来たときにとてもおいしかったんだ。
そのあと、オードブルや中華の料理をチョイスする。
ここのマンゴジュースおいしいです!

omiは今回は朝から麺を食べる。
前の日の麺もおいしかったけど、朝食べた麺もおいしかった。
その場で麺の太さから選んで、その場で麺をうってもらう。
そりゃ〜〜おいしいですわ。

父と母はコーヒーを注文する。
近くのボーイさんにお願いした。

その時、お隣に日本人のご夫妻が座られた。
で、コーヒーと言っていたので、
『ボーイさんに頼むと持ってきてもらえますよ。』
と言った。

で、ちょっとの時間、ご夫妻と会話をした。
御主人はここ瀋陽の生まれで、小学生の時に終戦を迎えて引き上げてきたそうだ。
御主人のお父様は満鉄に勤められていたとか。
昔のことを覚えていて懐かしいとおっしゃっていた。

そういえば、日本人の観光客が何組かいたけど、若い人はまったくいなかった。
一番若くてomiぐらいだ。

昔が懐かしいという観光ももちろんいいんだけど、若い人にもぜひ瀋陽に行ってほしいですね。
中国の活気を感じます。
買い物も楽しいし。


食事をすませ、いったん部屋に戻る。
すると案の定、母は言った。
少し休むと。
だから5時半は無理でしょ。
なんていえないから
『わかりました』
と。

で、父は駅に行きたいという。
なんで夫婦ばらばらで行動するんだろう。。。
とはいえないから、父を駅に連れていくことにした。
父は足が悪いので歩くのはちょっと大変だ。
でも駅まではタクシーで行く距離ではない。
ここはがんばってもらわないと。

ホテルからまず中山広場へ。
遼寧賓館から毛沢東の像をみて、そのまままっすぐ駅に向かう。





この間の時間、15分も歩けば駅なんだが、それが相当時間かかった。
しかも信号がない道があったり、歩道がでこぼこだったりもする。
はっきりいって、父よりも娘の方が大変だったような気がする。
途中、昔の太原街郵便局(旧奉天郵便局)に寄って、omiが絵葉書をだす間、椅子に座って休憩してもらう。

絵葉書は前日に書いたものを一応、全部もってきた。
それが大正解で、郵便局は朝はやくからやっていたんだ。
窓口のおにいさんはまず
絵葉書の絵の方をチェックした。
たぶんこれは送ってはだめ!
て絵の絵葉書は送れないんだと思う。

全部、日本から刷ってきた絵葉書で、問題はなかったはずなんだけど、最後の一枚でおにいさんの手がとまった。
それは前日に空港で撮ったヒョンビンの写真で作った絵葉書だった。
Azuさんに送ってみようと用意したんだわ。
ちょっとの間おにいさんはヒョンビンを見てたけどいいことにしたみたいだ。

で、言われた
『全部で21枚ですね。』
枚数なんかチェックしていなかったomi.
おにいさんが21枚と思うんだったら21枚なんじゃない?

状態だ。
おにいさんはそれから絵葉書を国別にわけて計算機を使っていくらになるか計算をした。
21枚で100元はしなかった。
でもなんとなく意外に高いなとは思ったんだ。
なんでもアバウトなomi.
とにかく送るのは送ったぞ!
着くかどうかはわからないけど。。。
(無事に何枚かは届いているようです)

絵葉書をだすと駅までまっすぐの道を歩く。
駅が近くなると、ちょっと雰囲気がかわる。
地方からでてきたんじゃないかって思う人が道の端に座っていたりする。
前回来たとき、ガイドのおにいさんがスリにすごく気をつけていた。
そういうなか、カメラをだして、おじいちゃんの写真をとる。
ついでに駅の写真も撮った。

おじいちゃんは一言言った。
『思い出した。』
この一言のために瀋陽まで来たんだなあと思う。



おじいちゃんの写真はその日のうちにプリントしたが、おばあちゃんはこの写真がきにいらなかった。。
おじいちゃんがよく写ってないという。。
そんなこと言っても実物どおりの写真だよ!
なにかだんだんむか〜〜〜とくるんだな。



もと来た道を戻るのもつまらないので、今の瀋陽の街を見せようと、太原街を通ってホテルに戻ることにした。
しかしおじいちゃんはかなり疲れているようだ。
最後はかかえるようにして歩いてもらったわ。
で、ホテルに帰って言われたこと。
『回り道をしたんじゃないか?』
これにもむか〜〜ときましたね!



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