清渓川


Mがその時、ばっと見つけた。
清渓川(チョンゲジョン)だ。
清渓川はそれまであった高架道路を撤去し、いままでとじられていた蓋をあけ、河川を復元させてできた川だ。
ニュースは何回も聞いていたが、どこにあるのかはっきりしなかった。
こんなに町の中にあったんだ!!!
目立つモニュメントのところから川に沿って少し歩くことにした。
風がすっと通っていて町の風の通り道のような感じだ。
ここができた当時はこの川を見に来る人が大勢いて大変だったらしいが、さすがにこれだけ朝はやいし、完成からしばらくたっているので、ゆっくり川を楽しむことができた。

この小さな流れが川の全図を表している。

川の途中に昔の古い橋が復元されていた。記念のスタンプもある。


川はずっと続いているが途中で上にあがる。
韓国交通公社のビルの横を通ったので営業しているか見たが朝早すぎた!
このビルの裏側が武橋洞(ムギョドン)だ。
Mによるとこのムギョドンというのは昔から飲食外で有名だということだ。
朝はやくからやっているお店もあるかもしれないと、裏通りにはいる。
ありました!!!
お粥やさん。

ポンチュックという食堂だ。
メニューも豊富で、しじみ粥、松の実粥、黒豆粥、かぼちゃ粥、鮑粥などある。

ここであずき粥を食べてみた。
これがものすごくおいしかった。
緑豆(ロクトウ)はもっとおいしいらしい。
Mが食べたお粥はいろいろなものがはいっているお粥。
味見させてもらったがこれもおいしかった。
野菜も細かくきざんであって健康食だなと思った。
小豆粥はもともと冬至のときの食べ物で、中にはいっているセアル(とりのたまごという意味)というお団子を年の数だけ食べることになっているらしい。
冬至の小豆粥はトンチーバッチュックという。



小豆粥がおいしいのはたぶん、小豆をこしてあるからだと思う。
舌触りがなめらかだった。


トクスグン

朝ごはんがすんだところでトクスグンに向かう。


途中で撮ったanycallの広告。光の具合でよくとれていなかったのがすこぶる残念!!!

トクスグンではひとつづつ、Mがいろいろ説明してくれた。

韓国の歴史もチャングムによって身近になったなあと思う。
(ただ日本の歴史同様、あまりよくわかってはいない!)
ひたすらチャングムのようだと喜んで写真を撮るomi.
あまり教えがいがないかもしれない!!!


トクスグンを見学していると保育園の子供達がきた。
手にはスケッチブックをもって写生をしている。
Mが
『おばさんにも見せてくれる?』
といって見せてもらった。
写真までとらせてもらった。
子供達は人なつこくてかわいい!!
みんなおそろいのリュックをしょっていて、地面に座って一生懸命に描いていた。



トクスグンの門の近くに池があって、そこにかりんがあるのを見つけたM。
かりんがほしいといっていた。
かりんは薄く切って蜂蜜につけておくとかりん茶になるそうだ。

門の近くになると外が何かにぎやかだ。
なんだろうと見てみると、なんと市庁舎の前の広い芝生で子供達が運動会をしていた。
こういうところを運動会に貸してあげるのってすごくいいなあと思った。
日本だったら絶対にこういう場所は貸さないだろうな!



トクスグンの前のシジャンの地下鉄駅からヨイドに行く。
ヨイドにはKBSの放送局があり、マッシーさんの情報だと見学できるということだ。
旅館のおじさんもネットで調べてくれた。
4号線に乗り忠正路(チュンムロ)で5号線に乗り換える。
ヨイド駅のポイントは5号線は地下の深いところを走っているらしく、地上にでるのが大変!
息を切らせて地上まででた!!!


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