函館山
まだ明るいし、雨もやみかげんだったので、
やっぱり函館山に行こう!!
とまた仕切り直す。

この時間から行くんだったら、夜景でしょ。
駅を4時15分に出発する山頂までのバスがある。
なんども書いてしまうけど、ロープーウェイがとまっているので、
手段はバス
しかない。

で、時間にバス停に行った。
後ろに並んだ両親と娘さんの家族が話ていた。
絶対に香港から来ている!!!

ドンピシャでした。
娘さんもお父さんも英語ができたので、話ましたねえ。
このお嬢さんは年に4回ぐらい日本に遊びにくるらしい。
でも今年は東京はいけないので北海道にしたってことなんだ。
一応、日本人のomiは大阪もおすすめしました。
東京に来ると渋谷で買い物をするのが楽しみっていうんだから
大阪もいいでしょ。
omiが住んでいた香港のマンションもおとうさんは知っていた。
それもそのはずおとうさんはタクシードライバーということだった。

バスが到着して乗り込むと、車掌さんがいた。
車掌のお姉さんは言った。
『函館山のマイカー規制が解除になって、山頂付近では交通渋滞をするかもしれません。トイレに行かれる方は今のうちにどうぞ』
親子にもこのことを伝えてあげた。

それがどういうことかはその時はわからなかった。。。。。。

バスは順調に走った。
途中何箇所かのバスストップで人が次々に乗ってきて、立っている人もかなりの数になった。
バスは函館山を登る。
順調だ。
途中、夜景が見え始めた。
ちょうど夕暮れどきでいい感じだ。

そして、かなり登ったところでバスは
突然止まった。
その時もまだわからなかった。
『ああ、渋滞なんだな』
これがどういうことかはこの後知る。
車掌のお姉さんは言った。

『ただいま、夜景を見るお客さんで駐車場が混んでいるんだと思います。なかなか車がでないので、時間がかかると思います。』
ここでやっとこの渋滞の大変さがわかった。。。

ということはどれだけ時間がかかるのか。。。。

15分ぐらいすると具合が悪くなる人がでてきた。
バスの扉も窓もあける。

立っている人は大変だ。

そんな中、お隣に座られた方と話をした。
宮城からご家族でいらしていて、小学生の息子さんがご主人と後ろの方に座っている。
『震災の後、旅行をする気持ちにもなれなかったんですけど、
ようやく旅行をしようと思いました。』
ご自宅は津波の被害はなかったけど、電気が5日もとまっていて、大変だったそうだ。
息子さんを外で遊ばせることもなく
『今日、久しぶりに雨にあたりました』
と言われていた。

震災にあわれた方の話を直接聞くのは初めてだった。
そんなに多くの話ではなかったけど、その気持ちが伝わってくるようだった。

バスはその場所に30分ぐらいとまっていたが、ようやく動きだして、
なんとか山頂まで着くことができた。
しかし帰りのバスはどうなるかわからない!!
よってこのバスで帰るのが得策かと思い、とにかく
いそいで写真を撮りにいく。
夕暮れどきの写真を撮りたかったのだが、もうすっかり暗くなっていて、
多くをのぞめる状態ではなかった。



ばしばしと写真をとり、ほかは何も見ないで

(暗くて見えなかったということもある)
バスに戻る。
同じバスで帰る人はさすがに少なかったが、下山途中、渋滞はさらに大変なことになっていたので、このバスで帰って正解だったかもしれない。

駅に戻ると、近くのデパートのデパ地下に行ってみる。
金沢では駅の上のスーパーで買ったお寿司がめちゃくちゃおいしかったので、
同じようなことを期待する。
しかし、デパ地下で買ったお寿司は東京と同じでした。。。。。
(これだったらどこかに食べにいけばよかったかなあ)

  ホテルの1階にあったおみやげものやさんを見たら、この看板があった。

お店の方に撮ってもいいですか?
と聞くと、わざわざ、写真を撮りやすいように前の方にだしてくれた。

お店の方は言った。
『一緒に撮る?』
いや〜〜〜〜〜〜〜
そういうファンじゃないかもしれない。。。。

修学旅行の生徒はこの看板と肩を組んで写真を撮るらしい。やはり、一緒に写真と撮るっていうのは息子のレベルなんだわ。。
と写真を撮らない選択が正しかったと判断。

『男の子に人気があるのよねえ』
とお店の方は言われた。
確かに女の子よりも男の子に人気があるかも。。
 

そして夜はもちろんHTB。
しかし水曜どうでしょうのようなオリジナルの番組はなかなかなくって、
キー局のテレビ朝日の番組をずっとやっていた。
ってことはあの水曜どうでしょうって番組は本当にすごいんだなあって思う。

この日は9時には寝た。
 



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