北方民族資料館 
 4時には目を覚ます。
朝市だってまだやっていない時間だ。

で、
HTBをつける。
(どれだけのこだわりがあるか)
するとこの時間帯はonちゃんがかなりでていた。
朝早くからテレビのonちゃんの写真を撮る。



函館のこの行動がいけなかったのかよくわからないけど、
現在、不眠症に陥っているomi..
(または老人性とも言うか。。。)
ただ6時間は寝てます。。

onちゃんにこんなにお友達がいるのは知らなかった。
やっぱり北海道に来ると違うわね。

8時過ぎにチェックアウトをして、また朝市にでかけてみる。
この時間はまだ観光客も少ない。




線路はここで終わっている。


青函連絡船(見学できる)

おにいさんの呼び込みでカニの卵を見せてもらった。
おにいさんには
『買わないけど写真は撮っていい?』
と聞く。
一番いやなタイプの客だ。



おにいさんはいやとも言えず、写真を撮らせてくれた。




かにをゆでている。







と、品物を買わないで写真ばかり撮っている。。





この日は前日にちょっと予習をした北方民族資料館に行くことにしている。
パンフレットには北方民族文様の切り紙細工体験、無料という文字が書いてあった。
そりゃ〜〜行くでしょう。
無料ですもん!!!


これは赤れんが倉庫街にあった女の子の像


こういう作品が多い!!


そこで、元町の近くにあるこの資料館までまた歩いていった。
途中、緑がいっぱいの公園のような島が見えた。
この日は晴れていて暖かかったので、まずこちらに行く。
この島は緑の島という。
鳥の声もたくさんしたんだけど、うまく見つけることはできなかった。
釣りをしている人も多い。
はっきりいって、ここからの函館の景色はすごくいいです!!!



管理人のおじさんに話しかけらた。
聞いてみると、この島は遠足などでよく使われるそうだ。
広い芝生があって、遠足にはとってもいい場所だ。



この島から5分ぐらいのところに北方民族資料館はある。
函館でどこがよかった?
って聞かれたらomiはここだって言うな。

ここはアイヌやウィルタ民族の資料を展示してある。
ウィルタ民族というのは北海道よりも北に住んでいた民族だそうだ。
ちょっと調べました。

ウィルタ民族は、江戸時代に樺太を踏査した間宮林蔵の報告によって知られた。
第二次世界大戦後、スターリン政権下のソ連から
敵国であった日本に協力した民族とされ、
(実際日本軍に徴用されたり特務機関に就任した者もいた)
追放(強制送還)によって多くのウィルタが北海道移住(主に網走市)を余儀なくされたという。
現在はロシアに住んでいる総人口が346人。
ウィルタ語もあるらしい。

現在話者数は減少し、消滅の危機にある(つまり消滅危機言語、消滅寸前言語)。

ウィルタ語って聞いてみたいです。

資料館にはいってすぐに受付のお姉さんに聞いた。
切り紙をやりたいんですけど。
お姉さんは奥にいた、ちょっとえらそうなおじさんをよんだ。
このおじさんがじきじきに学習室みたいなところで切り紙を教えてくださった。
おじさんにはいろいろ質問もする。

omiが小学生ぐらいの時はアイヌ民族のことを習ったし、知っている人が多かった。
しかし、今の子って知っているか??
するとおじさんは答えてくれた。

アイヌ民族へ対しての差別が昔、あったそうだ。
素敵な伝統文化をもっているのに、そういうことで、
これがうまく伝わっていってないのは本当に残念だと言われた。

不思議なんだけど、omiが小さい時って、
北海道のおみやげにはかならず、アイヌの民芸品がはいっていた。
綺麗な刺繍をしてある箱とかもその中にはあった。
しかし、こういうお土産は函館のどこにもなかった。。。。。。
(探し方が悪い?)
もう少し、アイヌの文化を強調したおみやげがあってもいいような気がするんだわ。
アメリカだってネイティブアメリカンの民芸品があるし、
オーストラリアにはアボリジニーの民芸品があるでしょ。
なんでこういうものが消えてしまったのか。。。。






このような切り紙ができます。


切り紙のあと、館内を見る。
本当にこの資料館はよかったです。
冬の毛皮などの展示もあったんだけど、子供用の毛皮の洋服もあった。
これって珍しいんじゃないかなあ。。
(よくはわかりませんが)
子供のためにこんなジャストサイズで作るってなかなかなかったことでしょ。

洋服の刺繍とかも本当に手が混んでいて、素敵だ。
肩から下げる袋などにも模様がついており、手仕事が日常のことだったことがわかる。

最後に受付の横の小さなお土産物やさんを覗いた。
ブレスレットがあって、アイヌ民族のものだったら、ほしいと思ったんだけど、そうじゃなかった。
残念だ。。。。

でもこの資料館はおすすめスポットです!!


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