故宮博物館

朝、ゆっくりできたので10時出発はよかったかもしれない。
10時10分ぐらい前に下に降りるとCさんはすでにロビーにきていた。
すぐに車を呼んでくれて、故宮に向かう。

ホテルからそんなに遠くない場所を通ったときすてきな建物群を見つけた

昔の酒造工場を改造してアーティストがだしているお店などがあるところらしい。


しかもこの看板を見つけた。
原画展?
行きたいでしょ!!!
しかし今回は残念ながら時間がなかった。。。
(公園ばかり行っているから??)


どの道にもバイクが走っている。
昔よりも事故は減っているとのこと。

日本人学校があるあたりをとおり、博物館に向かう途中、
李登輝が時々、散歩するという小さな公園によってくれた。
ちょうど桜が咲いている時季なので、公園も美しい。






観光客がたちよる公園ではないので、とっても静かだ。

すると池のそばに黄色い鳥がきた!
やりました!!!
写真ゲットだ!


キセキレイだ。
日本にもいるが、ちゃんと写真を撮ったことがなかった!!
ラッキー!!
しかし台湾で鳥図鑑を買ってくるんだった。


南国のハイビスカスも咲いていた。


チベットでも見た感じがする。。。。


ここからまもなくで故宮に到着。
故宮は蒋介石が中国から逃げてきたときにもってきた数々の宝物が飾られている博物館だ。
中国にはないものも多いから、中国本土からここをたずねてくる人も多いらしい。
しかしだ。
これだけの宝物を騒乱の中よくもってこられたなあ。。
故宮は山のふもとにあるが、この山をつかって財宝を保存しているそうだ。
普通の人は見られないものが多いらしい。
その財宝を保管していた場所に後から故宮を作ったというのが流れらしい。

Cさんは歴史がめちゃくちゃ詳しい。
仏像のことを話し出すととまらないぐらいの知識だ。
しかも聞いていて面白いんだわ。
なかなかこういうガイドさんっていないんじゃないかなあ。

一番よかったのは陶器の展示。
白磁、青磁、黒磁の順で作られていった。
白磁の白をだすために何を使ったと思いますか?
と聞かれ、????状態!
でもヒントの英語と言われて、やっと骨と答えられる。
できの悪い生徒の気持ちが十分にわかる時間だった。
この白さをだすために動物の骨をまぜて陶器を作った。
それがヨーロッパにも伝わり、だから陶器のことをボーンチャイナという。
とここに結びついた。
長年の謎がここでとけた感じだ。

黒磁というのはお茶の茶碗に使われるために黒がうまれたそうだ。
鮮やかなお茶にはえるようにということらしい。

あと黄色い陶器はとっても少ない。
黄色は王様が使う陶器だったので、一般には焼かれなかったそうだ。
なるほど。。。

Cさんは歴史が詳しい。
で、聞いてみた。
台湾では歴史は中国の歴史を勉強するの?
するとCさんは中国の歴史を勉強したけど、弟さんのときは台湾の歴史に変わっていたそうだ。
なるほど。。

いっぱい説明してくれて、そのときは納得していたけど、できの悪い生徒はすぐに忘れてしまいました。。
すみません。。。


故宮は世界中の人が集まっている。
メトロポリタン、エルミタージュ、ルーブルと並んだ4大博物館だ。
そしてなんといっても中国人が一番多かった。
Cさんは時々、中国人に取り囲まれてしまった。
といって脱出していた。



1時間ほどの見学の後、この博物館の隣のリージェントホテルがだしているレストランで食事をした。
観光客用のレストランなので、前の日の晩御飯のようなグレードではなかったけど、
中華料理ってやっぱりおいしいわ!!



Cさんは本当に本当に親切にお世話をしてくれて母も私も大感激だった。
母は今までの旅行の中で一番のガイドさんだった!!とまでいいきった!!
ホテルに戻って、次の日のピックアップの時間をチェックして、Cさんと別れる。



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