WWFマイポー湿地帯



おもっていたよりも時間がかからなくて、(地下鉄が便利すぎます)
まだ集合時間まで1時間ほどあった。
しかし事務所の前の森ですでに写真を撮り始めている人もいる。
とりあえずは事務所にはいって、予約をしている旨を伝える。
支払いはすでにネット経由で引き落としがされており、
名前を伝えるとすぐに予約の確認ができた。
10時20分までに事務所の前に来るように言われ、
双眼鏡とwwfの入場許可のプレートをもらった。


ここで、次回のために、(って次回があるのか。。。)
自由にここの中を歩けないものかと尋ねる。
すると外国人は先生をしていたり、
研究をしている人はOKということがわかった。
あとはツアーにはいるしか方法はないらしい。。

先生とか言って証明書が必要なのかなあ。。。。。
とふとおもったりもするが。。


朝はちょっと冷え込んでいる感じもするが、
この時間になるとかなり暑くなる。
しかも、この日の入場は中途半端ない。
子供が多い。
この子供たちと回っていったら、
鳥が逃げてしまわないか。。。



時間になるまで、まわりを見るが、
どうしてもオナガにしか見えない鳥が、かなりの数いる。
どうしてオナガがここにいるんだ??
オナガは日本だと関東以北、
あとはイベリア半島にしかいない不思議な鳥だと習った。
omiの家は関東圏なので、ごくごく当たり前に見られる鳥なんだけど、
ここで見てしまっていいのか???



鳥は多いのだが、やはり写真を撮るのはむずかしい。
そうこうしているうちに、時間も近くなってきたので、
トイレに行こうとおもう。
事務所の前にもトイレがあったが、そちらから何人かの人が流れて、
駐車場近くのトイレを使用していた。
で、そこにいく。
車椅子用のトイレもあり、ひとりの人が親切にも
ここがあいているよ。
と教えてくれたので、中にはいった。
ところがかぎが壊れているんだ。
外にまだその人がいると思い、
あえてかぎの壊れているその個室を使ってから外にでてみると、
誰もいなかった。。。
まあ何もなかったからいいか。。。



トイレの近くには電話ボックスがあり
WiHiが可能と書かれていた。
しかし、ホテルのWiHiでも不安なので、使うことができない。。



事務所に戻ってみると、だいぶ人が減っている。
どうもいろいろなグループがそれぞれガイドをつけてまわっているみたいで、
一般の申し込みは一番最後に出発のようなんだ。
だから最初10時からの出発だったのが10時半に変更になったんだ。。
最後のグループは10人ほどで、香港の人にまじって、
スペイン語を話している人もいた。
さすがに国際都市なんだわ。



一応、広東語のツアーだったが、ガイドのおにいさんはバイリンガルで
広東語の後に英語でも説明をしてくれた。



フィールドに入る前にさっそくきいた。
この鳥(オナガ)はここではよく見られる鳥なの?

じゃあありませんでした。
オナガはこのあたりだけに放鳥されているようで、
(目的はわからないんだけど)今、繁殖中だという。
なるほど。。。

最初のポイントに前のグループの人が三脚をたてて、写真を撮っていた。
なんと鵜でした。。。。

鵜!!!
そうなんです。
どうも鵜は珍しい鳥らしい。

といわれても、わざわざ鵜を撮りに日本から来る人はいないかも。。
ガイドさんも言っていた。
日本ではよくいるでしょ。
です。
それよりもガイドさんは私が日本人だって知っていたんだあ。。
そっちのほうがびっくりだ。


この鵜のたまり場あたりから本格的なフィールドにはいっていく。
omiが香港に住んでいたころは、まだこのような整備された場所ではなかったようだが、
自然保護区として守っていく取り組みをしていることが説明される。

鳥だけじゃなくって、植物の説明などもしていたが、
もちろん、英語でも広東語でも固有名詞はわからない。。

途中、鳥見小屋みたいなところがいくつかあって、
その中のひとつでかなりの時間を撮ってくれた。
3階だての小屋はこの時季なのに、風のとおりがあってここちよい

遠くにはユンロンとおもわれる高層ビルの群立が見えた。





omiが事前に調べたのは、
細い板が通されたマングローブの中を歩いていく光景だったが、
そのようなところは最後までなかった。(というか行かなかったようだ)
そして、途中、休憩場所があって、そこで、小休止をする。
夏はこのツアーは無理だろうな。。。
ここまでで2時間。





あのクロツラヘラサギが
いっぱい飛んでいる場所はこれからだ!!

と期待がふくらむ。



そして、後半戦のスタートだ。
ハスの花の池とかマングローブがどのように増えていくかなどの説明の後、
突然
じゃあ、今日のツアーはここまでです。
後は自由に戻っていいです。
パチパチパチと拍手の音
でツアーは終わった。
え?????
これで終わってしまう・・・


よくわからないまま、写真を撮りながら、事務所に戻る。
途中、あまりに時間がかかるomiを迎えにおにいさんは戻ってきてくれた。
で、話しながら事務所に戻っていったんだけど、その時にわかった。

海のほうにはもっとたくさん鳥がいて、
それは6時間コースのツアーになるそうだ。
ネットから申し込めるらしい。
え??
そういうツアーがあった??

確かに事務所に戻ると3時間ぐらいになっていた。
6時間のツアーか。。
香港に住んでいれば、毎週ここに来るのになあ。。。。
とちょっと残念でもある。


おにいさんに、日本には何種類ぐらいの鳥がいるの?
って聞かれて答えられないomi.。。
質問はしないでください状態だ。

しかしこのおにいさんはとっても親切で最後まで面倒をみてくれて、
タクシーに乗りたいといったら、事務所に頼んでくるからと言ってくれた。
その直後、タクシーがはいってきたので、
ああ、あれに乗るわ!!
と断言するomi.


おにいさんはあわててタクシーの運転手に乗れるかを聞いてくれた。
そして上水にいくかユンロンに行くかきかれる。
この時点でまだ天水園に行こうかという思いもあった。
タクシーでそこまで行くとトンローワンまで
バスで帰ってこられる路線があるのを前日に
ワンチャイに入っていたバスを見て確認している。
でも天水園を英語でも
広東語でもいえなかったomi!!

ユンロンまで行きますと
と答えた。 



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