今週のomi家


2004年7月26日

東京は酷暑の毎日だ。35℃になったとき、ほっとした。今日はまだ午前中が30℃なので涼しい。昨日、一昨日は38℃を突破した。この暑いひざしを受けて、新宿を歩いていたらさすがにくらくらしてしまった。年のせいかと思ったが、帰ってからニュースで39℃だと聞き納得した。今までに一番暑い日を経験したのはアメリカのアトランタとフロリダのキーウェストだ。この時は42℃あった。歩いているとだるくて倒れそうだった。交通事故も何回も見た。でもこの時は若かった。もし今、このようなところに旅行に行くとなるとちょっと考えてしまうな。

 先週、Mからメールがはいった

「ヨンフルエンザーにかかるとヨンゲル卦数が高くなるってワイドショーで言ってたけど本当なのね。omiさんはアンジェウックのファンだからアンゲル卦数か。」

この韓国ブームにのっているのはいいんだけど、本当に金がかかりすぎ。ビデオを借りる。これも1本ではない。何十本も新作を借りればかなりの額だ。CDも買う。本も買う。保険があったらはいっておきたいぐらいだ。ヨン保険とでもいうのかなあ。禁断症状がでると保険がおりる。どこかの保険会社で売り出してほしいものです

 ご近所のKさんがアンジェウクのビデオを貸してくれた。「天女と詐欺師」という題だ。ここまではわかっているのだが、なんとこのビデオは韓国語で字幕がない。Kさんは新大久保まで行ってこのビデオをゲットしてきた。お店にあった1巻と4,5巻を買ったらしい。その1巻を見た。ソウルの風景が懐かしい。アンジェウク様はグッドバイマイラブの時に比べるとちょっと貫禄がついていた。このビデオを見て本当に本当に韓国語ができたらいいのにと思った。(英語だってこんなに思ったことはありません)Kさんは同時にアンジェウクのアルバム、モーメントを手にいれてきた。それをコピーさせてもらった。これで2つゲットだわ。そして私がみたかったアンジェウクとチェジウの「キスしましょうか」というDVDも彼女は手にいれた。これは日本語字幕があり、内容がよくわかってうれしかった。だめだといわれていた作品と聞いていたが、これが意外によかった。チェジウが今までみた恋愛路線とはまったく違う性格を演じていてやはり演技がうまいなあと思った。本当にKさんがアンジェウクのファンになってくれたおかげで私は潤っています。

 先週のomi家は次男の学校の面談で終わったが、その後まだ帰り道の話がある。よく猫がいるという道を通って学校から五反田に抜けると、ブックオフがある。この五反田のブックオフには初めてはいったのだが、このような店が近所にあればいいなあと思った。次男はそこで山のように漫画を買い、(面談が終わったからではありません。いつものことです)私は手塚治虫のメトロポリスを買った。私は昔から手塚治虫のファンだ。もう何十年も前だが、年賀状に火の鳥の版画を彫ったときに手塚治虫にもその年賀状を送った。すると虫プロダクションから年賀状をいただいた。まだこのお宝年賀状はこの家のどこかにあるはずだ。一番好きな作品はもちろん0マンだ。これは次男もファンだ。あと火の鳥、三つ目が通る、鉄腕アトムなどが好きだ。ちなみにこの漫画は私のコレクションの中にちゃんとある。今回買ったメトロポリスはたぶん一度読んだと思うのだが、初期の作品でまた読みたくなった。やっぱ手塚の漫画は読んだらとっておかなければだめだわ。

 そのブックオフでなんとアジア音楽のCDコーナーがあった。もちろん台湾、韓国のCDが中心だ。私はそのコーナーを隅から隅まで見た。ネットの書き込みでアンジェウクのFOREVERのアルバムをブックオフで手にいれた人がいると知ったからだ。しかしそんなうまい話がそうそうあるはずはない。五反田のブックオフのこのコーナーはちょっといい。シンスンフンのアルバム、DESIRE TO FLY HIGHを1000円で購入した。シンスンフンの曲を聴くのははじめてだったけど、これがまたなかなかいい。マイブームになりそうです。

 今回の最初に書いた新宿の猛暑の日、駅ビル、ルミネのCDショップをのぞいた。ここの韓国CDDVDコーナーはかなり充実している。掘り出し物コーナーもある。そしてなんと、アンジェウクの最初のアルバム、FOREVERをここでゲットした。これでアルバム3つめゲット。3枚のアルバムを聞くと、4枚目(まだ三番目のは手にいれてません)のレッドが一番、充実している感じだ。最近は韓国の曲しか聞いてないです。

 先週はビデオの設置が大変だったが、今週はビデオの操作とホームページ作成でてんてこまいだ。例の「キスしましょうか」のDVDをなんとかコピーできないかとパソコンでまずためし、それから買ったばかりのビデオDVD(このような呼び方でいいのか)でトライした。しかしまったく何もできなかった。要はDVDの容量が多いのでもちろんビデオなんかにはコピーできないし、パソコンでも操作がむずかしいということだけわかった。その間ビデオDVDはフリーズしてしまうし、それをもとにもどせなくって何時間もかかるし、絶対に私は機械に呪われていると思った。

今週は中国の巨匠、チャンイーモウの映画の特集をNHKBSでやった。ツタヤに何本も彼の作品がおいてあるので、気になっていたのだが、今まで見たことはなかった。なんでこんなにいい映画を今まで見なかったのだろうか。見る作品が全部、すばらしかった。HEROは次男がいいと薦めてくれた。なるほど次男推薦の映画だけあって(彼は毎週のように映画を見にいっているし、ビデオ、DVDもよく見てます)よかったのだが、私は「初恋のきた道」や「あの子をさがして」といった作品が気に入った。なんであんなに自然な感じの画面が作れるのだろう。そして中国の自然の美しいこと。この監督は本当に自分の国を愛しているのだと感じることができた。今度封切られるHEROの続編,LOVERSは映画館で見たいと切望している。(Miさん金城武が出演しているよ)

ホームページはどうしてできないのかがわからない。なんでこんなにむずかしいのだ。トップページをつくり、旅行記のページを作った。しかし旅行記のページのロゴをいれるとそれがトップページのよもやという場所にでてしまうし、写真は幽霊のようにいれかわるし、絶対におかしい。私にホームページをつくれせまいとする当局の陰謀ではないかとも思っている。とりあえず、Miさんにチェックしてもらうためにアップしてしまったけど、これから先がおもいやられます。

今週は息子たちがおもしろいことを何やら言っていたけど、頭にはいってこなかった。パソコンって本当に魔物だと思います。


今週のomi家

2004年7月19日

ご近所のK さんが近くのスーパーでビデオ付DVDを買ったと教えてくれた。むむむこれって私がほしかったものじゃない。私は金がないなと思っていたが、なんせ前にも書いたとおり我が家のビデオは壊れている。テープがからまってしまうことも1度や2度ではない。そこで私も近所のこのスーパーに買い物がてら電化製品売り場を見に行ってしまった。それは私が一番ほしかったHDD搭載のものではなかったが、ビデオをDVDにする機能はついている。どうしようかとさんざん迷ったが。。。買ってしまった。

土、日曜日は主人が帰ってきていたが、次男Tにそのビデオを運ばせるのに最適な日だったので、買ってしまった。主人というのはここに滅多に登場しない人物だ。家のことに興味がないといってもいいぐらい家に対して無関心だ。長男Tのアパートのことも彼は私にいうとうるさいので、まず主人からせめていった。主人はどうでもいいのですぐにOKをだした。そういう人ではあるが、ビデオ付DVDとなると買ってきた現場をみると一言なにか言うかなという気もした。そこでビデオがこわれたので新しいビデオを買ったということにした。このあたりがすごいんだけど、パッケージにはビデオ付DVDと書いてあるが、そんなものを見ないし、まさかこのような高価(我が家にしてみれば)なものを買うわけがないという前提で考えるので、言った言葉は
「えっまだビデオ使えるんじゃないの」
という一言だった。これで終わってしまう我が家はなにか本当にどうでもいい一家という感じだ。

しかし私はさすがに主人の前では設定しなかった。この機械の値段を知れば、主人は自分の買いたいものを要求してくるに決まっている。私は自分の買いたいものを買うときはものすごく甘いのが自分でもわかるんだけど、主人が欲しいものにお金をだすのはものすごく抵抗がある。ついでにいうと先日テレビでやっていた星座別浪費ぐせで私の星座のうお座が一番だった。二番が水瓶座でこれは次男だ。次男Tはどうみても浪費壁があると常々思っていたが、それを自分が上回ると思うとちょっとおそろしい。

 話しはずれたがこの機械はいざ設定をはじめるとなかなかむずかしい。機械類ってどうしてこんなにむずかしいんだろう。しかも今まで普通に見られていたBSが見れなくなってしまった。アンテナかなと思ったりしたのだが、もうまったくうつらない。これを設定するのに3日かかった。一度目は買ったスーパーにアンテナからビデオに接続する線のつなぎの部分を直してもらいに行き、それでもなおらないので、再びその線をもって同じスーパーに行った。こんどは別の店員さんでなかなか親切にテレビの説明書とビデオの説明書を読んで設定に誤りのないことを確認してから、その線をみてくれた。そしたらなんと先日直してもらったところがちょっと違っていた。たぶんここだということがわかって家に帰って設定したら見事にBSは見られるようになった。やったね。ほっとしました。

 先週、登場したM
「あんたとの会話、私の文章に載せたよ。」
と言ったら、
「著作権だ、金払えと言われた」
馬鹿だねえ。書いているのは私だから著作権は私にあるんだよ。あんたがいいたいこと言ってくれたおかげで岩間家も枯れ木も山のにぎわいとなったわけさ。

 次男Tは試験休みだ。今日は救急救命の講習会に申し込んで学校へ行っている。でかける時、
「まさか今日は寝るわけにいかないよな」
と言ってくれた。学校=休息の場か。

 そしてその日の夕方、講習会の様子を聞いた。グラフが書かれた紙をもってきて、
「これが人工呼吸の息の量、こっちが心臓マッサージの力。普通、息の量は1リットルでいいのにAは2リットルになってた。肺がやぶけちまうよな。あとマッサージはだいたいの奴が肋骨をおる力だった。」
生き返るものもこれじゃ生き返らないでしょ。息子の学校の近くでは絶対に倒れないようにするわ。

 土曜日にはお台場のTEPIAでただのホームページ作成講習会があり、参加した。ただというところがポイントだ。だいたい普通のパソコン教室は高い。パソコンが使えないのは決まった層にまとまっており、それは暇とお金があると思われがちな年齢層というところに問題があるのではないか。残念ながら私はそこに属しているけど、暇も金もない。金は本当にない。(ここはがんばって強調する)このTEPIAはその点、良心的に教えてくれるのでおすすめだ。

前回は遅刻していったので、今回はゆりかもめでお台場まで行った。この日の荷物はホームページビルダー8の本、(これは次男Tに学割で買わせた。彼は母がまったくの機械音痴ということに配慮して余分に本がついているセットを1000円多くだして買ってきた。そしてそのために母に怒られた。しかし結局、この本が今役にたっている。しかし怒った手前、彼にはそのことを告げていない)それにCDウオークマン、とまあ結構な荷物を持っていったのだが、まずCDウオークマンの中にはディスクがはいっていなかった。そしてホームページビルダーの本は使わなかった。力をつけるためにこれらの荷物を一日運んでいたといってもよい。

 講習内容はものすごくむずかしくはなかったが、途中で眠くなった。なんせ1日のコースというのはこの年になると大変だ。アシスタントのお姉さんがなにげなく近づいてきて、
「ここをクリックしてください」
なんて言ってくれたけど、おまえ寝るんじゃないよと心の中で叫んでいたかもしれない。説明をうけながら、そのとおりにやるとできた作成もいざ家に帰ってきてやるとまったくできない。日曜日は朝から大変な思いでトップのページを作った。そして疲れがピークに達した夕方、旅行のページを作ったがうまくいかなくてずっといらいらした。夜、突然目が覚めてパソコンの操作を頭の中でやっていた。ちょっと病気になってしまっているかもしれない。

 3連休の最後の月曜日は次男の学校の三者面談だった。彼の担任の先生は前にも書いたけど、とてもいい先生だ。親子で気に入っている。先生も次男が勉強をしていないのを知っている。そして言い出した。
「おまえなあ、本当に夏休み勉強しないと大変だぞ。正直なところ英語は何分だったら勉強できる?・・・10分ぐらいはできるか?」
これって何も先生は冗談や皮肉で言っているのではない。大真面目だ。次男は言った。
「いや、30分ぐらいだったらできると思います。」

大体の方はご存知だと思うが、息子は小学生ではない。高校2年だ。10時間という数字がでてきてもおかしくないのに、10分だ。しかも息子は胸をはって30分もできるといいのけた。私はこのままでは撃沈だなと強く実感しました。


今週のomi家


2004年7月12日


 長男Tが学校の近くにアパートを見つけてきた。4階建てのアパートの4階部分で同じアパートに友達が住んでいるという触れ込みだった。しかし不動産屋に行くとそこの家賃が高かったため、まったく別のアパートの1階にしてしまったということで揉め事がはじまった。私はもともと下宿することにもろ手を挙げて賛成している訳ではない。しかし1年前から押されに押されてしかたないというところにきてしまっていた。4階建てだったら建築もしっかりしているかもしれないし、それに友達も住んでいればその友達の親も許可したのだろうという安易な考えもよくなかった。4階の方に変えろと言っても今さら無理だとまったく言うことを聞かない。本人はもう決めてしまったと、うはうはしているし、私は真っ暗だ。何故子供って思うようになってくれないんだろう。

10月にイーグルスが来日する。新聞でチケット販売の広告を見た。ご近所さんのMはいつもチケットをゲットしてコンサートにいっている常連さんだ。Mに聞いた。

omi 「イーグルスのコンサートのチケットってとれそう?」
M 「まだお知らせこないけどウド音楽事務所に登録するとチケットの先行販売の情報がくるかもよ」

この一言で、私はウド音楽事務所に登録し、見事先行予約でチケットを手にいれた。そしてその日の晩、Mから電話があった。

M 「コンサートのお知らせきたよ」
omi「どうもありがとう。でもあんたのおかげで今日、チケットゲットしたよ」
M 「よかったじゃん」

このあたりの会話は普通だった。このMはこのごろやっと冬ソナにこり始めている。そこで会話はイーグルスから韓国ドラマにうつっていった。

M 「この前の冬ソナの前にヨン様とユンソナのドラマやっていたんだけど寝てしまったよ」

(むむむ。。。それは愛の群像か。)

omi「それってどこのチャンネルでやっていたの?」

と私は追及した。

M 「それがさあああ。どこのチャンネルかよくわからないのよ。主人がそれと冬ソナを見ればヨン様づくしだと言ってたんだよね。BSって言われたようなきもする」

omi「どうして肝心なことがわからないのよ。NHKBSのこと?ひょっとしてデジタルじゃないの?」

M 「私ってさああ、家のテレビがどういうふうにはいっているかわからないんだよね」

omi「あんたさあ馬鹿じゃないの」

と私は肝心なところがわからなくって叫んだ。私もよそ様のことを馬鹿と、とがめるほどおりこうではないけど、この時は言いましたね。

omi 「とにかく韓国ドラマが見られる時はすぐに教えてよ。ご近所さんのKさんは一緒に韓国ドラマにはまっていてメールも楽しいんだよ」

M 「あんたさあ、Kさんって犠牲者じゃないの。腹黒いomiに真っ白なKさんが感化された」

ななななんっってことを言ってくれるんだ。この腹黒いっていうのはなんだ。

omi 「あんたさあ、その腹黒いっていうのは何なのよ」

M 「どうみてもomiは腹黒いぜ」

これって知らない人が聞いたらどう思うか。どうしてこんなに言いたいことをお互いに言えるのか。恐ろしきおばんば。

M 「でもさあomiはパソコンはよく勉強していると思うよ。私はうそは言わないからさああ」

omi「はっきり言って今さらそんなこと言われてもうれしくもなんともないね。あんたさあ、こんどみんなでツアーくんで韓国に行くときにのけ者にするよ」

こうなると女子高校生もびっくりの恐喝だ。

M 「私も行くよ」

Mは言ったけど、私達2人がツアーを組んでも誰も同行しないのは目に見えてるなあと思いました。

私の友達からの評価はひどいものばかりだ。Uは我が家でMXTVKが受信できるといったら

「どうやってずるしてみられるようになったの?」


と言ってきた。ずるっているのもすごいですよ。しかもずるして腹黒いってことは私は極悪人のようじゃないか!!!

 いとこがニューヨークから一時帰国している。彼女はもうニューヨークに住みはじめてから3年がたつ。今はセントラルパークの近くのアパートに夫婦で暮らしている。自宅からセントラルパークが見えるという、よだれがたらっとでそうな環境である。自宅から会社までは地下鉄で40分ぐらい。会社はあのグランドゼロの横だ。そのいとこはニューヨークの韓国ビデオの話しをしてくれた。日本人向けのビデオレンタルには冬ソナがありいつでも借りられるという。やっぱし、と思っていたら送ってあげようかという。だってレンタルビデオやじゃない。いやいやそうではなくチャイナタウンにいくとコピーが売っているそうです。あのきびしいアメリカでコピーや?アメリカのビデオって作品がはじまる前にFBIの警告がでてきたりして超きびしそうじゃない。しかし実際にあるということは法の目をくぐりぬけて堂々とコピーしちゃっているということか。それを聞いて私はニューヨークに行きたくなった。香港のときと同じ理由だというところがすごいんだけど。ニューヨークのチャイナタウンに韓国ビデオを買いにいく!これこそ真の国際人ですよ。ちなみに私は叔母に香港の安いコーヒーをあげたのだが、いとこからはゴディバのコーヒーとディオールの新しいパッケージの口紅をもらった。今度はこのような高級品はいいのでぜひ韓国ドラマのコピーを。。。

 友達が韓国に行ってきた。おみやげにいろいろなものをいただいた。韓国のりにキムチ、梅、とまるで私が韓国に行ってきたようだ。韓国のCDVCDも貸してもらってそれが超超うれしかった。アンジェウクのVCDはちょっとお宝ものですね。アンジェウクのアルバムは韓国にも第4集しかなかったそうだ。1,2,3はいったいどこにあるのやら。。。(やっぱニューヨークかな)おみやげありがとうございました。



今週のOMI家

2004年7月3日

月曜日と火曜日に続けて映画に行った。私は映画を見に行くことはあまりない。できれば家でのんびりビデオを見てたほうがいい。しかしここでこんなに根性がはいったのはブラザーフッドとハリーポッターがいっぺんに公開されたからだ。これは両方とも前売り券を買った。前売り券を買うというのも初めてかも。今回は夏休みにはいってからは混むだろうしレディースデイも混むかもという予測をたて平日に行った。

まず月曜日はブラザーフッド。韓国でこのような映画を作るというのはやはり時代が変わったということなんだろう。最近、韓国では旧日本軍の従軍慰安婦を題材にした映画(ドラマ?)も作られたという。これがちょっと前なら反日運動の目玉になっていたかもしれない。しかしこれらの映画が作られ、歴史を客観的に見ていくという韓国人とともに、私達も韓国で起こったことを知ることができるのはとても有意義なことだ。日本の学校での歴史の時間はだいたい昭和まで行く前に1年が終わる。すごくがんばっても第二次世界大戦ぐらいまでしか授業でやらない。その後におこった朝鮮戦争は日本の歴史教科書では日本の軍需景気いうことぐらいしか教えてもらわなかった。(か私の頭にはいってこなかったか)ブラザーフッドでその歴史がわかるわけではない。しかしこの戦争の背景を知ろうと思った。これってアジアを知らない日本人にとっては大きな進歩だろうと思う。とにかくこの映画にチャンドンゴンとウオンビンを起用したのは大正解だ。これで若い層(私が含まれるかどうかは疑問ですが)がこの映画を見る。もしこの2人が出演していなかったら、この映画は年寄り向き映画になっていたかもしれない。実際、渋谷の映画館にはお年寄りがたくさんいらしていた。彼らはチャンドンゴンやウオンビンではなく歴史を見にきたのだろう。若い人気俳優を起用して映画を若い層に見せる。そういう意味でこの映画の日本公開は意義深い。ただ残念なのは戦闘シーンが多くて、その画面がものすごくはやく、後半は画面を追っていくような結果になってしまったことかな。戦争が始まる前のソウルの町並みはものすごくよくってこのロケ現場に行ってたいと思った。

ハリポタは3作とも劇場で見た。この映画は次男Tに言わせるとそんなおもしろくないというのだが、もろイギリスで本当に本当に素敵だ。3作目も大感激してしまった。主役の3人は大きくなってそれもとてもよかった。この作品をスタッフがどのように大切にしているのがこの3人の成長でもわかる。この映画を見るとイギリスに行きたくなる。映画館も平日なのに混んでいた。ハリポタがいかに人気があるかよくわかる。

恐ろしいころにハリポタを見たとき、おやじが隣に座った。おやじが平日の朝からひとりでハリポタを見にくることも気にいらないが、このおやじが映画が始まると靴下を脱ぎだした。本当に腹がたった。これから見るぞという時に隣でごそごそしちゃって、いすは揺れるし、こういうのが本当のくそおやじだ!!!映画が終わりそうになるとこんどは靴下を履きだした。馬鹿くそおやじ。静かに見られないか!!!!

川崎のチネチッタの前で映画のロケをしていた。赤いスポーツカーに怪獣が2頭のって戦っていたのだ。上映前でそれしか見なかったが、なにか得をした気分だ。かえってきてから長男Tに
「今日、チネチッタの前で怪獣が戦っていたぞ」
というと、
「警察に電話したか」
と言われた。

 土曜日は次男Tのクラスの懇親会と安藤優子の講演会に出席した。クラス会の方は新宿高島屋の前のイタリアンのお店でクランベリージュースがおいしかった。この日わかったことはクラスの英語の平均点をそのまま鵜呑みにしてはいけないということだった。私が座ったまわりにも4人の帰国子女の母たちがいた。イギリス、アメリカから帰ってきた子が同じクラスにいればそれは英語の平均点はあがるでしょう。それなのにあれだけクラスの平均点が悪いということは足をひっぱっている誰かさんがいるということなんだ。これはたいへんなことになるぞ!(すでになっているかも)

 帰ってきてから次男Tにこのことを話した。
「ああ、あいつらはレベルが違うんだよ」
そんなに簡単に言うな、と母は目をつりあげる。
「俺達なんか、えっ?お前28点?なんでそんなに頭いいの?って会話だよ」
それは自慢しているんですか?

 安藤優子さんはテレビキャスターだ。その講演会が朝日カルチャーセンターであるというので友達が誘ってくれた。ご自分の若いころの経験談などを話されておもしろかった。彼女は私よりはもちろん若いけど、とてもその年齢とは思えないほどはつらつとしていた。うらやまし〜〜。休日も仕事をしていて仕事が好きだというのがすごいと思った。人の話を聞きに行くのってなかなかいいなと思った。

 韓国語のフォントをお試しでいれてあったのだが、期限切れになってしいまった。なかなかこのソフトは気に入っていたので、いざなくなってしまうと困る。(とまではいかないかーそれほど韓国語はわかるわけではないので)しかしちゃんと期限切れになると使えなくなるなんてなんてソフトって頭がいいんだろう。新宿に行ったついでにこのソフトを買いにいったらななななんと1万5千円もした。なぜこんなに高いの!!ホームページビルダーも1万円近くした。学割を使うと3千円ほど安くなるらしいが、それでも6千円強だ。結局、この日はどうしても必要なプリンターのインクだけしか買わなかった。インクだって6千円近くする。なんでこんなに高いんだ!!金持ちのための金持ちによる金持ちのパソコンかと叫びたかった。

 友達のUからメールがはいってきた。

「おまえのところは息子のレポートを親が書いて、息子も息子だし、親も親だ。常識ってものがないのか」
馬鹿いっちゃって。うちは親がレポート書くから、五反田を(ごそりだ)ということはないんだよ。

 レポートを書くなんて平気でここに書いて、みんなに配っていたけど、中にはご主人が大学教授の方もいました。どうぞご主人には御内密にお願いします。おかげさまでレポート20枚タイプ終了しました。


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