今週のomi家

2004年6月26日

眠れない時に使うグッズ紹介というテレビの番組をしていた。長男に

「あんたは必要ないね」


 と言ったら、

「必要だよ。授業中寝られないんだよ。」

と言われた。やっぱ必要ないわ。

 次男が私の手を見て、

「なんで手がてかってるの」

と聞いた。てかってるというのは、ぴかぴかして光っているみたいな感じのことを言うらしい。そういわれて次男の手と比べたら、手の甲がつるつるとしてちょっとてかっていた。がさがさじゃなくっていいじゃないと私は思うのだが、次男が言った。

「気持ち悪い手だな。まるで爬虫類みたいだな。そのうち脱皮するのか」

私も脱皮して若くなれるならしたい。あまりにも突拍子もない発言に大笑いしてしまった。これはomi家だな。

 そして一晩たった。電車に乗っていてふと気づいた。昨日、なにかで大笑いしたけどなんであんなに笑ったんだっけ。蒲田から有楽町まで考えたがわからない。自分が大笑いしたことだけなんとなく覚えている。しかも相手が長男だったか、次男だったかも忘れてしまっている。夕方、長男が先にかえってきた。

「昨日、私、大笑いしたっけ」

長男はなんのことかわからず不機嫌だ。

「本当に大丈夫か。外にいってあまり話すなよ」

親子で同じことを思っているあたりがすごい。そしてコンピュータをつけた時にふと手に目がいった。あっそうだった。笑いの種は脱皮だった。いやあ本当に何をやるにしても大変だわ。

 次男が朝、学校に行く時に言った。

「今日は地理がある。うれしいな」

あれっ?地理が好きだったっけ?

「今、どこやっているの?」

母はちょっとうれしくて聞く。

「いや。知らないよ」

「じゃあなんで地理がうれしいの」

今度は声を荒げる。

「地理の時間は寝られるんだ。一時間目はしゃべる。でも相手も疲れるから二時間目は寝る。そして三時間目に備えるんだ」

「三時間目は何なの?」

「柔道」

そりゃ、柔道の時間寝ることはできないでしょ。去年は水球の時間が一番楽しかったらしい。今年は柔道か。こんなに体育が好きなら体育学校に進学させたいが、そういう能力は備わっていない。そしてその日帰宅して息子は言った。

「柔道のテストすごくいい点だった」

試験を一週間後にひかえて、体育だけ点数を伸ばそうとしている息子はいったい何なんだろう。(そういえば柔道着、今学期になって一度も洗濯してません。めちゃくちゃ臭いんじゃないか)

 先々週の父母会の時、先生が言われた。

「もし個人面談を早めにやりたい方は申し出てください」

次男の学校では毎年、夏休みにはいる前に個人面談がある。そうだな。はやく面談を終わらせたいなと思った。次男に早めにやってもらうように先生に言うように指示したがまったく無視されていた。それが今週になって息子は

「やっぱり早く面接しておいたほうがいいな」

と突然言い出した。だから前から言ってたじゃない。でも突然はやく面接をしたいのには何かわけがあるに決まっている。まあ早いにこしたことはないか。

「今週の土曜日やってもらうように先生に頼みなさい」

「わかった。でも土曜日は試験一週間前をきっているけどいいのかな?」

言い訳ないでしょ。それをはやく言いなさい。試験一週間前になって面談やりたいですなんて言ったらまた目立つでしょ。本当に少しはものごと考えて行動してほしいよ。母のトーンが高くなる。

「だからはやくやろうっていったじゃない」

それを完全に無視して

「そうだな」

とのんびり言う息子に何も期待はできないなと改めて思った。

 ペヨンジュンの愛の群像のビデオを見終わった。最初はつまらないドラマだなと思っていたが最後はなかなかよかった。しかし44話まであるこのビデオ、15巻をレンタルするというのはものすごいエネルギーがいる。貸し出し中の時が多いし、はっきりいって金額だって馬鹿にならない。よく友達とも話しをするのだが、この韓国ドラマのブームって誰かの陰謀ではないか。しかしどのように解釈しようともみたいものは見たい。この欲望のために今回は家庭生活を省みず、約2日を平日にもかかわらず最後の4本のビデオに捧げてしまった。しかもこの4本はビデオ屋にはいって、いつものように

「ないない」

と棚を見ているときに、店員さんがビデオケースにビデオを戻すところだった。ゲットしたときは宝物をまた得たような気分だった。ついでにご近所さんにもこの幸運をおすそ分けして、彼女もまた生活を犠牲にしてこのビデオを鑑賞した。ビデオの内容よりも借りるまでの話しに重点が置かれることが本末転倒かも。

 友達が台湾に行ってきた。私は香港と同様に台湾でも安い韓国のVCDCDが手にはいるかもしれないと思い、ずうずうしくも彼女に

「アンジェウクの安いCDVCDがあったら買ってきて」

と頼んだ。私の安いという感覚は500円とかせいぜい800円ぐらいまでのことをさす。ところが彼女は一番新しいアンジェウクのアルバムを買ってきてくれた。

「えっ?これってめちゃくちゃ高いんじゃないか」

彼女が言うにはどのくらいが高くてどのくらいが安いかわからなかったという。しかもアンジェウクに関しての品物はそれしかなくって、これにしようと思ったというのだ。本当に申し訳ありませんでした。私は反省しつつありがたくそのお宝CDをいただきました。このCDものすごくいい!!中国語でアンジェウクの解説まで書いてあって漢字が読める日本人でよかったと思った。大切にします。因みに台湾でもアンジェウクはものすごい人気らしい。

 木曜日に銀座にお中元をだしに行った。途中でブラザーフッドの前売りを買ったり、鳩居堂に寄ったり、銀座まで行くとあそこもここもといくところが多い。この日から参議院の選挙活動がはじまっている。銀座の目抜き通りを候補者を乗せた車が通る。半分身を乗り出して手をふる候補者。そんなに車から身を乗り出したら危ないじゃないか。初対面なのに信号待ちしている私ににこにこされても困る。しかし選挙運動って不思議だと思う。その候補者が何をやろうとしているのか、何をやってきたかが大切なんだから、こんなに手を振ってもらっても貴重な私の一票がそこにまわるとは思わないんだけど。

 次男Tはとっくに試験一週間前にはいっている。しかし相変わらずよく寝る。

「いつまでもフーテンの寅さんじゃだめだよ」

と叫んだ。しかし余計なことは言わないほうがいい。

「フーテンの寅さんってみんなに愛されているんだよ。え〜〜ながれ〜〜ながれて〜〜」

としゃがれ声で演じはじめた。試験のたびにあきらめてはいるのだが、あまりのひどさに一言いいたくなる。

「馬鹿」

「ばか〜〜とは〜〜いわないで〜〜くだ〜〜さ〜〜い」

あまりに馬鹿すぎるので言った。

「そんなに勉強がきらいなら進学はしなくてもいいよ」

結構私はこの時、本気で言った。息子はしばらく黙っていた。が言った。

「桃食べたいな」

馬の耳に念仏、ぬかに釘というのはこのことかな。

毎日暑い。保育園の子供もばて気味です。



今週のomi家

2004年6月19日

見られないと騒いでいたVCDが見られるようになった。何もしていない。要はこのパソコンをまだあまり知らないだけだったのだ。あんまり書くといやがられるかもしれないが、アンジェウクの上海コンサートがとてもいい。本当に素敵だわ。ソウルでも釜山でも上海でも香港でもコンサートがあったら絶対に行きたい。(50歳を目前にして狂い咲きしはじめた状況であります)。話題のペヨンジュンのスキャンダルのVCDも見た。あまり若い子にはお勧めできない映画なのかもしれないが、きれいだし、韓国の歴史映画を見るのははじめてだったがなかなかよかった。一番興味をひいたのはこの時代にキリスト教の伝道がされていたということだ。Mによるとカトリックは中国からはいってきて迫害されていたということだが、映画ではミサをしていたし、奉仕活動もしていた。日本と迫害のされかたが違ったのかなあ。Mとは長年のお付き合いになるが韓国の歴史の講座をしてもらったのは始めてだ。これが面白かった。すこしづつまた聞いていってしまおう。

長男Tは親戚のことを何もしらない。知ろうともしなかった。ところが今回、ニューヨークにいる私のいとこの話になったところ、突然、

「その人ってオレの何頭身になるんだ?」

と聞いてくれた。しかも言ってしまってから

「何頭身って頭のことだっけ?」

とまた言った。私はずっと黙っているのに

「2頭身ぐらいかな」

と続けた。こういうのを墓穴を掘るというのかなあ。息子には何親等というのだと一応教えたのですが、あまり聞いていなかったような気がする。お願いだから外にでたら黙っていてほしい。

 長男はもうすぐ前期試験というものがある。そして言った。

「都市計画のレポート書いてくれない?」

「いくらだすの?」

こちらも、もうタダで勉強の手伝いをするのはいやだ。

「じゃあアルバイト料だすか」

これが親子の会話か。なんで私は息子に雇われなくっちゃいけないんだ。

「ところでどういうレポートなの?」

「都市のイメージってあるでしょ。それを書いてくれればいいんだよ」

これが何を意味しているかさっぱりわからないが、そんなことでは驚かない.

「それだけじゃ書けない。」

と言うと、

「えっ!書けないの?」

と言われた。それでも母は驚かない。

「横浜とかお台場とか幕張っていうと何かイメージがわくでしょ」

いいや。わきません。しかもそこまで言っておきながら、

「照明にしようかな」

とさらに訳をわからなくした。しかし今までもレポートは専門以外のものはだいたいこういう説明で書かせて頂いた。(ただ大学にはいってから頼まれるのは初めてです)だから母も真剣に息子の言うことを聞いてはいられない。息子はさらにわけのわからないことを言い続けていたが、最後に

「じゃあプリント渡すよ」

と言った。最初からプリントさえもらえばいいんですけどね。母は一応このレポートを請け負うことにした。ついでに友達の分も注文をとってきてくれるとアルバイトできるんだけどと思ってます。

 あれだけVCDが見られないと騒いでいたのに、なんとVCDDVDのコピーの仕方を覚えてしまった。日本のDVDはしっかりガードしてあってコピー不能ということもわかった。これってCDディスクもパソコンも頭がいいってことなんだ。中国や韓国のVCDはまだそこまでガードが固くない。香港ではちゃんとコピーやさんというのがあってそれで十分だそうだ。いろいろ話しを聞くのだが、先日までVCDとは何かよく知らなかった私にはエベレストのふもとにいるような感覚でひとつづつ覚えていっている段階だ。

 アンジェウク(もう何回も登場していただいてますが)のグッドバイマイラブのビデオを全部見終わった。3日で8本みた計算だ。要するに家事をほとんど放棄してビデオに没頭しなければこれだけのビデオを見ることはできない。しかしビデオやにビデオがある時に借りなければ、また何回も足を運ぶことになる。土曜日には6本を一度に借りてきた。その日はまずビデオやに行くときの心構えが違った。午前中に借りられなかったら、バスの一日乗車券を買って、その日のうちに3回はビデオやに通おうと決心してた。しかしこのように気合をいれていく日は比較的すぐにビデオが手にはいる。グッドバイマイラブが前日までに私が借りていた2巻をのぞいては全てそろっているのを見て、まるで宝物を手にいれたような気分だった。レジのお兄さんに一度に何本借りられるのか聞いて8本までOKという確認をして、全部手にいれたわけだ。おかげでアンジェウク様づけの土曜日だった。

 香港で50ドル(800円ぐらい)で買ったアンジェウクの上海コンサートの画面を見入っていると次男がやってきて

「なんだこいつ。飛び跳ねながら歌っているよ。まるで蛙だな。そこにいくと布袋さんはかっこいいよな」

布袋さんとは布袋寅泰のことだ。今一番次男が力をいれている歌手らしい。しかし何も母が喜んでみているパソコンの横にきてアンジェウク様に向かってこんなことを言うことはないだろ。本当に親子の断絶だよ。

 靴下というのはなぜ離散家族になってしまうんだろう。履いているときは絶対にひとつの足にひとつの靴下をはくのに、それを脱ぎ洗濯して片付けるという動作の過程でわかれわかれになってしまうのだ。こんなことって我が家だけのことなのかといつも不思議に思う。今、生き別れになった靴下は我が家には10枚ぐらいあって、再開できる日を待ち続けている。靴下を脱ぐ場所は決まっているのにどうしてそれが息子のかばんの中からでてくるのか私は知りたい。

 日曜日は高校時代の友達に会った。正確に言うとひとりは高校の時同じクラスだったが、もうひとりは大学の時同じクラスだった。私が行った高校は大学もつながっていたから、高校時代の友達イコール大学時代の友達ということになる。この2人は前にエリッククラプトンのコンサートで登場した私の音楽の師匠だ。今回は新宿のキハチイタリアンに行った。ここはYが行きつけの店でおいしいものをよく知っている。しかもお店の方でもお得意様になっているYがおいしいものをアレンジしてくださいと注文するとおいしいものをきれいにアレンジしてだしてくれる。本当に幸せだったわ。また誘ってね。


今週のomi家

2004年6月12日

2泊3日の旅行だったが疲れた。行く前の日も仕事、帰った次の日も仕事というのが大変なのかもしれなかったが、疲れがとれない。旅行というのは前日までの準備もある。昔はそのようなものはなくぱっと行動できたのだが、息子の制服がちゃんとあるかなど細かいことをチェックしておかなければならない。帰ってきてからも山のような洗濯物(息子たちに洗濯はしろといったのに無視された)を家にはいった瞬間からやり、自分の後片付けなど休む暇がなかった。しかもテレビの韓国ドラマは見逃すわけにはいかないし、慢性的に眠気が襲ってきて、このようなことは久しぶりだと感じている。

香港からは夕方の便で帰ってきたので、家に着いたのは10時過ぎだ。両親は荷物を家に運ぶのが面倒くさいのかスーツケースを2つとも私に託してタクシーを降りてしまった。私はスーツケース2つ、ボストンバッグ1つをかかえようやく自宅にたどりついた。あまりの荷物に玄関をピンポーンとならした。次男Tがでてきた。

「えっ?今日帰ってきたの?」

私は日曜日に帰ると何回もいいました。本当に何も聞いていないんだわ。息子たちのおみやげはTシャツだったのだけど、一番喜んだのは昔よく買っていたミッキーやグーフィーの顔がついているキャンディーだった。こんなものでよかったのかと拍子抜けだ。スターフェリー乗り場で買った広東語の「二十世紀少年」も次男にはうけた。これって「ドラゴンボール」あっただろ、と当時幼稚園だった息子は妙なことを覚えている。本当に安上がりで何よりだ。

旅行のことは後日書くことにする。この旅行中に写真を8本撮った。その現像ができあがった。なんと母の写真が3分の1占めている。どこにいってもここで撮ってくれ、今度はこういうポーズでとか要求が多かった。父の写真なんか10枚ぐらいだ。私の写真はホテルのフロントで3人でボーイさんにとってもらった写真が1枚である。この写真を見るとどうみても私はこの2人の付添い人かお手伝いさんだな。とても娘ではない。あとは景色などの写真だ。それを実家に届けた。母に言われた。

「えっ!写真これだけなの?」

私のほうが「えっ!」である。そして今度は写真を見て、

「これはよく撮れているから葬式用にしよう」

と言い出した。母は10年ほど前から葬式用の写真がいっぱいたまっている。気に入った写真はそのたびに葬式用としているが、葬式は1回しかやらないでしょ。

 息子たちに香港の写真を見せた。これは記憶力テストのようなものである。長男Tは小学校3年までいたのでよく覚えている。バンブーの近く(旅行記で読んでください)の階段まで記憶がある。次男Tはバンブーのエントランスがすぐにわかった。プレイグラウンドの写真を見て、

「ここ、なめくじいたところだ」

と言った。記憶はおもしろいものでその年にあったことで覚えている。長男は前に香港にいった時、

「ここに亀がいた」とか

「ここに人参が植わっていた」

ということを連発していた。幼稚園と小学生の記憶というのはものすごく違う。次男はもうミニバスなども記憶にない。(トラムは覚えていたが)長男は3年までいられてラッキーだったのかも。

 月曜日に友達に頼んであった息子たちの携帯電話が届いた。フォーマーのメール使い放題というのに変えたのだ。これに変えたのでもうあまり携帯電話代がかからないと思っていたが、長男は電話の方を使っている。思わず

「メールにしろ」

といってしまった。なんでもサッカーのチケットが手にはいったということでまいあがって連絡が頻繁になっていたようだ。全てメールを使うようにというのが母のささやかな願いです。

 土曜日はパソコンのホームページ作成教室というのがお台場のTEPIAデジタルプラザであった。さわりの部分だけの講習だったが、なかなかおもしろかった。大井町からりんかい線で行ったのだが、バスの待ち時間や東京テレポートの駅から迷ったりして5分遅刻した。お台場ってにぎやかなところを一歩はなれるとここが東京かと思うぐらいがらんとしている。広い道路にだれもいないのが奇妙に感じる。けしの花がさいていたりなかなかいいなあと思った。講習が終わると(終わりかけたところで抜け出してきた)次男の学校の保護者会に行った。教室にはほぼ全員そろっていて、先生ももういらしていた。息子ともども迷惑をかけてすみません。

 去年の次男のクラスはオールスターのメンバーがそろっていた。なにかあると次男のクラスということで生徒たちは多いに楽しめたらしい。先生が言うには今年の事件第一号は我がクラスではありません。とのこと。担任の先生は去年と同じ先生なので、なんとなく先生のほっとした気持ちが伝わる。全体会では進路指導のことが集中して話されたが本人に勉強するように言ってもらう方が先だと思うのだけど。。。。

数学で漸近線(ぜんきんせん)というものがある。次男がこれを授業で習った。先生が「ぜんきんせんとは」と説明し始めた時に、ひとりの子が叫んだそうだ

「ジェンキンズさん?」

これを聞いた母はomi家がパッと頭に浮かんだ。次男に

「ぜんきんせんってどういう字?」

と尋ねると

「なぜ?」

と警戒された。このごろ自分がomi家のネタにされていることに気づいてきたのかもしれない。


今週のomi家


2004年6月3日

29日、金曜日に池上のつたやに行った。なぜこのように細かに日付まで書くかといえば、28日に韓国ドラマ、アンジェウクのGood Bye My Loveのビデオがでたからだ。このビデオがこの日にでることは知らなかったが、店をチェックしていたら見つけたのだ。ところが4巻のビデオは前日の貸し出し開始にもかかわらず、全部貸し出し中だった。それまで知らなかったこととはいえ、ビデオが借りられない!!!と騒いだ。日本の韓国ブームは本当に何回もいうけどすごすぎる。ビデオやは一番いい場所に韓国ビデオのコーナーを作っている。私のようにそれにはまる人がいるからこうなるんだなと思いつつ、Good Bye My Loveをどのようにゲットするか思案中だ。(韓国ドラマのビデオってなかなか借りられないのです)

ホテリア公式ガイドブックが届いた。ネットで買い物することなどめったにないのだが、ほしかったので買ってみた。しかしだ。これが2100円か。サイズはNHKの語学テキストとあまりかわらない。表紙は硬くて立派だけど、内容も今ひとつだ。えらくがっかりした。主人公のドンヒョクが父親に会いに行ったシーンの江原道の港町の地図とか、ドンヒョクとジニョンが会った教会の場所とかなぜ載せてくれないの。もっと細かく取材してよ。はっきりいって私だってもっといいもの作れるわよ。といいたかった。そこにいくとNHK出版からでている「美しき日々」のドラマガイドはよくできている。ミンチョルの家の行き方まで取材している。視聴料を払っているだけのことはあるかな。

MXテレビからお知らせがきた。6月5日から台湾ドラマをやる。ラベンダーという題で夜10時から全15回だ。また楽しみが増えるわ。

http://www.so-net.ne.jp/k-drama/lavender/

MXテレビは「秋の童話」をNHKの冬ソナよりもかなり前に放送したし、今はやりのものを見つけるのがはやい。絶対にいい人材がいるんだと思う。日本の放送界って、一般的にとても見方が狭いんじゃないかと常々思っている。NHKも冬ソナがうけたので、NHKが韓国ドラマに火をつけたように言っているが、それは大きな誤りだ。台湾や香港などに比べるとずっと遅れている。しかもMXにも遅れている。NHKは視聴者の数をまとめてとれるので、番組にそれほど工夫がなくてもなんとかなるのではないかとさえ思う。韓国ドラマがこれだけアジアではやっているのに、日本の放送局はそれを見逃してきた。まだまだ見逃していることってたくさんあると思う。マスコミはもっと世界の流れをみてほしい。あとドラマのことに関していえばどうしてこのように韓国ドラマがはやっているか、日本ではどうしていまだにERに匹敵するようなドラマを作れないのか考えてほしい。

さらに韓国ドラマのことばかりでなくて、ニュースのありかたにも思うことがある。日本にはCNNのような局がない。ケーブルであるにはあるが、CNNのような力を持つまでにはいたらない。香港にいたときにCNNがすごいと思ったのは、世界中のどこのニュースも映像にしてしまうことだ。インドで洪水があったら地上からの映像がまにあわなくてもとりあえず上空からの様子を画面に流す。日本で世界のニュースを見ようと思うとNHKBSかもしくはケーブルだろう。しかも「これは日本時間の何時のニュースです」というもので生ではない。この情報の差が日本のすべてを物語るような気がしてならない。世界の国々がどのようなニュースの流し方をしており、どのように人々がそれを受け取るようなシステムになっているか。日本はこれだけやっているということではなく、世界はこれぐらいやっていて日本はこのようにしているという基準を明確にしていかなければならないと思う。

結構、批判ばかりしましたが、日本のアニメは最高だと思うし、ドキュメンタリーなどもいいものがたくさんあります。褒めの行数が少なくって申し訳ないけど私はどんなに批判をしてもやっぱ日本のテレビって好きだわ。

特にMXテレビにはがんばってもらいたい。

友達の息子さんがアメリカの高校を卒業した。香港のときに一緒に息子たちと遊んでいた子だ。それが超かっこよくって、アメリカの高校を卒業したのだ。もうそれだけで私のランキングの中の上位にはいるわ。香港のときの息子の幼稚園の友達がどのように成長していくか本当にわからなかったけど、みんなそれぞれの道を歩んでいる。こちらも年をとったんだなあと思います。

A君、おめでとうございます。

次男Tは今日は模擬試験だそうだ。何の科目を受けるのか本人もしらない。
「どうせ模擬試験だから寝てしまおうかな。」
 あれだけ寝てもねたりないのか。とにかく英語は勉強しろといったのですが、本人がいうには、時間がないそうです。少しはおきて勉強しなよ。

次男がテグキのパンフレットをくれた。何かあるのではないかとちょっと恐ろしい。(やっぱありました。英語の中間試験が超やばいそうです)

明日から香港にいくので、その前にomi家をだそうとしたんだけど、前回からまだ3日しかたっていない。いくら馬鹿家族といっても、3日でおもしろいこと満載にはなりませんでした。ひょっとすると来週は疲れていてお休みになるかも。息子たちは私がいないのでうきうきしているし、(長男にはたった3日かといわれました。)主人は飯代おいていけというし、本当に自分勝手な家だわと思います。

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