今週のomi家

2004年2月20日

この今週のomi家を書くためにいつものように先週の分の貼り付けをした。そうすると題名も書かなくっていいし、文の字体や大きさも選ぶ必要がない。(はずだった)しかしそれがうまくいかなくってなんと先週の分がすべて消されてしまった。コンピュータを使い慣れないとこういうことが多々おこる。しかもこのバイオにまだ住所録を写していなかったので、先週号に限って誰にも送信していなかった。また友達にお願いして、送った分をしばし返していただかなくては。(申し訳ありません)

オハイオのポールからなんと「風と共に去りぬ」のビデオが送ってきた。ダーレン(ポールの奥さんでリサのおかあさん)の同級生が「風と共に去りぬ」にでてくる子役のボニーのご主人(はじめボニーと言われても誰だかわからなかったけど、スカーレットとレッドパトラーの子供で落馬してしまう女の子だという記憶をとりもどした)だという話がでたとき、私も私の母もその映画のファンなんだと書いた。もちろん素敵な映画だし、何回見てもいいと思うのだけど、ただひとつメールに書き忘れたのは、日本ではそのビデオが100円で借りられるということだった。ポールはもちろん日本の細かい事情など知るはずがない。こんなビデオ大国だということもおそらく知らないだろう。返信メールではものすごくお礼を言ってしまったけど、このように気を使っていただいて申し訳ない。この字幕のない映画はFBIの警告(よく読んでいないけど、日本のビデオと同じように商業目的でこのビデオを使うことを禁じるとか書いてあるのだと思う)からはじまる。「アメリカから来たのだな」と思う一瞬でした。

次男Tがクリオネのまねをしてくれた。学校でこんなことを習っているのかと思うとがくっとするけど、笑えた。手の平を胸元でひらひらするのはいいとして、なぜ顔がそんなにへな〜となってしまうんだ。

次男は体育の時間、水球をやっている。水泳の時間が4時間目で続けて昼休みも水球をやるらしい。生徒たちが昼休みまでやらせてほしいと先生に頼みこむほど熱がはいっているようだ。我が息子もいつも昼休みは寝ている(授業中だけでは足りないらしい)のに素晴らしいと感心する。授業中はチームを組むのだが、そのメンバーがいつのまにか人が入れ替わって、オールスターになっていたりするそうだ。要はやりたい奴は何度でもやっているということみたいだ。息子も他の授業とはうって変わって積極的にやっているらしい。先生も大変だと思うが、それでも昼休みまで、一緒に遊んでくれる(授業をしてくれるといった方がいいのか)のは本当にうれしい。エレベータの話から話題は水球にかわって私もほっとする毎日だ。

事務所の室長(これから韓国語風にシルジャンニンということにするーまるで暗号のようだ)は毎月の給料日前になると徹夜で全員分の給料計算をするそうだ。それを聞いて私は計算間違えをしないでしょうね。と思ったが、問題はほかにもあるそうだ。それは周りの人にいたわりの言葉をかけてもらいたいということである。シルジャンニンからなんとなく「今日はのどがかわくな。」なんて言葉がでたら、「それは徹夜でお疲れですからですよ。大丈夫ですか。」とかなんとか言ってもらいたいらしいのだ。なんか幼稚園の子みたいでかわいいじゃないですか。この声かけ要求モードをパターン2と呼ぶことにする。Sさん(一緒にはいった同僚)は先週シルジャンニンが埼玉まで荷物を運ぶためにでかけるとき「何がいい」と聞かれて、何が「何がいい」のかわからなかったが、それはデパートに行くので、何か買ってきてくれるということだったらしいと、言っていた。なかなか複雑な言い回しでそれを解読する私たちもただそのまま言葉を聴いていたのでは、解読不可能な場合がある。いろいろなパターンを勉強して解読をより深くマスターすることが必須である。

長男Tは試験を受けるために2月はアルバイトをしないということだったが、はやくも試験はあきらめたようだ。受けるだけ受けてこいと言ったが、答えは「雨もふりそうだし・・・」ということだった。雨のために試験をうけないのなら、サハラ砂漠の真ん中にでもいけばいい。本当に受験料が無駄だろうが。毎日、家で暇なもんでニュースを見ている。やたらニュースに詳しい。今日は新生銀行が上場したとか、日常生活に関係ないことまで知っている。はやくアルバイトがはじまってくれることを願ってしまう。

長男の友達で同じマンションにハッシーという子がいる。中学の時からの友達で時々、一緒に遊びにいったりしているのだが、昨日、そのハッシーの写真をマンションの中庭で拾ってしまった。なんともおかしな話だが、何か写真が落ちていると思って拾ったらハッシーの顔だったのだ。そういえば長男も昔、テニスのメンバーカードをマンションの外の道で落としたら、近くの方が拾って届けてくださったし、鍵を学校で落とした時なんかは、ちゃんと落し物として届けられたばかりか、校内放送で「人力車のキーホルダーがついた鍵が届けられています」というのを、偶然学校にいた私まで聞いてしまった。世間はやはり狭いのかな。(人力車のキーホルダーは香港の時から使っているもので今もそのままです。やはり物を落とす子はこのように変わったキーホルダーをつけているのがいいのかも)

ご近所の方がすっかり韓国ドラマにはまってしまって、本を貸していただいた。日本では韓国ドラマの本が今たくさんでている。私もいくつかもっているけど、売り上げはかなりのものだろうと予測される。先日買った「美しき日々」のガイドブックにはロケ地の場所が詳細にわたってのっていた。今度ソウルへ行ったらぜひ行きたいという場所をここでチェックした。しかもこの本を読んだために最終回までのあらすじまで知ってしまった。これからの見所をチェックしたといえばかっこいいけど、新鮮さはなくなったな。

今は韓国ドラマはこの「美しき日々」と「ホテリア」、そしてあたらしくはじまった「星に願いを」をみている。日本のドラマはキムたくの「プライド」だけしか見てない。(このプライドという題名を今、忘れて新聞をみたーそれほど韓国ドラマのように熱がはいっていない)あとアメリカのドラマ「エイリアス」と「ホワイトハウス」だ。要はテレビに釘づけ状態の毎日だ。アメリカは昔から変わらずおもしろいドラマを作り続けていると思う。ストーリーがしっかりしていて楽しい。韓国のドラマは音楽が素敵だ。私がドラマのサウンドトラック版CDを買ったのは韓国ドラマがはじめてだ。これから放送されるだろうと思う「オールイン」や「夏の香り」までもう持っている。日本ももう少しドラマがんばってよ。

今日は土曜日、これから韓国語のテキストを買いにいきます。


今週のomi家


2004年2月1日
  

 はやくも2月だ。先週突然、アルバイトをはじめた。日曜日の新聞広告で12月にいっていためんたいこの店で事務員を募集している、という記事をみつけた。ちょうど月曜日に12月のお給料をもらいにいくので、一応履歴書をもっていったら、その場で明日から様子をみましょう、来て下さいといわれた。こんなに簡単に決まるものかと疑わしくも思ったが(なんせいつも年でおとされる)その2日後の水曜日から行ってみている。事務の仕事なんて何十年ぶりか、今もってできるかどうかよくわからない。そこの場所にいる人はベテランの女性のパートと年輩の室長という人なんだけど、4日間一緒にいてもどういう人かよくわからなかった。仕事はむずかしくはないけど煩雑だ。こんなの間違わないでできる方がおかしいと思うけど。また進展があったら書こう。

 月曜日は12月に一緒にアルバイトをやっていた人と田園調布のレストランにお昼を食べにいった。場所も便利だし雰囲気もちゃっとよかった。まあ記憶にとどめておく店だろう。そして次ぎの日、香港の時の一緒のフラットだったMiと銀座でお昼を食べた。一年分のお昼御飯をこの2日で食べたようなものだ。この銀座のお店はものすごくおいしかった。そして場所柄にしてはリーズナブルな値段だ。Miは今はメル友かな。彼女のホームページに私の韓国旅行記がのっている。彼女はコンピューターにかけては本当に私の10歩ぐらい前をいっているし、何に対しても勉強家である。このような人の刺激を自分の中にいれることは今とても必要だ。教育からイラクまで多方面の話しをして満足だった。食事の後、銀ブラをしていたら、テレビの取材をうけた。

『今後、日本で食料がなくなることはあると思いますか』

私は前から話すのがへただと思ってはいたが、本当に話しは苦手だ。(文句をいったりするのは得意なんだけど)いいたいことの100分の1もいえなかった。まあいずれにしてもこのインタビューが採用されるとは思わないけど。彼女はにこやかにインタビューに応じていてさすがと思った。

 次男Tが土曜日に帰ってきていった。

『今日は落書きを消す日だった。』

なんだそれは。131日。そうです。入学試験の前の日なんだ。こんな馬鹿な子ばかりの学校に親はさすがに子供をいれたくないだろう。そこで31日はとりあえず見場をよくするためにそうじをするのだ。自分の息子が入学試験の時はそんなことまでみなかったが、チェックをする親も多いのだろう。

『壁にボールペンで落書きをしたらきえなくて泣きそうだった。壁をけずって修正液でなおしておいた』

なんて荒手な方法だ。だいたいなんで壁にボールペンで落書きをするんだ。次男が言うには、そこはみんなが血を流した時に落書きする場所だそうだ。まるでヤクザの学校みたいだ。

『なんで血を流すんだ?』

ドイちゃんは鼻血をだした時,血で落書きしたしAは手をけがした時にやはり血で落書きした。そこで自分は落書きだけに参加したらしい。しかし血は落とせたけど、ボールペンは消えなかったのであせったそうだ。しかし修正液でなおした方がいいのか悪いのか微妙だな。

 念願のコンピューターを買った。ソニーのバイオだ。前からこれがいいかなと思っていたのだが、もう少し安くならないかなとも思っていてなかなかかえなかった。しかしADSLもひきたいし、なんといってもの塾からスキャナ用意してくださいといわれたので急いだ。今使っているマックはもうこれ以上何もできない。というのはなんとDVDスロットを壊してしまっているからだ。これで何年も使っていたのだからすごいですよ。スロットがこわれているのでADSLにもできないし、ハングルもうてないという八方ふさがりの状態だった。いざ買うという時はもう目をつむって『これ』という感じだ。息子達がはやくいろいろなことがわかってどれがお得かとか設定とかをしてほしい。もう少し休みたいよ。本当にコンピューターの日進月歩にはついていけないものがある。

 今、自宅に帰ってから、

『やっぱ高くでもこっちにすればよかったかな』

などと再び悩んでいる。(もうどうすることもできないんだけど)

コンピューターを買ってやりたいこと。

 1 昔の8ミリビデオをDVDにする
 2 音楽をCDにとる
 3 スキャナをマスターして写真をいれてみる
 4 ハングル文字を練習する(これはソフトをいれないと無理らしい)

とにかく何もわからないでやるというのはものすごく大変だ。しかもこんどこそ回線をADSLにして、韓国のドラマなんか見てみたいのでやりたいことは山積みだ。売り場で係りのおにいさんが何もわからないおばさんなんで、接続に行きましょうかと行ってくれたが15千円もかかるので断った。なんとか自分でやるわ。

 長男にあんたも接続とかちゃんとやってよ、と言ったら

『分担制にしよう』

と言われた。で、

「あんたは何をやるの」

と聞くと、

『とりあえず荷物を受け取っておくわ』

と言った。あんたは受け取るだけなの。要は分担制はあってなきがごとしといったところなのかも。

 コンピューターの接続は仕事に追われている私の係りとなった。なかなかうまくいかない。っていうか、(子供のまねですが)コンピュータの機能そのものがまったくわからない。なんでこんなにわからないんだろうと腹もたつ。何回も説明書を読んで、最後に長男に指摘された。入力は半角にしなくちゃだめだよ。じゃああんたが最初からやればよかったでしょ。このインターネットの接続だけで、2時間以上かかってしまった。そういえばこのマックは最初に設定してもらったんだっけ。しかしその前のマックはやはり自分でやってなんと丸一日かかってやっとプロバイダーに接続できたんだと、昨日思いだした。歴史はくり返される。この時点でまだメールは接続できていない。本当にこれだけできないと悲しいです。

 その私のみじめな気持ちと裏腹に長男Tはどんどんコンピュータを使いはじめている。家族3人のサイトを作って、(4人ではない)自分のサイトにはしっかりパスワードをいれて他の人は使えなくした。そしてどんどん音楽をダウンロードして、私などは指をくわえてみている状態だ。こんなにできるんだったら、接続もしてよ。私はVCDの見方とCDの聞き方がやっとわかった程度だ。VCDはこの日のために去年、ソウルに行った時に買ってきたものだ。『8月のクリスマス』『二重スパイ』『中毒』。『中毒』はこれから日本で上映されるイビョンホン様の映画だ。ソウルで買った時はそのVCDのジャケットを見て、店員さんに『イビョンホン?』と聞いて、題名も分からずに購入したのだ。(題名が読めませんでした)それが話題作としって、今になってやっと喜んでいる。これからしばらくはコンピュータに夢中になるはずなのだが、今だにこのように使い慣れたマックを使っているのは年をとったせいかな。

 今週はアメリカンフットボールのスーパーボールがおこなわれた。次男Tはアメフトに今、夢中だ。自分は友達の家に泊まりに行っており、私がビデオをとった。(いつもわりにあわないような気がする)そのビデオをみて、途中で飛んできた。

『おかあさん。今度のシャトルの打ち上げはいつ?』

なんで突然シャトルなんだ。

『野口さんがでている。次のシャトルの搭乗員がスーパーボールにでているんだ。宇宙飛行士になればスーパーボール、見にいけるかな?』

それは間違えなくみにいけるでしょうけど。。。

 オハイオの友達のおとうさんからメープルシロップが送られてきた。近くでとれるらしい。ものすごくおいしい。次男はPUREという単語を覚えた。ポールいつもありがとう。(ちなみにポールは日本語はできません)


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