今週のomi


20031224


 今週のomi家も今年最後になってしまった。


 あまり登場しない主人が週末に帰ってきた。しかし息子達はまったく喜ばない。長男は友達のところに泊まりにいっていたし、次男は日曜日は友達と約束があるといって早々とでかけた。私はひさしぶりの休みでそうじもしたいし、

「もうそろそろ帰った方がいいんじゃない」

と主人言った。考えればひどい妻だが、はっきりいって主人が帰ってきて子供達が喜んで話しをする時期はもう終わった今、この狭い家で顔をずっと合わせているのは考えものだ。だいたい主人は家にあまり興味がない。子供の受験した学校も知らないし、子供の修学旅行の日程もしらないし、子供の成績も知らないし、なんといっても言っておいた私の韓国の旅行日程でさえ、ちゃんと覚えていなかった。だから本当に元気で留守が一番という状態である。これから先の老後のことを考えるとくら〜〜いものがおしよせてくる。

 長男はやっと冬休みにはいり、アルバイトをはじめている。ダブルでしており、クロネコと郵便局のどちらも深夜のバイトだ。郵便局は高校の時、配達をしたことがあり2度目だ。こんどは仕分けらしいのだが、途中、仮眠の時間が2時間もはいりそれが苦痛らしい。妙に疲れるといっている。

クロネコは品川の集配所にまわされた。大森からネコバスというバスに乗って現地に行くそうだ。「なんかこの名前パクリじゃない?」としきりに言っている。深夜にもかかわらずアルバイトが80名以上いるそうだ。男の子はもちろん力仕事で、帰ってくるなり腕がふるえると大騒ぎをした。

「私の仕事がどのようにたいへんかわかるだろうが。」

と言ったけど自分の方が大変だとかたく信じている。新宿区の仕分けをしているらしいが、

「新宿は町が多すぎる」

とコメントした。

「歌舞伎町と大久保しか知らないんだよ」

という一言に母はまたどきっとする。朝帰ってきてすぐ寝る。朝ごはんが結構ポイントなので朝から味噌汁を作り、果物を用意してとこちらは本当に負担が大きい。でもそんなことはまったく無頓着で疲れたと風呂にはいり、(これも朝わかす)御飯を食べて、すぐに寝る。やはりどこまでもいい生活だなあと思わざるを得ない。

 次男は今学期の期末テストで数学が赤点だった。数学が赤点?とこちらもびっくりだったが、学年で下にはもう何人もいないという状況らしい。通知表も赤点を覚悟していたが、中間テストのポイントがあったので、なんとかまぬがれた。担任の先生が成績不振者の親の呼び出しを発表した。出席番号順で、はやい方なのでかなりどきどきしていたようだが、突然オまで飛んでしまったということで狂喜したらしい。成績不振者は赤点が3つか4つ以上の生徒らしい。それが7人もいたということで、私もなんとなくほっとしてしまった。まだもうちょっとだけ余裕がある。なんて低いレベルのほっとという気持ちなんだろうと思うけど、このような時が本当のほっとだ。

修学旅行の写真を持ってきた。なんで写真をとる時に髪をリーゼントにセットするかわからないが、髪をセットしてものすごくすごんで映っている。クラスでそこまでひどい生徒はいない。どう見てもやくざ関係のうつりかたである。それも全体写真だから、生徒全員にその写真がいきわたり、真面目な生徒はそれを親に見せるだろう。このあたりまで考えて母は倒れそうになってしまった。自分達でとった写真にはサングラスで映っているし、まともな写真は一枚もない。本人がいうにはその方がおもしろいというのであるが、おもしろいのはあんたひとりでしょ、と言いたい。

25日と26日は不整脈の検査が東京医大ではいった。検査当日の朝、どんぶり一杯御飯を食べていったら運動負荷試験(ベルトコンベアーの上を走り続けて脈を見る)の時に吐いたらしい。検査の係りの先生がものすごく恐縮していたが、本当のことはいえなかった。病院まで来た時にテニス部の顧問の先生がこの病院に入院していることを知らせてくれた。はやく言ってくれればお見舞いに行ったのに、検査が終わるとこそこそと帰って来た。息子と一緒だといつもこそこそしているようでなさけない。次男はこの検査が終わると10日以上暇らしい。本人は舞い上がっているが、またため息がでてしまう。長男が

「なんで次男Tにはアルバイトさせないの?」

と聞いてきた。

「あの子にアルバイトさせたらお金を全部つかってどれだけ遊ぶかわからないでしょう」

と言ったら納得していた。あっちにもこっちにもいいようにはいかない現状だ。

 
 香港の友達が奈良に帰っていたが、この帰国の最中に話しがはずんだことは前の週に書いた。最後に電話がかかってきた時にまた韓国の俳優のことになった。その日のNHKの6時のニュースがソウルからの中継で板門店での取材なども放映した。そしてあのイビョンホン様がテレビにでたのだ。そのことを話すと、彼女の娘のSちゃんは

「イビョンホンってあひるの口みたい」

と言っているという。なんてことをいうんだ。イビョンホン様に向って。彼女の情報によるとイビョンホンの妹さんはミスコリアで今は大学で演劇を教えているということだ。時々イビョンホンも講師でくるという事だ。私もぜひ聴講したいわ。テレビでみるとドラマでみる時よりもずっとかっこよくって、英語もうまいし、本当に素敵だと感動するのは年をとった証拠かな。テレビの中継のちょうどその時、友達から電話がかかってきて、テレビつけっぱなしで電話をしていたのだが、友達に

「あっ、イビョンホンだ。悪いけど電話きるわ」

と言ってしまった。友達はなんのことかわからずキャッチホンがはいったのかと思ったらしい。大変失礼しました。

アルバイトはやっと終わった。なかなか感じのいい青年がいることは書いたと思うが、よく話しを聞くと彼は大学時代、箱根駅伝の選手だったそうだ。結局、からだをこわして陸上部をやめたらしいけど、それまで大学で寮生活をしていたというこどだ。やはりどこかできたえられるとあのようにしっかりした若者になるのかなと思った。つくづく息子達の育て方を反省させられた。アルバイトにはいろいろな人がいるというのを見るのも楽しかった。保育園だとだいたい先生方のカラーって決まっている。今までものすごくはずれることはあんまりなかった。(だから居心地がいいのかもしれないが)でもアルバイトの主婦って本当にいろいろな人が世の中にいるなあと見られる場所だ。挨拶を絶対にしない人とか、しない方がいいと言っているのにあえてそれをする人とか、失敗をひとになすりつける人とか、このように文章にする時には材料がいっぱいになっていい。もちろん会えてよかったなあという人もたくさんいる。10才ぐらい若いとまだものすごく元気で、一緒にいてもとても楽しい。なかなかそのようなチャンスはないので、元気をたくさんもらっている感じがした。1ヶ月の短期ではあったが終わってみると楽しい毎日だったと思う。今は膝ががんがん痛いのでちょっとリハビリが必要からなと思うけど、また機会があったらやってみたいとも思っている。

 一ヶ月もアルバイトをしていると、めんたいこのどの箱がどのくらいの大きさが見当がつくようになる。そこでいろいろな段ボールをもらってきて棚を作った。これがうまい具合にCDラックになってものすごくうれしかった。(夜寝ながらどの箱とどの箱を組み合わせると棚になりそうだとか、引き出しになりそうだと考えるのも一種の職業病なのでしょうか?)今、家中段ボールである。これからまだ工作を続けてちょっとは美しい部屋にしたいと思っている。(まだ今は難民キャンプ状態です)そのうちに我が家が明太子の箱で一杯にかざられていることになると思うとわくわくしてしまう。(それもちょっとおそろしい)

 暮れもおしつまってきてなんとかなるんじゃないかとお気楽ムードだ。気持ちが暗いのはそうじをしなければならないという一点に絞られている。今日は洗濯屋にいって、家の片付けをして、おつかいに行ってとなにげなく苦手なことのくり返しをよぎなくさせられそうだ。なかなかよしって気持ちになれないぞ。


今週のomi



2003
1219


 とうとう風邪をひいてしまった。風邪をひいているのに職場が冷凍庫というのがものすごい。でも南極ではウィルスが生存しないというから冷凍庫の中にいる方がいいのかもしれない。と馬鹿なことばかり考えながら仕事をしている。

 香港に住んでいる私の韓国マイブーム火付け人が日本に一時帰国している。奈良に帰ってきているのだが、電話のはずむことはずむこと。昔、香港にいた頃は毎日のように会っていたのに、韓国の話題はあまりでなかった。彼女の故郷は釜山だ。彼女曰く、

omiさんが釜山に来たらどこにいけばいいのか考えているんですけど、案内できるかしら」

釜山があまりにも身近な場所なので、案内するところが思い浮かばないらしい。そういわれると東京を案内するといってもどこに行けばいいのかよくわからないのが現実だ。去年、山口県から友達がきた時、彼女がガイドブックで調べて来て、新宿で吉本の舞台があるというのを知った。彼女の釜山もそれと同じことだ。私はすかさず言った。

「大丈夫よ。私が案内するから通訳してね。行くところはウェド島とチネです。」

ウェド島というのは冬のソナタの最終回にでてきた島で、島の半分が植物園らしい。チネはロマンスのロケ地で桜がきれいなところだ。彼女も半分あきれていた。しかしあきれながらも新たな火をそそいでくれた。なななんと彼女が日本に帰国してCDショップをのぞいたら、韓国のドラマのサウンドトラック版のコーナーがあって、なななななんとそこに「美しき日々」のCDがあったというのだ。それをすぐに送ってくれた。一応 Made in Koreaになっているけど、ジャケットは日本語だ。しかも歌詞は日本語の振りがながふってある。前回、彼女が香港からわざわざ送ってきてくれた韓国ドラマのCDは広東語のジャケットで英語の振りがなだった。それにくらべるとずっと読みやすい。(悲しいことにハングルではぱっと読めないんです)毎日、朝に晩にそのCDを聞いて韓国に行きたいなあと思いにふけっているのだ。本当にまだ韓国の熱がさめないで自分でも困っている。しかも息子の友達のお母さまも韓国のドラマファンだということがわかってしまって、またそのメール友達が増えてしまった。イルマーレのDVDを貸してくれるということなので、今から楽しみだ。

 アルバイトはそろそろ暇になってきそうだ。このアルバイトで結構いい人達を発見した。ひとグループはアルバイトの男の子達で、ものすごく素直でどんどん仕事をしてくれて気持ちがいい。日本にもこんな子供がいるんじゃないと感激だ。(自分の息子があまりにもひどすぎるからかもしれないけど)特に今日(金曜日)にきていた男の子達は息子だったらなあと思う程いい子達だった。もうひとりは従業員の男性だ。こちらも27才というので、息子のようなものだが、やはり社会人の貫禄がある。この人がいいなあと思ったのは、先日残業で6時半を過ぎたことがあったのだが、その時、彼は他の仕事をしていて忙しかったのだが、わざわざ私達アルバイトのところまできてくれて

「ありがとうございました」

と挨拶してくれたところだ。本当だったらこんなに忙しい時にわざわざ出向かないはずなんだけど、そのわざわざというところに彼の人柄がでている。文章にしてしまうと些細なことなんだが、年をとるとこの動作だけで人柄がわかってしまう。人間ってちょっとした動作でその人の人柄や考えがでてしまって恐ろしいなと思うことがあるけど、今回の彼の動作がまさにそれだった。そのちょっとしたというところがミソだ。それは絶対に自然の行動だからだ。よく見ていると彼はどんなにぺしゃんこに言われていてもそれを受け止めているし、どんなに忙しくてもおだやかな感じで接してくれる。こういうのって親の躾がよかったんだろうかとどきっとしてしまうのだけど、なかなかこのように温厚な人物はできあがらないと思う。まあこれだけいい人を見られただけでも今回のアルバイトの収穫はあったかなあと思う。

 今週はチョコレートのいただきものが多かった。ひとつは香港の友達が送ってくれたリンツのチョコレート。これって日本では貴重な品なんです。少しずつ食べている。もうひとつは手作り超おいしいチョコレート。手作りで仕上げに抹茶の粉がかかっている。本当に申訳ないぐらいすぐに食べてしまった。めちゃくちゃおいしかった。もうひとつはアルバイトに一緒に行っている人がくれたオレンジピールのチョコレート。オレンジピールのチョコレートってひさしぶり。これもすぐに食べてしまった。今週だけでまたどれだけ太ってしまったかを考えるのが恐い。でもチョコレートの贈り物ってとっても嬉しい。だから私も先程、香港の友達が向こうに帰る時に持っていってもらうようにメゾンドプチフール(近くのお菓子屋)でオレンジピールのチョコレートを買った。喜んでもらえるといいんだけど。



今週のomi


2003
1210


 東京もやっと寒くなってきた。昔は1012日の本門寺のお会式というと寒くなるころというイメージであったが、今はその頃までは半袖で出歩いてもいい気候である。朝起きると真っ暗で6時半頃の朝焼けが美しい季節でもある。ここ数日、晴れていて空のきれいな日に何枚か写真をとった。ちょっと幸せな気分だ。

 次男は期末テストだ。中間だの期末だのいっても実力テストとたいしてかわりない。試験の前の日にノートがなくてあきらめる科目も毎回あるようだ。はじめこそ心配したが、もうこちらの心配がおいつかなくなってしまった。だいたい学校へ行く時にからっぽの鞄を持っていくか、ものすごーい荷物で旅行にでもいくような鞄を持っていくかの両極端の通学が続いている。鞄の重い日はマンガが2030册程その中にはいっている。貸してくれる方もそれだけの荷物を学校に持ってくるのだから、このような生活をしているのが、息子だけではなくて、確実にもう1人は学校内に潜んでいることになる。前々回のテストの時は、朝はやめに学校に出かけたが、五反田でビデオを返すのを忘れて、学校についてからまた五反田まで戻ったそうだ。もちろんテストが始まる前の時間の話しである。早朝までにビデオを返すと延長料金がいらないということなのだが、試験の前の日にビデオを借りるのもどうかと思うし、わざわざ学校まで着いたのに、また歩いて15分もかかる五反田まで戻ったのもため息ものだ。

 昨日は私が仕事から帰るとふとんに潜って勉強していた。

『起きてやれ!』

と喝を入れると、Tシャツとパンツの格好で布団からはいだしてきて、

『起きていると寒いんだよ』

と言ってくれた。

『洋服を着ろ!』

と言ったら制服を着た。本当に馬鹿なんじゃないかと心配した。試験中ははやく帰ってくるから、まず寝る。それからゆっくり御飯を食べてお風呂にはいって、また12時には寝る。これじゃ勉強している暇がない。普段より睡眠時間が多いぐらいだ。加えて、昨日は

『もうテニス部やめようかと思う』

とぐちゃぐちゃ言っていた。試験中に考えることかなと思うんだけど、考えても考えなくてもあまり関係ない程、勉強してないからほっておいた。あと最近の試験中の特徴としてはギターがうまくなる。試験が終わってからちょっと聞くとなぜと思う程の上達ぶりだ。この頃はこのようなことにもくらくらしなくはなってきているが、これから先がまだ長〜〜く険しい道のりだ。

 試験3日目。息子が帰ってきて言ってくれた。

「もう政経は赤点じゃないと思う。40点はとれていると思う。前回の4倍だ。」

じゃあ前回は10点だったのか。後から知ってもぞっとする点数だ。さらに続けてくれた。

「今度は古典ががけっぶちだ。」

まあがけっぷちなのは古典だけではないでしょう。母の心臓はどんどん強くなる一方だ。それからいちいち報告しなくていいよと言いたい が、そうすると何も報告しなくなるので、どこで線をひくかちょっとつらいところだ。

 アルバイトはものすごく忙しい。忙しいから雇われているのだけど、かなり疲れてる。加えて、めんたいこの出荷というものをしているので仕事場が寒い。ひざも腰もがんがんだ。友達から電話があった時、このことを話して、

『寒冷地手当てを要求しようと思う』

と言ったら、

『あんた冷凍庫に閉じ込められるわよ』

と言われた。冷凍庫といってもマイナス40°とか50°ではない。マイナス60°になる南極の寒さってどんなものかなと思う。

 前回も書いたけど、アルバイトに来ている人はさまざまだ。アルバイトで一番要求されるのはひょっとしたら協調性かもしれない。もちろんいわずもがな、私には欠けているものである。私が冷凍庫の方(もうひとつは普通の包装という仕事があって、そちらは比較的暖かい部屋でできる)へ極力まわされているのは、この協調性に欠けているせいかもしれない。omiは冷凍庫へ送っておいて平和を保とう!というスローガンが新しく作られているのかもしれない。しかし私はそのスローガンのもとであえて働きたい。みんなでわきあいあいと仕事をするのはほとほと苦手だ。しかも相手が3番手、4番手というとそれだけで疲れが倍増だ。(3番、4番については前号を見てください)

 4番手になる必勝法。まず絶対に挨拶をしない。

「これ借ります」

と声をかけられる時は間違っても

「どうぞ」

とは言わない。黙秘を続ける。しかし他の人が働いている時は、

「ここ通りにくいわね」

と一言挨拶していく。自分が間違っていて、たとえそれを指摘されても、

「ああ」

と言って黙って直して、あやまったりはしない。たとえそれが引き金で大きなミスに繋がっても無視する。昼休みや休憩時間には他の人が仕事を続けていても携帯のベルをならして自分だけ休みにはいる。その時も絶対に

「休憩にはいります。」

とか

「お先に」

という基本的な言葉は発っさない。しかも上司には比較的いい顔をする。まあざっとこの程度でしょうかね。なかなか4番手への道は険しい。

 

今週のomi


2003
125
 


 先週から今週にかけて嬉しいプレゼントが届いた。ひとつ目は香港の友達が送ってきてくれた香港で発売されている韓国ドラマのCDだ。この3枚のCDには韓国で手にはいらなかった『美しき日々』のテーマソングや『ロマンス』『イブのすべて』の音楽もはいっている。特に『美しき日々』の「約束」という曲は本当に気に入っていて、これが手にはいったのは超超超うれしい。そこだけ聴けるように設定しちゃって一日に何回も聞いている。これだけ聴けば歌詞も覚えそうなものだが、なかなかそううまくはいかない。でも毎日しつこく聴いて本当にいいなあとそのたびにひとりで満足している。

 もうひとつは保育園で一緒だった先生からいただいた手編みのマフラーだ。一緒に手作りのチョコレートもいただいて、そちらは電話でチョコレートを作ったから渡したいということを聞いていたので、すぐにわかった。チョコレートはブルーベリーがはいっていて柔らかい生チョコで、息子がこんなおいしいものを作れる人もいるんだなあと私の顔を見てくれた。しかしマフラーを一瞬みた時、食べ物かと思ってしまったところが悲しかった。マフラーは手にして驚いたのだが、ものすごくふわふわして肌触りがいい。(あまりに軽くて、一瞬マフラーだとわからなかったのです。)しかも色が黄金色に茶色と紫のまざったような色が加わっているなんともいえないシックな色だ。交差するところに小さな通し穴をつけておいてくれたので、首にまいた時にとてもしっくりいく。ちょっと前に電話を頂いて韓国に行く時にしていけるようにと言われていたが、私の旅行の方がはやくなってしまった。しかし次回、韓国に行く時には絶対にこのマフラーをしていく。手作りの物を頂くなんてめったにないし、このような心の隠ったものは本当に嬉しい。ありがとうございます。

 私がプレゼントを頂いてこんなに喜んで書いたりするもんだから、韓国から帰ってきた時に御近所の方に少しお土産を渡した時に、

omiにはちゃんとすぐにおかえししておかないと、全世界の人にネットでM(本人の名前)はもらっただけでおかえしもしませんと流されてしまうよ。』

と言って、反対にシーチキンの缶詰めを6個も頂いた。えびたいとはこのことだ。まわりの人も私の迷惑な性格をよく理解してくれてありがたい。M、ネットでちゃんとお礼言ったからね。

 アルバイトはものすごく忙しい。それに次男が試験がまぢかになったため、次男の部屋においてあるパソコンもあまり使えない。(本当は使ってもあまり関係ない程勉強していないんだけど)なかなか状況を書くタイミングがなくってアルバイトのおもしろい世界が書けない。しかしおおまかにその空間を書いておく。

 人間には大きくわけて2つのグループがある。若い人と年とった人だ。アルバイトの世界では30代前半までの人が若いグループ、それ以降が年とったおばさんということになろう。今回、私はなぜ多くのアルバイトで年令制限があるのかを知った。年とったおばさん達は働かない!!(いつも常勤でいらっしゃる年とったおばさん達はこの中には含まれない。)問題はたまに働いてちょっとお金をもらおうと思っているおばさん達だ。まず根性が足りない。なにかして下さいと言われるとすぐに

『え〜〜』

という人もいる。とりあえず

『はい』

って言えっていうの。忙しい時にダンボールでももたされるとえらいさわぎだ。鉛の固まりがはいっているわけじゃないからダンボールぐらい持てっていうの。それから段取りをするのがものすごくへただ。これは年をとってきているからしかたないけど、とりあえずまわりの状況をみながら、仕事をすすめないと生産能力が落ちるだろうが。しかしおばさん達は自分のことだけしかみてない。悲しいことに私もそこに含まれる。それにひきかえ若い人は仕事がはやい。どのように脳がまわっているかわからないけど、ものすごくてきぱきしている。私が責任者だったらやっぱりこの若い人を使いたい。

 次ぎの分類はいい性格のやつと悪い性格のやつだ。これは明確なわけかたはできないのだが、とりあえず笑顔が少しはでる、少しは世間話ができる、ちゃんと挨拶ができるといったことができる人はいい人だと思う。そんなの当たり前じゃないと思うけど、できない人も結構いるもんだ。朝すれちがってこちらが挨拶したら、挨拶しろよ。いつも

『ふん』

って顔しているんじゃないよ。しかもこの悪い性格の人が若いグループに属していたら最悪だ。まったく人間かわいくない。加えて自分のミスも人のせいにしてくれるというおまけまでつけてくれる。年をとっている中には人に話しをあわせられない人がいる。自分が中心に世界がまわってしまっている。もうちょっと協調性を持て。何がおもしろくて仕事にきているやら。(書きながらひょっとして自分がこの代表なんじゃないかとぞっとした)よって順番をつけると、

1 性格がいい若い人
2 性格がいい年寄り
3 性格が悪い年寄り
4 性格が悪い若い人

となる。この分析はいかがかな。もちろん私は自分が2番手に属していると思っている。

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