次男の結婚式 
2015年5月10日
 次男は今年、入籍した。
そして、いよいよ親にとっても一大イベントになってしまう結婚式の日となった。

話は前日より始まる。
前日、オットに確認した。
「結婚式は何時からか知っているの?」
世の中ではこういう質問を愚問という。
オットがこういう質問に答えられるはずがないじゃないか!!

で、紙にかいてタイムスケジュールを確認させた。
11時をすぎたら家をでておばあちゃんちにより、会場に向かう。
きちんと時間も書いた。
しかし、オットと関係ないことは書かなかったんだ。
そして口頭で言った。
「これよりも前にびよういんに行きますから」
オットは答えた。
え?病院?
なんで結婚式の前に病院に行くんだ!!!!
「美容院です」

そしてそれよりも前には、テーブルの上にあった友達から送られてきた
コペンハーゲンの絵葉書を見て行った。
「コペンハーゲンに行ってきたの?」
もう答えませんでしたね!

前の日からそんなイライラを乗り越えて当日を迎えた。
オットに宣言しておいたように友達が経営している美容院に行く。
友達はあっという間に髪をセットしてくれた。
美容院を出るまでは完璧だったんだ。

しかしこの日
ここだけだったのかもしれないけど
この時間にかなりの風が吹いた。

よってセットした髪は普通の髪となる。。。。。


それを乗り越えて、時間よりも前におばあちゃんの家に行く。
どうせ着替えるんだしとomiは七分丈のズボンをはいていった。
それがたいそうおばあちゃんの気に入らないこととなった。
ちょっと余裕があったので、着替えに行かされた。

こういうことを乗り越えなければならないことがたいそう疲れる。


着替えて戻ってくると時間がおしていた。
おばあちゃんの家の近くはよくタクシーが通るので
ここでタクシーをとることにしていた。
もし雨が降ったりしたら、タクシーを呼ぼうと思ってタクシーカードも用意してあったんだけど
よぶよりもつかまえる方がはやいと思っていた。

ところがこういう日に限ってタクシーは捕まらない。。。
オットは近くのもうひとつの道までいく。
やっとタクシーに乗ったときはおばあちゃんの機嫌が悪い。。

「タクシーは呼ぶっていっていたでしょ!」
いいえ、言ってません。
タクシーカードを持っていることは行ったかもしれないけど
今まで一度もタクシーを呼んだことはないでしょ。。。


ここでまたイラッとする!
時間は押しに押して会場にちゃんと着くとは到底思えなかった。

が、
都心にある会場は意外に近かったんだわ。

30分はかからなかった。
途中の車からの景色を見て、おばあちゃんは
「このあたりはひさしぶりだわ」
とちょっと機嫌がなおる。

港区にある結婚式場に着く。
タクシーを降りるときから、係りの人が手伝ってくれて助かる。
息子たちが自分たちで決めたこの会場を見るのははじめて。
外にガラス張りのチャペルがあり、晴れていてよかったと思う。



控え室に行くとお嫁さんのご両親はもう準備をされて座っていた。
あいさつもそこそこに着替える。

暑い!
たいそう暑い!!!
だけどそんなことを言う暇はない。

着替えて控え室に戻ると長男夫婦が来ていた。
夏に出産を控えている長男のお嫁さんは、お腹が大きくなっていたが
すてきなドレスを着ていた。
そしてこのときサプライズ宣言が!!
子供は女の子だそうです!!
ここで一同なごむ。

そして係りの人に呼ばれる。
「新郎様がお呼びです。」
息子たちの控え室に行くとウエディングドレス姿のお嫁さんが!
そして息子に言われる。
「ここにしるしがついている人にお車料を払って」
長男のときにこういうのってあったっけ?
とにかく間違えないように必死だ!

そして両家の顔合わせ。
オットは多いに緊張しており、代わりにやってあげたかったわ!
最後の挨拶が心配になる。。。

顔合わせが終わるとしばしの写真タイム。
カメラマンのお姉さんがどんどん写真を撮ってくれるんだけど
自分でもこのときに撮ることができた。
しかし、カメラのレンズを望遠にしておいたんだ。

披露宴でしか写真は撮れないだろうと思っていたので
やたら大きいカメラを持ちあるく新郎母。
しかも肝心なときに写真は撮れない。。。。


新婦と新婦の両親は先にリハーサルのために式場に行った。
やっぱり新郎のほうが楽かな!

そしてすぐに親族一同が呼ばれ、外のチャペルに移動する。
チャペルの入り口で花びらや羽のウェディングシャワー用のグッズをもらう。
このとき、すでに大きな荷物となっているカメラは姪に預けた。
この日の姪は本当に本当によく気を利かせてくれた。
感謝!

奏楽がなり、まず息子が牧師様と入場。
そしていよいよ式がはじまる。
お嫁さんがはいってくるころになんやら席の後ろがうるさかった。
お嫁さんよりも後ろの席を見る

どうやら友達も列席してくれているようだ。
でもなんといっても新郎の母だから写真を撮ることも
立ち上がって後ろをみて、手なんか振ることもできない!


式は滞りなくすすみ終わった。
牧師様は時々、英語でお話をした。
牧師様は何人なんだろう。。。

チャペルの結婚式だが、賛美歌を歌うことなく
いわゆる教会の結婚式とは違っているんだと思う。
しかし、まあ日本人的万人向けの結婚式でよかったんだと思う。

新郎新婦が退場する時に
友達の存在がはっきりとした。
フラワーシャワーのトンネルの中、美しく歩くというよりも
歓声の中を歩いている新郎新婦。

おそらく息子も友達の結婚式でこのようにしてきたんだと思う。

新郎新婦に続いて退場する。
その時AとかOとかが手まで振ってくれた。
息子はずっとずっとこの仲間の中にいたんだなとうれしかった。

外にでると中庭で全員で写真を撮る。
晴れていてよかったです。
今式の結婚式だなあ。。。


披露宴会場に入る前、
まだお酒も飲む前
友達は盛り上がっていた。
姪たちと写真も撮って何をやっても楽しそう!

披露宴会場はオープンキッチンもあり、昔ながらの結婚式場とはちょっと
趣が違っていた。

長男はクラッシックな結婚式場を選らんだので
どちらも経験できてしまったのがラッキー!!


席につき、新郎新婦が入場。
友達、多いに騒ぐ!
どうもこのあたりになると友達だけじゃなくって同僚も騒いでいた!
同僚は上司がいるけど
あまり気にしてない。
これは社風なんだと思う。。。。

新郎側と新婦側の上司にご挨拶をいただき
乾杯の音頭をとってもらう。
このあたりは上司もなれていて長々と話をしない。
これが洗練されているなあと思う。

そして食事がはじまった。
食事がはじまるとまた騒ぐ友達。
まったく席についてない。
これは高校時代と同じかも。。。


オットと上司や友達のところに挨拶に行く。
このとき、ちゃんと係りの人がついてきてくれて、ビールがなくなったら
すぐにかえてくれるんだわ。
このときお車代を渡さなければならない。
ちょっとした緊張感がただよった。

乾杯の音頭をとってくださった上司はなんと今年になって
次男の部署にきたらしい。
きてすぐに結婚式にでてくれと言われ
乾杯の音頭までお願いされてしまった。
上司は大変です。。。


途中、新郎新婦がお色直しで退場する。
退場する時に新婦はお兄様とお姉さまと一緒に退場した。
そして次男はおばあちゃんと一緒に退場した。
おばあちゃんはおおいに喜ぶ。

こういうところは次男はうまい。

おいろなおしの時になると
AとかOとかはおばあちゃんのところにきて話し相手になってくれていた。
そしてふと見ると、会ったことがないはずの
会社の同僚のところにも進出していた。。。。
彼らは若い女の子のカメラマンと一緒に写真を撮っていた。
時々、新郎新婦じゃなくってカメラマンだけの写真を撮っていたし。。
すごいなあ。。。。

長男の結婚式のときは後ろのほうから十分に写真が撮れた。
社内結婚だったので、上司もいて
かなりのはどめがきいているようで、わーわー騒ぐ輩もいなかった。
しかし今回は写真というとみんながわっと寄ってきて囲んでくれる。
よって後ろからはどんなに望遠レンズを使っても頭しか撮れない。。
カメラの選択を間違ったかも。。。
と気づいたころはときすでにおそし。。。


お色直し後の入場のとき、カメラの列が芸能人なみにできていた。。。
なにかすごいなあ。。


(やっと撮れた写真がこれ。。。)

余興タイムになり、同僚がなんやらおもしろい鉄拳?
のパフォーマンスをやってくれた。
このお面はあとでくれたんだけどこれは家庭内でどうやって使う???

この後、次男がアイスクリーム作りのパフォーマンスをおこなう。
ちゃんとシェフの格好をして、今どきの結婚式だ!
それを友達はわいわいいいながら見る。
この後、二次会もあるだろうにこんなノリでもつんだろうかと心配にもなる。
(でも若いから大丈夫なんだわ)

アイスクリームができあがったころにデザートビュッフェがひらかれた。
いよいよ一番の難関のオットの挨拶のときが近づいていることに気づく。
係りの人が近づいてきて、その旨を教えてくれる。
デザートビュッフェが終わったころ、両親は入り口付近に並んだ。

新婦の両親に対しての手紙の朗読。
新婦のおかあさんは涙ぐんでいるようだ。
そして、なんと!!
Sまでないている。
飲みすぎだって!!!


このあたりは美しい場所なんだけど
おそらく美しいのは新婦と新婦の両親なんだろうなあ。。

そのあと、花束の贈呈というものがあった。
それぞれの子供が母に花束を渡す。
おお!!!
美しい大きな花束!!!


そしてオットの挨拶。
こちらがどきどきするわ!!!!!!!
これが終わってやっと式が終わったと思えた。
次男の挨拶がこのあとあるけど、これはあんまり心配しないでよかった。
というのは今までにもっともっと大きな心配がいっぱいあったからね!

前の日からどきどきしていた結婚式は
友達のおかげで楽しかったし、無事におわって本当によかった。
たくさん騒いでくれた友達は
みんなの人気者になっていて、今までずっと続いていた友情がどれだけうれしかったことか。
これはお金では買えない一番大切なものだと実感。
本当に本当に感謝!


入り口でお客様に挨拶してふと外を見ると
外では二次会に向けて超大きな蝶ネクタイをしている友達!
これで二次会も盛り上がるんだろうなあと期待できた。

まわりの方のおかげで次男もちょっとづつ成長している。
素敵な一日となったことに次男とお嫁さんに感謝です。



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