omi, 伊豆沼へ行く
 2015年3月5日
 一昨年、トモエガモの群舞を見に韓国に行こうという企画をたてた。
(omi一人の企画、参加です。。)
しかしその年、トモエガモは考えている場所に思うように来てくれなかった。
(というのを事前にキャッチ)

韓国じゃないとこういうのが見られないとかなりの勘違いをしていたomi!
実は日本だっていろいろなものが見られるんだ!!
ということを知った。
そして得たのが伊豆沼情報。
伊豆沼のマガンの群舞はすごいらしい!!
じゃあそれを見に行こう!
と、前々から考えていた。


ラッキーなことに今回、それを実行する機会が訪れた。
JR東日本、大人のジパングの4日間の乗り放題のチケットが3月はじめにでたんだ。
これを使って、伊豆沼に行ってみようと考えたのは出発の2日前。


この切符は4日間連続で新幹線を含むJR東日本乗り放題で15000円だ。
毎日、新幹線にのったりするとかなりお得になる。


伊豆沼のマガンは夕方がすごいらしいので
行ってみたところで、これは泊まりのほうがいいと思ったら、
近くの旅館とかに
泊まってしまおうと、かなりいいかげんな考えで出発することにした。
泊りがけにしてもいいと思ってはいたけど、お泊りの道具はまったくもってない。
ちょっとすごい。。


朝、東京を出発すると仙台には10時前に着く。
近い!!!
ここからローカル線で、小牛田に向かう。
今回、この時刻表はすべて携帯の乗り換え案内で調べた。


しかし、いくら乗り換え案内がすぐれていても、電車の遅れはキャッチできない。。

なんと!!
小牛田(こごた)行きの電車は強風のために遅れていた!
小牛田で一関行きの電車に乗り換えなければならない。
大丈夫か。。。


今回はこの携帯の乗り換え案内を使ったがために
この列車がどこを走るのかはまったく知らなかった。
途中、塩釜とか松島を通って小牛田まで行くのは乗っていて初めて知った。

震災から4年がたっており、その跡がわからない。
松島でわずかに見えた岸壁が新しくなっているのを見て、
このあたりには津波が押し寄せてきたのだろうなあと思う。
4年ってすごい歳月なんだなあと感じた。


強風のために遅れていた列車は10分か15分遅れで小牛田に到着。
一関行きの列車はこの列車の到着を待っていてくれた。
そうか。。。
一関行きなんだ!
ここにきて、はじめて行き先を知る。
多くのことを知らなくても旅行ができちゃうんだ!!

そして
このとき、ひらめく。
伊豆沼は途中の新田で降りるんだけど、帰りは仙台に戻るとまた
強風で列車が遅れる可能性がる。
そうすると考えている新幹線にのれない。
じゃあ、一関にいってもいいかも。。

ということで、また乗り換え案内を見る。
一関のほうがいいかもしれないという結果をすぐに携帯からもらった。
頭を使わなくてもいいように世の中なってきている。。


伊豆沼がある新田で降りたのはomiともう一人だけ。
このもう一人の人はどうやらJRの方のようだ。。。。

電車は扉の横のボタンを押して自分で扉を開ける。
だまってまっていると乗ることも降りりることもできない。。。

駅員さんに伊豆沼のほうを聞く。
駅から10分ほどで伊豆沼に着くが、なんとなく様子がおかしい。

まずカメラマンなんていない!!
生態センターのようなところにいったけど、誰もいない。
鳥の剥製がたくさん並んでいるんだけど誰もいないんだ。。。


だれにも何も聞けることなく沼のほうに行くことにした。
そこに救世主の方が。
カメラを持った女性だ!!
すぐに情報を聞く。

この方は言ってくれた。
「もうほとんど白鳥もマガンも帰ってしまいました」
え!!!!!!!
そうなんだ。
まだ少しは残っているけど、群舞どころじゃあなさそうだ。。
なんでも11月ごろが一番いいらしい。
そしてわかったこと。
歩いて写真を撮るのはちょっときつい。
伊豆沼はけっこう広いんだ!



(これを見つけたときはちょとうれしかったんだけど。
背黒セキレイ)


それでも沼を見ていこうと思う。
(このあたりで完全にお泊り路線はなくなっていた)

途中、鶯が美しい声で鳴いていた。
もう春なんだあ。
鶯がないているのに白鳥じゃあないか。。。


だ〜〜〜〜れもいない道を一人で歩いた。
さほど寒くなく、ことごとく考えていたことは外れている。

結局、伊豆沼にいた時間は2時間弱。
それでも最後にこれが撮れました。





もうすぐ帰ってしまう白鳥とマガン!
気をつけて帰っていってね!


駅に行く途中、お店があったのではいってみた。
地元の野菜が売っているお店だ。
ねぎとふきのとうを買った。

この日使った唯一の買い物だ。



待合室で改札を待つ。
しかし5分前になっても改札はなかった。
駅員さんに聞くと改札はしてないとのこと。

そういえばワンマンと書いてあった。
一関の電車は5分遅れで到着。
ボタンを押して車内にはいる。
座って空を見ると空が暗くなりはじめている。

なんとその何分か後にひょうが降った。
よかった!!
はやく電車に乗れて。

一関に近づくとまた乗り換え案内を見る。
ここから一番はやく東京に帰る方法。

なんと!7分後の新幹線だ。
ホームに上がると新幹線がはいってきた。
自由席に座席をゲットして、やっと昨日買っておいたおむすびを食べ
家から持参したお茶を飲んだ。

一日目の旅は無事に終わった。



二日目に続く
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