omi, お墓参りにいく
2013年4月14日


父方の祖母のお墓参りに行った。
祖母のお墓参りに行くのはひさしぶりだ。

母は前々からお墓参りをしたいと言っていた。

そこに突然やってきた土曜休暇!
気候もいいし、ここで行かないと行けない!!
というぐらいぴったりのタイミングだ。

祖母のお墓は福島にある。
決めてすぐに新幹線の切符を手にいれる。

今回は母も一緒ということで新幹線はグランクラスにしたいと思った
が、途中の乗り継ぎで行きはグランクラスが取れなかった。
取れないとグリーン席じゃあなくってもいいか。。。
ってことに頭は回転し普通席だ。


当日、朝7時に出発。
最寄り駅にはなんとエレベーターが設置され
地上から改札ホームまでいっきに降りることができる。
すばらしい!!<

このエレベーターのおかげで
前だとゲットできなかった時間の電車に乗ることができる。

こういう場合のお決まりなんだけど
だいたい東京駅で時間があまる。。。

今回、ホームにでる前の待合室というのを見つけ
しばらくここに座るということを覚えた。


8時台の新幹線はほぼ満席だ。
すごすぎないか。
思わず思った。

みんなどこに行くんだろう??



東京から郡山までは
1時間ちょっと。
そこから東北本線にのりかえて須賀川にいく。

新幹線が北上するにつれてサクラが咲き出した
え!!
サクラが咲いている?

でした。
郡山の近くになると、サクラがほぼ満開状態になったんだ!!
お墓参りという本来の目的から頭はお花見にかわっている。。


今回、新幹線の座席で大きく失敗したことは
左側をとらなかったことだ。
なんと朝日は右からさしてくる。
よって若干まぶしいし、
左には頂に雪をかぶった那須連山が見えたんだ。。

しかしその失敗はサクラとともに消えた。
本当にサクラ!!
がんばってくれました。




郡山で新幹線を降りると想像以上に寒かった。

30分ほどの乗り換え時間にトイレに行く。
新幹線乗り場のトイレは並んでいたので
在来線のトイレに行くことにした。
で、トイレはこちら!
と書いてあるにもかかわらずだ。
母は乗り場のホームにもトイレはあるといい
直、在来線のホームに降りようとする。
やっぱりホームにはトイレなんかありませんでした。

どうしてこう言い張るんだろう。。。



在来線はがんがん暖房している!!
この時季にしてはあつめのコートを着てきてよかった。
今回は母も一緒だというので
もし寒かったら大変とホッカイロとかマスクとかも用意したが
そこまではいらなかった。。


在来線で10分ほどで須賀川につく。
前回、ここに来たのは息子たちが小学生のころだ。

須賀川には叔母といとこたちが住んでいて
駅に迎えにきてくれていた。
いとこに会うのもひさしぶり。
祖母のおかげで再開です!


祖母は20年ほど前に99歳で亡くなった。
あと何日かで100歳になるはずだった。

祖母の親戚もこのあたりに多いのだが、
祖母の先祖(ってことはomiの先祖)は
もともとは江戸からやってきた。

安政の大地震のときに浅草から一家は群馬と
福島に分かれて逃げてきたらしい。

浅草にはかなりの屋敷があったらしいんだけど
その後調べたがわからなかったらしい。
(omiもそこのところはえらく興味があったのでーなんたって
浅草の屋敷ですもんー叔母に聞いた)


祖父が早くに亡くなったので祖母も大変だったと思うのだが
晩年は叔母の家族と過ごした。
祖母が亡くなったときにはomiは香港にいた。
不思議なことに亡くなったころよりも
今、父が他界してからの方が祖母のことがなつかしい。



さて、須賀川の駅に迎えにきてくれたいとこと叔母と
一緒にお墓に行く。

ここは公園墓地になっており
本当に自然が美しい。
車から降りると鶯がないた。

!!!!

なぜかお墓まいりから頭は
バードウォッチングになっている。

よくよく見ると鳥がけっこういるんだわ。
ここで一日過ごせちゃうぐらいの感じだ。

しかし!!!

ひさしぶりのお墓参りにカメラをもって鳥を追いかけたら
まずいでしょ。。。


ぐっとこらえどころだ!!


本当にえらくいい場所にお墓があるなあと思った。
毎日墓参りに来てもいいぐらいだ!!
とは叔母には言えなかった。。


お墓参りが終わり
須賀川のサクラポイントにつれていってくれるということで
喜ぶomi

こういう態度はこのいとこはなれている。。。


須賀川はサクラがどうのこうのって宣伝はないんだけど
本当にきれいでした。



川のほとりには必ずサクラが植えられており
観光宣伝をしてもいいと思うぐらいだ。



ちょうどサクラ祭りの日だったようで散歩している人も多かった。



ここを歩いてじっくり写真を撮るのは次回の課題だ。。。




福島は東日本大震災でもかなりの被害がでたが、幸いにも叔母のところは
大きな被害はなかった。

しかし町のあちこちは更地になっており、
市庁舎も仮の建物だ。

2年たってもまだまだ大変なのがよくわかる。


現場にくるとわかるんだけど
この道からむこうはほとんど被害がなかった
などということも聞く。
やはり複雑な地下の構造によって被害が違っていたみたいだ。




この日はちょうど晴れており、お花見としては最高の日だった。
(いつの間にかお墓参りがお花見にはっきり変わっている。。)


叔母の家に寄った。

前のちょっとした空き地も自然のままでいいなあと思う。



ハクセキレイが遊んでいる。

もちろん誰もきにかけない。
このきれいな場所で遊んでいるハクセキレイに
感激してしまうomi



絶対にねらえばいい写真が撮れるな!
という感触が十分でした。

お墓参りがお花見にかわり、
いつの間にか次回のバードウォッチングの
計画になっている。



お昼になり近くのお店につれていってもらう。
ここのエビフライ、最高においしかった!!

いとこのお嫁さんは採れたての野菜があると言ってくれた。
キャベツがほしいという母。

え!!
キャベツ重いだろ!!


母は言う。
『大丈夫、この人がいるから』
この人っていうのはomiだ。


叔母は送ってあげるといったが
新鮮なキャベツを食べたいという母の意見はとおり
omiはなんとキャベツをもって帰る係りとなった。。。


叔母の家が豊かっていうのもあるんだろうけど
絶対に地方の方が、豊かな生活をしている!
と思うomi!!

まあ叔母たちも毎日こうやって暮らしているわけじゃあ
ないんだろうけど、家の前のちょっとした空き地が
美しかったり、宣伝もしていないサクラの並木が
美しかったりするのは、都会ではない話だ。


この日は日帰りだったので
ばたばたとすごさせてしまったんだが、
いとこは帰りは郡山まで車で送ってくれた。

本当に一日どうもありがとう。


郡山の駅で叔母といとこと別れ
帰りの新幹線に乗る。
帰りはグランクラスがとれました。




母はこのクラスはいいというんだけど
今ひとつピンとこないomi!!

それでも写真だけは撮る。



omiが荷物を上にあげようとしたら
座席の下が余裕があるからそこにおきなさいという母。
結局おいた場所はomiの前でした。
だから上にあげたいっていうですが。。。



グランクラスではお弁当とお茶などの飲み物
お菓子がサービスされる。


携帯で撮ったので画像が悪いわ。

お弁当を聞かれて思わず言った。
『ただなんですか?』

疑問に思うことはなんでも口にするが
優雅という点ではかなりマイナスポイントを重ねるomi!

でもなんでも聞いたおかげでお弁当もいただけたし
萩の月もいただいた。。


しかしひとつ思ったこと。
キャベツをもってグランクラスに
乗り込む人は少ない。



今回のお墓参りは気候もよく
とてもよかった。
たまにはちゃんと祖先の供養をしないといけないな
と思ったのでありました。



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