omi、秋田に行く その1
2013年9月29日〜30日
 
遅い夏休みをもらったomi!
ひと夏の酷暑に耐えたご褒美がほしいでしょ。

と思った時、テレビでコマーシャルを見た!



そうです!!
JR東日本の大人の休日倶楽部の宣伝だ!!
秋田県立美術館が9月28日にオープンして藤田嗣治の巨大絵画(壁画)
が見られるというコマーシャルで、
当然のことだが、JR東日本で秋田に行ってその絵を見ようというコンセプトだ。

このコマーシャルが実によくできていて、
この絵を見たい!!という気持ちが高まる仕上がりだった。

しかも吉永小百合が語り、出演だ。
ひょっとしたら、この絵を見たら吉永小百合のようになれちゃうんじゃないか。。
って勘違いまでさせてくれた。

で、当然のごとく吉永小百合のように一度はなってみたいomiは
この絵を見れないか?と計画したんだ。

JR東日本は今回のomi親子の旅に大いに貢献してくれた。

omi親子
そうなんです!
今回は母と一緒の旅行だった。
母は86歳(もうすぐ87歳)だけど、今年は台湾、福島そして今回の秋田に行った。
もちろん、ばりばりと旅行できるわけじゃあなく、今回は秋田に行ってこの絵を見ればいい
ぐらいの感じで、最初から計画された。
(というか何も計画しなかった。。)


JR東日本はこの話題を最大限に提供してくれたが、
実際のツアーはANAを使った秋田1泊2日だった!!!
本当にJR東日本には感謝はしてます。。

このツアーは2万円ちょっとで、飛行機往復とホテル(朝食付き)という安さで、
これはいかなければいけないなとなるでしょ。


このANAのツアーは飛行機の便が選べてホテルが選べるというものだ。
あまり朝早くない便、10時半ぐらいの出発にした。
秋田には一時間で着く。
美術館を見学して、ホテルでゆっくりする。

翌日は11時半ぐらいの便で帰ってきて、はやめの帰宅とする。
これがおおまかな計画だ。

29日、朝8時半に最寄のバス停で母と待ち合わせる。
台風が去って、晴れの日が続いていた。

1泊旅行なので、母もomiも荷物がない。
ちょっとした着替えだけだ。
が、
ひょっとしたら秋田は寒くなっているかもしれないと
とりあえず厚手の上着ももっていく。


帰りは荷物が多くなっているかも。。。
ということで、omiは大きめのバッグをもっていった。
(これが正解となる。。)

JRK駅から空港までシャトルバスに乗る。
考えてみたら国内線に乗るのはひさしぶり。
結構、とまどうことが多い。
ANAがはいっている第二ターミナルに着くと
すぐにカウンターに並ぶ。
しかしここでいいのか。。。
家のプリンターで印刷したチケットみたいなのはもっているんだけど。。

列を整理しているお姉さんに聞くと
荷物を預けなければこのままはいれますとのこと。
本当にわからない。。。

あの家でプリントしたぴらぴらの紙がチケットだった。。。

まあ国内線がわからないだけじゃあなくって
国際線もそのたびに迷ってはいるけど。。



ちょっと早めに空港に来て正解だったのは
なんと秋田行きの飛行機は68番ゲートだった。
ひとくちに68番といってもわからないけど、
68番というのは一番はじっこの搭乗口だ!
延々と動く歩道に乗り続けなければならない。

羽田空港ってこんなに広かったんだああああ。。。


空港から見えたスカイツリー。
(もう少し明るいほうがよかったか。。)


秋田行きの飛行機は右にうつっている。
ジャンボじゃなかった。
母が年をとっていることを最大限使う。
優先乗車みたいなのがあって、絶対にそれにしてもらうんだわ。

この日も一番に飛行機に乗り込めた。

秋田まではおよそ一時間。
上にあがりきると下にさがってくるって感じだ。
その間にお茶のサービスがある。

空港で空弁を買っていたomi.
朝食を食べました。


できれば地震の復興の様子を見てみたいという母のリクエストにより
座席は富士山が見える可能性のある左から右に変更していたが、
雲が多くて下の景色って感じじゃあなかった。
しかも秋田は日本海側だし。。。



秋田近くの様子。
田んぼが稲刈りをした場所とまだしてない場所にはっきりわかれていてきれいだった。



秋田空港から市内まではリムジンバスに乗る。
これが、到着後15分で出発なんだ。
急がなければならない。

母がトイレにいっている間にバスのチケットを買って
母が来るとすぐに乗り込む。

しかし
バスはすぐには出なかった。
お客さんが乗ったらでます
って感じなんだ。。。
急がなくてもよかった。。。

秋田に到着すると空気が澄んでいるのがわかる。
すがすがしい感じだ。
厚手のジャケットはいらなかったが、なんとなくぴりっとした気候がここちよかった。

バスは40分ほどで秋田駅に到着。
駅の前にあるメトロポリタンホテルがこの日の宿泊地だ。
とりあえず、ホテルに行ってみる。
まだチェックインの時間にははやい。

受け付けで、聞いてみると、手続きをすると荷物を預かってくれるという。

8階の禁煙ルームを予約していたが、9階のほうが景色がいいんじゃないかと
母に言われ、9階の喫煙ルームにかわった。


ここから美術館までは歩いて10分ほどだ。
途中で西武デパートがあり、母のテンションが高くなる!
買い物はないといつもいうんだけど、母は絶対にここで買い物をするぞ!!


オープン2日目の美術館はものすごく混んでいるかもしれないとかなり心配だった。
しかし待つことなくはいることができた。


この美術館は安藤忠雄の設計だ。
母は安藤忠雄がお気に入りだ。
それだけでもこの美術館が気に入ってしまうぐらいの勢いだ。

コマーシャルになった壁画は秋田県が力をいれるだけあって
秋田の行事がみごとに描かれていた。
藤田嗣治は東京美術学校を卒業してパリで絵の勉強をした。
最初の奥さんが日本人で、その後フランス人と3回結婚している。
そして最後の奥さんが日本人だったようだ。
華やかっていえば華やかだ。。

絵はパリで描かれたものは淡い色彩の女性の絵が多かったが
私は秋田の様子の版画が好きだな。

この絵葉書を探したんだけど、売店に売ってなかった。
これが唯一残念だったこと。

あと写真を撮っている人が結構いたんだけど、まずくないか。。。。
イタリアだったりしたらえらい怒られるよ。


コーヒーショップがあったんだけど、混んでいたので、その横のベンチに腰をおろす。
コマーシャルにもでてきた場所だ。
水がどこまでも続く感じのつくりになっており美しかった。

母がomiのとる写真が気に入らない模様で
何回も文句を言われた。
いや〜〜〜〜
自分でとってみるといいと思うんだけど。。。

上の写真の左上に黄色い点が見えるでしょ。
これをうまくつかってこの水の写真をとれっていうんだわ。
そんなのプロのカメラマンにもできないんじゃないか。。。。

ちなみに黄色い点はこれでした。。



しばらく休み、そろそろチェックインができる時間になったので
ホテルの方へむかう。

で、当然西武によりました。
地下でお土産を買う。
妹のところにもお土産を送っていた。


ところがこの後、駅にちょっと寄ってみると
西武よりも駅のほうがいろいろなものがあったことが判明。
判明しちゃったからそこでもお土産を買いました。。。。。。。


ホテルの部屋にはいってみる。
喫煙ルームとちゃんと言われていたのに、やはりここはにおいが残っていて
いやだと主張する母。

フロントにいき、やっぱり禁煙ルームにしてくださいと頼む。
しかもちょっと広めの部屋にかえてもらった。。。
ありがとうございます。




部屋から見た空が秋だった!


ちょっと落ち着いたところで一人で町にでかけてみる。
母は金沢で食べたおすしがおいしかったので、
ここでもおすしを食べてみたいという。
おすしやさんがさがすことも使命のひとつだ。

結局、また西武にいき、デパ地下のおすしを買った。
帰ってくると駅にあかりがともっていた。
旅先の夕暮れというのはいいものだ。




続く


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