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ANAからのメールで、格安ツアーがのっていた。 格安、セール、割引などの言葉に弱いomi 当初は北海道はどうかということで誘ったのだが、札幌は行ったことがあるということで却下され、 ということで、母の気がかわる前にすぐに予約をいれた。
出発当日。 梅雨にはいっていて、それまで雨の日が多かった上、前日はとっても寒かった。
それをいつもの野鳥を探すときのリュックにいれる。 自宅からはバスをのりついで羽田にいく。 蒲田からはリムジンバスという空港行きのバスがでており、普通の路線バスと同じ値段で、ノンストップで空港に行くことができる。 最近はネットで旅行を頼むことが多いのですべてはコンビに支払い、メールのやりとりでおわりなので、とっても楽だ。 ひょっとしてomiが長崎に行くというんで、本をしまってしまった??? よって多少のことはネットで調べたがほとんどわからない状態で、突入する。 しかもいろいろな割引をプリントしたのに忘れたし。。。。。。。
調べたことの中にプレミアクラスにグレードアップすることは可能というのがでてきた。 羽田に着くとカウンターでプレミアクラスに変更できるかどうかを聞く。 が、 すでにプレミアクラスは満席でした。
機内に預ける荷物はない。 空港では空弁というのを売っているんだ。 お弁当は忘れてしまうとかなり悲しいことになるかもしれない。。
ひょっとして北海道に行って以来のことか? 2002年のこと? ってことは9年前の話? それから国内線に乗ってないんだあ。 ある意味、この記録を更新するのもすごかったかもしれない。。。。 母は今年84歳だ。 が、口は絶対におとろえない!!!!!
雨が降りませんように!!!! 雨が降ったらお天気のせいじゃあなくってomiのせいになるんだ。 暑くてもomiのせいだし、昨年金沢に行ったときなど、新幹線で日がさす方の座席を取っただけですごくせめられましたもん。 そりゃ〜〜 大変です!!!!
しかも落ち度なくすすめるには、omiも年をとっている。 でも母からすればそこは関係ないことなんだな。
まずは手荷物検査!!。 かごがある場所と検査する場所がちょっとだけ離れていたんだ。 (といっても10歩ぐらい) 『なぜこんなに離れているのかしら!』 10歩なんてとてつもない距離を作ってはいけないんだ!!
待合室。 『なんでタラップなのかしら?』 なんで母が乗る便をタラップにしちゃうんだ!!!
放送がはいった。 『優先搭乗のご案内です。手助けの必要な高齢者の方は・・・』 要は手助け、介助の必要な老人は優先的に搭乗できる。 はっきりいって、母は高齢であるゆえに、多少歩く速度はおそいし、大きな荷物を若者のようには運べない。
が、
この時は手助けの必要な高齢者に変身した!!!
で、優先搭乗をしたんだ。 飛行機までバスに乗るんだけど、優先搭乗の人は一番最初の出発のかなりの席があいているバスに乗ることができる。 (というのを初めて知った!!!)
しかしタラップというのはやはり高齢者は大変だわ。 エスカレーターにかえてほしいし!!!! (omiは自分もそのエスカレーターに乗る気まんまんだ!!!)
飛行機の座席を見て、母は機内に響く声で 『え!!!!』 と言った。 優先搭乗しているのでまわりに誰もいなかったからよかったんだけど。。。
飛行機の窓が自分の真横にきていて、斜め前が壁になっていた。 母はこういう席はきらいだ!!! しかしネットで席を決めるときにそこまではわからないだな。 母はがまんしてその席に座った。 後からどんどん人々が乗ってくれなかったら、席をかえてくれと、どこまでもつきすすんだと思う。
飛行機は15分遅れで離陸した。 上空にくると母は言った。 『下に茶畑が見えている。 撮ったら? というのは撮ったら?じゃなくって撮れということだ。 で、おもむろにカメラをだしたが、通路側からじゃさすがに真下の茶畑は撮れない。。。。
9年ぶりに飛行機に乗ってわかったこと。 まわりの人はすぐにお弁当を食べ始めた。 omi親子も買ってきた空弁を食べる。
機内ではお茶とお水とりんごジュースはただだ。 りんごジュース これが今の主流なんだな。 長崎までは約2時間。 母は飛行機が降りる前にトイレに行った。 『シートベルトのサインがでているからもういけないわよ!!』 ため息です。。。
長崎空港から市内まではバスがでていることは事前に調べてあった。 |