元町
 
このあたりから山に向かってまっすぐに歩くと元町になる。
実はomiは若い頃、北海道を何回も旅行している間に函館出身のカメラマンの方と知り合いになった。
釧路から野付半島に向かう途中、列車の中で知り合ったのだが、その時に何枚も白鳥やツルの写真を見せていただいたのが、omiの写真のはじまりになっている。
毎年いただいていた年賀状も手書きの北海道の風景画の時もあり、写真の時もありで、今でも大切な宝物になっている。
もう何年も前にお亡くなりになったのだが、その方の影響を大きく受けたのは確かだと思う。

この元町の写真もいただいたことがあり、絶対にあのように美しくは撮れないとわかっていても、やはり写真を撮りたいと思ったので、今回、元町だけは行こうと決めてきたのだ。

坂を登る。
函館は坂の街だ。
その坂に沿って植えられている木々が紅葉しており美しかった。



最初に見つけたのがカトリック教会。
ちょうど日曜礼拝の最中だった。
ここも寄りたい場所だった。
大学4年のその最後の旅行の時にここで、マリア様のペンダントを買ったんだ。
それをその4年後、アメリカにおいてきてしまった。
で、同じものがないにしろ、なにか記念になるものがあったら、ほしいと思ったのだ。
礼拝中ははいれないので、ハリストス正教会に先にいく。


こんなベンツが通ってました。。。

ハリストス正教会はカメラマンのおじさんに何枚か写真をいただいた。
本当に建物が美しい。
ライトアップの建物もきれいなんだが、そこまでがんばれるか。。。
ちょうどこの時、雨が降ってきた。

この教会は礼拝を見学できる。
ひさしぶりに礼拝にでました。
お祈りが全部歌になっていて、それが心地よい響きを運んでくれる。
しばらく歌声を聞いてた。
信者の方にとっては大切な礼拝なのに、見学させていただいてありがとうございます。



この教会の掲示に
『ウクライナ地方のイースターエッグを作ろう』
というのが書いてあって、なんとちょうどこの日曜日がその制作日だったんだわ!
16名のみ
ということで、だめもとで聞いてみよう!!!
と礼拝が終わるのをこちらも待つことにした

ひどい雨ではないけど、雨は降っていた。
しかし傘をさすのがめんどくさい!!
これだけの理由で傘はささなかった。
この教会群のさらに山側に登ってみる。
カメラマンのおじさんの写真は上の方からうつしていたんだ。



しかし今はこのあたりも住宅がかなり建て込んでいて、ここだ!!ってポイントが見つからなかった。
それでもがんばって撮ったのはこれ。
晴れていればそれなりにいいのかもしれないけど、雨の中の撮影だった。。

カトリック教会の礼拝の時間が終わるころになった。
行ってみるとちょうど司祭様が教会から出てこられるところだった。



司祭館と書かれていろ場所にいってみる。
昔、ここでペンダントを買ったんだ。
すると係りの方が出てこられて、ロザリオがほしいことを伝えた。
昔お店があった場所は何もなく、係りの方はロザリオがはいった箱をだしてこられた。
そこから、一番シンプルなものを選んで買う。
かなり安かったので、ちょっとだけ献金もした。
すると聖書にいれておくマリア様の絵をくださった。

今は昔のようなショップがなく、このようにロザリオを少しだけ売っているということだ。
信者の方も少なくなっているということだった。
でもこの建物の中を覚えており、懐かしかった。



ハリストス正教会に戻る。
この教会の裏手にある建物でそのイースターエッグの絵付けは教えてもらえるらしい。
礼拝が終わった後で、こちらも係りの方がいらした。
しかし、このエッグづくりは土曜日と日曜日の二回の参加をしなければならないそうで、残念ながら参加はできなかった。

このあたりでお昼をすぎる。
坂を下っている時に五島軒というレストランを見つけた。
このときは素敵な建物だなあと思っただけだったんだけど、なんと、有名なレストランだった!!
これを逃したのは大失敗だったかも。
ここのレトルトカレーは東京のスーパーでも売っている。
(というのは後で思い出した)
創業は明治12年で、老舗中お老舗だ。
やはりカレーが有名だそうで、お昼のメニューはお手頃価格でオーダーできるみたいだ。
もう少し下調べをしてくるべきだった。


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