omiネイルアートをする |
2010年6月6日 |
5月の最終日曜日にバードフェスティバルがおこなわれていた、野鳥公園に行った。 平和島の野鳥公園に行くために早朝、家を出発。 そうなんです!! なんと平和島まで歩いていった。 環状七号線をひたすら海に向かって歩くと、平和島に行く。 行き方は簡単!! 幸いにもこの日は少々肌寒く、歩いていても汗もかかず、快適だった! 野鳥公園のフェスティバルは二回目。 前回は公園に行ったら、偶然フェスティバルで入場料がタダだった。。 今年は事前にこの催し物があることを知る。 野鳥公園のフェスティバルは大人でもエキサイトする! (こういうことにエキサイトするのはひょっとしてomiだけかもしれないけど) この日の催しものをネットでチェックすると、ブローチづくりとか、消しゴム版画とか、鳥の写真の撮り方とか、やってみたいものが目白押しなんだけど、その中でももっとも気をひかれるものが、ネールアートだった。 しかも普通のネールアートじゃない。 なんと、鳥の絵を描いてくれるんだ!!! これはやってみたいでしょ。 ネールアートは一日に何人もはできない。 そこで、開園と同時に園内にはいることを計画。 しかも日曜日は平和島に行くバスが極端に少ないので歩くことにしたんだ。 野鳥公園には開園時間前に到着。 意外に近い。 (これは二子玉川とか横浜とか四谷よりは近いという意味だ) さっそく、ネイルアートの情報をゲットする。 どうも10時から整理券を配るらしいんだわ。 午前中は10時と11時の2名のみ。 たった2名なんで、プレッシャーがかかる!!! (もっと普通のことでプレッシャーがかかればいいのに、こういうことになると燃えるomi!!) たださすがに10時からの整理券のために9時から並ぶ人はおらず、15分ぐらい前にくれば大丈夫ですと係りの方に言われ、まずは写真を撮りにいく。 この日は観察小屋の近くの干潟が少なく(満ち潮だったのか。。)野鳥はあまりいない。 なによりも寒い!! コサギなどの写真を少し撮ると、30分前なのにまたゲートの近くにくる。 ここで、もう一度聞いた。 整理券の列はまだですか? かなりしつこい!! するとなんと、もう並んでもいい!っていう。 で、なんとomiは一番をゲットした!!!! この一番はネイルアートのための一番なんだけど、他の催し物を含めた全体でも一番をゲット!!! これが学生時代の成績だったらどんなに誇らしかっただろう。。。。。 列には観察会などの人も並んでおり、10時になると、それぞれの列にわかれた。 で、もちろん10時のネイルアートはomiと決まった!!!!! この時、11時の人も決まった。 この二人で午前中は終わり! 整理券をゲットするとすぐにネイルアートの出店にいく。 若いお姉さんのアーティストは感じがよかった。 生まれてはじめてネイルアートをするomi!!! 人々はこのように爪の手入れをしているのだとはじめて知る。 omiだって毎週、爪は切っているけど、それはただ切っているだけ。 アーティストのおねえさんは、爪の薄い膜とかもきれいにとってくれて、まずは爪のまわりをきれいにしてくれた。 もうここまでで、前の爪とはまったく違うomi!! いつもどのように過ごしているかがよくわかる。 お姉さんは聞いてきた。 『何色にしましょうか?』 『薄いピンクにしてください。』 顔がマイナスに目立つので爪だけを美しく目立たせないほうがいいと判断。 おねえさんは下地のなんとかというのをぬってくれた。 その上にピンクのマニキュアをぬる。 これって今、ジェルっていうらしい。 よくわからない。。 で、ぬっているときにomiはおもいきって聞いてみた。 『爪の先の方にラメを入れてもらっていいですか?』 お姉さんはこころよく承諾。 『何の鳥にしますか?』 おねえさんは聞く。 『かわせみ!』 をお願いします。 という一文もいれずにカワセミ!と答えるomi! お姉さんはちょっと困った。 お姉さんの見本の中にカワセミらしき鳥を見つけたので、カワセミを注文したんだけど、なんとそれはカワセミじゃなくって、ファンタジーの中の鳥を描いたらしい。 なるほど。。 『青とか赤の鳥って描けますか?』 『オオルリとかは描けます。』 おお!!! オオルリが描けるんだ!!! で、一歩つっこむ。 『ルリビダキはどうですか?』 お姉さんは答えた。 『ああ、オオルリじゃなくってルリビダキが描けるんです。すみません。』 おお!!! ルリビダキが描けるんだ!!! 『ルリビダキをお願いします。』 おねえさんはほそい針のような道具をだして、いろいろな色のマニュキアをパレットにいれはじめた。 『それってマニュキアなんですか?』 『いいえ。これはアクリル絵の具です!』 アクリル絵の具で描くんだ!! つまり、とてつもなく器用だったら、家でもネイルアートはできるってことだ!! おねえさんは針のような道具の先に青の絵の具をつけて、爪に鳥の頭をかきだした。 描いてもらっているomiの方が緊張する!!!! ここで震えてはいけない!!!! じっと描かれるルリビダキを見るomi! 頭と体の青の次にお姉さんは言った。 『おなかは黄色にしますか?オレンジにしますか?』 『オレンジ』 緊張のあまりにをお願いします。の一文がまたいえない。 お姉さんは白いおなかの中にオレンジの絵の具を少しいれた。 さらに顔の中に白い絵の具を少しいれて目を描いた。 目は白い絵の具の中にさらに小さい黒い絵の具がはいり、その中にまた白がはいるという超細かい作業となった。 しかもその目は笑っている目になった!!!! すごすぎないか。。。。 そのあと、お姉さんはラメをぬりはじめる。 omi的ラメの入れ方はまばらなラメだ。 だけどアーティストのラメはどん!!とはいる。 爪の先がラメに占領された。 ラメってこんなにたくさんば〜〜〜んといれるんだ。。。 はじめて知るomi. おねえさんはルリビダキの横にお花のパーツをサービスしてくれた。 そして最後に全体をまたコーティングする。 一生に一度のゴージャスな爪になったomi!!!! 『ひっかけなかったら一週間はもちます!!』 わ〜〜〜 超すごい!!! なんといってもフェスティバルの中のイベントだったので、なんとこれを1000円でやってもらった!!!! お姉さんは言った。 『しばらく爪をそっとしておいてください。』 そしてomiの肩にでっかい黒いかばんをかけてくれた。 いろいろなところにひっかけてはいけないらしい。 ってことは消しゴム版画もブローチもあきらめたほうがいいでしょ。 で、なんと歩いて平和島まで行ったのに、11時には帰ることにした。 爪をそっとさわると、かなり乾いてきている模様。 このままそっと家に帰ればいいんだな。。。 帰りはバスに乗ることにした。 (それが間違えだった!!!) バスは日曜日なので一時間に何本もない。 バス停で待っているときに見てしまった。 なんと目の前ですずめが交尾したんだ!!!! で、あわててかばんからカメラをだしてシャッターをきる。 その結果。 右手の中指のマニュキアがはげた!!!!!!!!!!! それは再起不能なほどのはげかたで、ようやくバス停からバスが見えたころには、なんのためにこの日、平和島まで来たのか、と自問してしまった。。。。。 他の指にはゴージャスにラメまでば〜〜〜んとはいっているのに、なにもない右手の中指。 これじゃいくらなんでもかわいそうでしょ。 (omiがかか?中指がか?それとも他の指がか。。。?) で、バスに乗っているときに決めた。 100円ショップにいってマニキュアを買おう!!!!!!!!! これはこの日一番の決断となった!! バスは大森駅につき、そのまま100円ショップに直行するomi!!! なんでこうなるかなあ。 ピンクのラメがはいっているマニュキアを買った。 それにはラメってちゃんと書かれていたんだ。 しかし家に帰って、悲惨な状況の中指にそれをぬったら、あの豪華なラメとは違い、omiが普通に考えられるまばらのラメがでてきた。 それでもめげずに何回も何回もそのラメを指先の集中してぬる。 他の指とはかなり違う感じの中指。 しかし一応、遠めにはぴかぴかって感じにはなった。 それでいいことにする。 こうやって、一生に一度かもしれないネールアートの体験は終わった!! 左手の指にかかれたルリビダキは一週間たった現在も健在。 だいたいの人がシールと思ったほど、絵はよくかけており、本当はomi以外の人がこれをすると、見事だろうなと思うできばえだ。 なるべくルリビダキを持たせるためにシャンプーは手袋をはめ、極力、台所仕事はやらず(それはいつもと同じ)全力をつくして日々守っている。 あと一週間ぐらいもったら嬉しいけど。。。 |