omi、多摩川を歩くーその3
2010年12月29日

もう多摩川がとまらなくなっている!!!
この日は多摩川到着時間が3時半をすぎるのではないかという時間になってしまっていた。
それでも時間ができたので多摩川に行こうと思う!!
極力、時間を節約する。
よっていつも使ってない頭を使い、バスをどのようにうまく組み合わせて目的地まで行くか、やってみた。
目的地は東急バスの六郷土手。
なんとomi家から行く時はなにも蒲田に行くことはないことが判明。
で、バスさえうまく乗り継ぎができれば、30分で行けるかな?って感じだということがわかった。
この日はさすがに30分では無理だったけど、それでも夕暮れまでにはしばしの時間がある。
広い土手にでるとほっとする。

この前きた時に飛んでいたとんびは1羽だけ。
しかしとんびにまどわされてはいけない!!!
目的はあの鷹がくるって場所だ。
あのあたりで、なにか撮れそうな気がしてならない。

歩いていると背後(西側)からの日が弱くなってきて、大丈夫か。。と思う。
鳥ってお日様が沈むと基本寝るでしょ。
(皇居のお堀のカモは夜もえさを食べていたけど)

よく見ると多摩川の下流は本流があって、岸辺までの間に葦がいっぱいはえている。
よって岸辺から本流が見えない場所が多い。
だから下流よりも上流の方が大きく見えてしまうんだわ。
やっと基本的なことがわかってくる。

目的地はこの日は引き潮のためか干潟になっていた。
こんなに水の量が変わるんだあ。
カメラマンのおじさんは夕方ということもあって2人だけだ。
(しかも2人ともすごいレンズなんだな!)

で、さっそく話しかける。
話しをさせていただいてラッキーでした。
本当にこのあたりのことに詳しいおじさんでした。
あの絶滅種になっているセイタカシギはとび方がワンパターンのため、鷹とかわしに食べられることがあるらしい。
おじさんが知っているだけでも今シーズン2羽がやられてしまったそうだ。

干潟の上をセイタカシギやオオバンが歩く。
オオバンが歩く姿ははじめてみる。
おなかが大きくってかわいい。



どこからか男の子(人間です!!)が現れて、川岸のコンクリートに腰掛けた。
え?
危ないんじゃない?
思わず声をかけてしまいましたよ。

おじさんは前に子どもが落ちて下がぬめっているために足がとれなくなり、でてこられなくなったのを見たことがあるそうだ。
体重の軽い鳥でさえ、足をとられているんだから人間だったらかなり大変なんだと思う。

このポイントはカモがやたら近くまで来る。
こんなに近くまで来ていいのか。。。。。



この日は風があまりなく、水面が鏡のようになっていた。
だからこういう写真もとれた。
やっぱりセイタカシギは貴婦人のようだわ!!




オオバンとユリカモメとセイタカシギのスリーショット

夕暮れ時の多摩川は情緒がある。
鳥たちがそろそろねぐらに帰ろうかという時間がせまってくるんだ。
すると、ムクドリが集団で飛び回る。
一回干潟に下りたと思ったら、また飛び立って、近くのマンションのアンテナにとまったりしている。
これを何回も繰り返しながら葦の中でねるらしい。









おじさんは珍しい動物がいる場所とか珍しい魚がいる場所とかカワセミがいる場所を教えてくれた。
こんなに教えてくれてもいいのかなあ。
しかも、なんと最近常駐しているふくろうがいるという情報までくれた。
それは都内での話しだ。
すごすぎる!!!

鷹が葦の中にいて夕暮れ時に飛び立つことがあるらしい。
おじさんはそれを待っていたらしいんだけど、omiはそうもいかないでしょ。
で、おじさんにお礼をいってその場をはなれる。

日がもうほとんど沈みかけていて、その写真も撮る。
葦や川辺の植物が黄金色に輝いている。




大師橋は紫色になっていた。

で、見つけました!!
富士山!!
ここからパーフェクトの富士山を見ることができるんだあ。
夕方だから何も収穫はないかなと思っていたんだけど、最後にこの富士山をゲット!!
やっぱり行ってみるもんだわね。




おまけ
おじさんに教わった次の日に撮ったふくろう
昼間はずっと寝ているらしい。。。


その4に続く


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