仙台日帰り旅行
2009年7月1日

大人の休日倶楽部の格安チケットを使って、花巻に1泊2日で行ってきた。
しかしこのチケットの有効は3日!
ということはあと一日を使わなければもったいない!
で、3日目に日帰りで仙台に行った。

どうして仙台か?
とりあえず、東北地方の新幹線の沿線の野鳥を追った。
すると東北大学の植物園がヒットしたんだ!
植物園には当然、野鳥もいるでしょ。
しかも大学の植物園だから手軽に回れるし!

前日、前々日に続いて新幹線に乗る。
行きも帰りも爆睡の新幹線の車中。
気づいたら仙台だった!



前々日は盛岡で、前日は花巻で新しい街発見だった。
仙台は大昔、学生時代に一度来たことがある。
よくは覚えてないんだけど、(なんでも忘れる!)奥入瀬とか平泉に行った帰りに仙台に寄ったような気がする。。

仙台はあまりにも大きい!
それが今回の印象だ。
地方都市大好き人間になったomiにとって、仙台は地方都市ではない。
東京と同じだ!

まず、駅が大きい。
東京駅や上野駅同様わからないことだらけだ。
駅をようやくのことで外にでると、今度はあまりにもたくさんあるバス乗り場で迷う。
だいたいどうやってバス乗り場まで行くのかがよくわからない

ようやくわかったのは駅の1階からはバス乗り場には行けないってこと。
2階の歩道橋からそれぞれのバス乗り場に降りていくんだ。
そこがわかるまでに苦労しなければならない。

そして東北大学へ行くバス。
これがまたわからない
バスの並び方もちゃんと決まっているらしく、それを把握するのに時間がかかる。
その間に、他のバスが来たので、運転手さんに聞いてみるとやはりそのバスではない。
右往左往するomi!!!

バスチケットを売る小さな建物があって、そこのお姉さんにバスの時刻表をもらう。
おねえさんに聞く。
植物園に行きたいんです。
するとお姉さんは答えた。
そこの乗り場で大丈夫です。
なんとなくわかったようなわからないような。。。
しかしだ。
はっきりここでいいとわかった瞬間があった。
国立大学のきりっとした顔の子が何人かいたんだ。
ここで大丈夫だわ!
ようやく安心することができる。

バスが来て乗り込む。
目的地は東北大学だ!
バスは15分ぐらい走り、キャンパスに着いた。

東北大学のキャンパス!
めちゃくちゃ広いです!
アメリカの大学みたいだ!!!



キャンパスの中を路線バスが通り、あちこちに標識もたっている。
その中に植物園というのもあった。

ここは植物園に行くまでがもう植物園のように、緑が豊富だ。
さすがに国立大学だ!

学食(今はカフェテリアとか言うのかなあ。。)らしき建物のあたりで一人の学生に聞いた。
『植物園はこっちの方ですか?』
するときり顔の学生は答えた。
『さあ。。すみません。』
そうです!
彼らは一生懸命に勉強している。
同じ学生でも遊んでいるomi家の息子とは違うんだ!
学生は経済学部とかかれている方向に向かった。
たぶん植物園には行ったことがないんだろうな。

目的地の植物園はこの学食の裏手の方角にあった。
大きな建物がありエントランスはすぐにわかる。
しばふが日光に照らされて輝いている。

エントランスでチケットを買った。
大人200円(だったと思う。)

ここの植物園はHPがあって、それを見たんだけど、地図はかなり広い感じだった。
でも大学の植物園ですもん。
そんなに広いわけないでしょ!

と勝手に思い込む。。

ところが、園内の地図をもらって、一歩、ガーデンとかかれたところにはいると、そこはなんと山だった!!
ここは植物園といっても、山なんだ!
現地に来てようやくそれに気づく。
しかしもう時はおそい!
この山を制覇しないと、ここに来た意味がなくなる。
しかもこの日はかなり暑かった。
暑かったってことはomiの苦手な昆虫がいるでしょ!
でももう時はおそい!



園内には小川が流れており最初はそれに沿って歩く。
もちろん、道はあるし整備もされている。
しかしふか〜〜〜〜〜い森なんだ。
鳥の声もするんだけど、緑に覆われた木のどこに鳥がいるのかわからない。

omiが勝手に描いてしまった図式は、野鳥の写真を撮っている人が結構いて、omiはなにげなくそのグループにはいってしまい、
『あそこにあの鳥がいますよ。
とか教えてもらうってものだった。
しかし、写真を撮っている人もいない!
仙台で野鳥を撮る人はどこに行ってしまっているんだ。。。。

森はどんどん深くなり、しかも道は階段になった!
階段をどんどん登っていくと、下の方に針葉樹林がみえはじめる。
(って大げさか)
途中でこの階段を登るのをやめようかと思った。
しかし、ここでやめたら一生、東北大学の植物園を制覇できないぞ!!
と変な根性、闘志がわきでる!


やっと山のてっぺんにくると大きな芝生が目にはいった。
そこでは今まで登ってきた山道がうそのように、芝生にねそべって本を読んでいる人や木陰で休んでいる親子連れなどが目にはいった。
これはどういうことか。。。。

しかも自動車の音までする。
歩いていくとそのわけがわかった。
植物園を登ったところになんと自動車道があり、しかも登ったところにもこの植物園のゲートがあったんだ。
確かに裏に青葉山ゲートがあるとはかかれていたけど、はっきりいって、裏からはいって山道を下るほうが楽じゃないか。。。。
しかし、もう登ってしまった!
しかも写真はほとんど撮ってない!



このままじゃすまないぞ!
とまた闘志がわいて、この裏のゲートからでてしまえばよかったものを、山道を下ることにした。
で、みちゃいました。
蛇!!!
なんとなくこれだけの山だから蛇がいるんじゃないかと思ってはいた。
しかし何もomiの目の前にでることはないっしょ。
蛇も驚いたようで、枯葉の中にすぐにはいっていったんだけど、このあと5メートルぐらいはダッシュしてしまった!
すると後ろの方でさらにかさかさかさかさと蛇もダッシュして逃げている模様。
もう写真どころではない!!!

でも、この植物園を制覇しないと!!

はっきりいってここまでくると何を制覇かよくわからない!
山道にはいろいろなポイントがあって、そこを通ることに意欲を燃やすomi.
しかしポイントはただポイントであって、そこに何かがあるという場所は少なかった。。



最後は登ったんだから今度は下りだ。
今度は思った。
絶対にころんじゃいけないぞ!!!
もう何をしに植物園に来たかよくわからない!
時々鳴いている鶯にも耳を貸せない。
とにかく降りる。
これが最大目標になっている。



エントランスゲートが見えたときはほっとした。。
こんなはずじゃなかったんだけどなああ。

ここでいっぱい野鳥の写真を撮ると勝手に決めていたので、時間をたっぷりとってある。
このたっぷりの時間がもてあまし気味になってしまう。
急遽、地図を見る。
すると城址公園が近くのようだ。
とりあえずそこだ!!!!

ゲートをでるとすぐに近くにいた女の子に聞いた。
かわいい子なんだけど、またこれがきり顔だ。
『青葉城跡に行きたいんですけど。』
ガイドブックとかまったく読んできてないから、自分で言葉を作っている。。。
女の子は言った。
『ああ。城址公園ですね。ちょっと遠いですよ。』
『どのくらい?歩いて30分ぐらいでいくかしら?』
『そのくらいだったら行くと思います。』
と言われたので、とりあえず、方角的にあっていそうな方へ行く。

すると、お城の建物があった。
それは門のようでもあった。
その写真を撮っているときに、なんとタクシーが通った。
あの山を登ってから30分(しかもまた山道みたいだ)歩くのはきつい。
ここはタクシーだ!
とあわててタクシーをとる。
写真を撮っていたのに、タクシーをとって、そちらに移動しなければならなかった。
この動作がうまくできなかったomi.
ここでころびました!!!!!!!!
しかもはでに転んだ!
もう本当に年なんだわ!

タクシーの運転手さんは気遣ってくれた。
『カメラ大丈夫ですか?』
ですよね。
omiよりもカメラが大切!
それは自分でも思う。


タクシーで山道を快適に登る。
しかしなんとなく思ったのは、植物園の登りきったところにあったゲート。
あそこからでたらなんてことはなかったんじゃないか。。。。

城址公園は行ってわかった。
仙台城はもうありません。
そんなの当たり前!って言われるかもしれないけど、知らないものはしらない。

しかしここから街を見渡すことができる!
あの植物園の誰もいなかった山道からは想像できないほど、ここには人がいた。



さて帰りだ。
駅までどのように帰るか。
歩いてもいいんだけど。。
と城壁の写真を撮っていたら、なんとバスがきた。
これは仙台駅で見たループってバスだ。
いろいろな観光地をまわって一回250円で乗車できる。
一日乗車券を使って、このループを利用すると格安なのかもしれないけど、1回の使用はちょっと高めだ。
そういえば一日乗り放題600円とあったなあ。
東急バスは500円で乗り放題だから、してみると東急バスってすごいんだと思う。
このループは土曜日のせいなのかとっても混んでいた。
席に座ることができなかったが、なんとあの青葉山ゲート(植物園の裏のゲート)で降りた人の後に座ることができた。
青葉山ゲートはバスストップひとつでした。。。。。。。。。

仙台駅まではだいたい20分ぐらいだったか。
駅に戻ったところでもうふらふらだ。
こんなに体力がなくなっていていいのか。。。

で、お昼ご飯を食べにいく。
といってももう3時ちかかったけど。
ぱっとみて目にはいるのはロフトとかパルコだ。
東京と同じでしょ!
で、パルコのレストラン街に行く。
ここでスンドゥフ(だったか。。)という韓国のスープを飲む。
仙台の名物が何であるかよくわからなかったomi.
仙台では韓国料理でした。。。


一息ついて、駅の売店まで行く。
仙台駅の売店、やたら広い!
ここで仙台の最中と笹かまぼこをゲット。
まだ時間があったので、1階と地下に行ってみる。
そしてわかったこと。

買い物をするんだったら、駅の地下でした。
いろいろな名産はそろっているし、お客さんもいっぱいだ。
みんなよく知っているんだなあ。。。

しかしもう手にみやげ物を持っているomi.
何も買わない!
この日は連続で歩いていたためか、結構、ばてていた。
で、少しはやいが新幹線の駅にはいる。
ロビーでまっていると、さすがに大きな駅だけあって、どんどん列車の到着の表示がかわっていく。
やっとomiがのれるはやてがきた!
あとはまた東京まで爆睡。
気づいたら東京だった。

今回の仙台は年々
年をとるのに加速度がついていってる!というのを実感できる旅だった。
カメラも重く感じるし、足ももたつくし。
やせることが必須!
体をきたえることが必須!
がんばらなくっちゃね!



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