宿泊する志戸平温泉の游泉 志だては夏の間、盛岡と仙台から無料のシャトルバスを運行している。
これを使わない手はないでしょ!
宿泊を予約する時に盛岡からのシャトルバスを予約した。
今回、游泉 志だてを使うことにしたのは、各部屋に露天風呂がついているからだ。
一度、露天風呂つきの部屋に泊まってみたかった。
といっても、なんとomiは温泉が目的の宿泊というのははじめてだ。
旅館でじっとしていることができるかどうか。。。

バスの出発の5分前にマリオスの前にいてください。
というお知らせがあったので、15分ぐらい前にバスプールに行った。
はじめての場所で、バスを待つのって、結構、どきどきものだ。
ここであっているだろうか。。。

バスは来ました!
ほっとするomi!


しかもなんと乗客は母と2人だけだった!!!
予定時刻の少し前だけどバスは出発する。
出発してすぐに運転手さんは言った。
『きじがいます!』
なんだって!!
きじだって!!
あわててみるomi.
しかし時はすでにおそし、バスは前にすすんでしまっていた。
『みんながほっておいてくれるからきじも住み着くんですね。』
はるほど。。
街の中のきじ!
見たかったです。

バスはメインの道をたぶん走っている。
緑の稲の中に茶色に輝いている畑がある。
どうやら麦のようだ。
それがものすごくきれいなんだ。
写真撮りたかったです!

途中の林檎の木にはもう青い林檎がついていた。
袋をかぶせてあるのもある。
林檎の写真も撮りたいし、麦の写真も撮りたい。
そうこうしているうちにバスは花巻にはいる。

新幹線で盛岡と花巻は一駅だ。
花巻駅から旅館までは30〜40分ぐらい。
盛岡〜旅館は約一時間だ。
だんだん地理と方向感覚がでてくる。

運転手さんが言った。
『先日、旅館の近くの橋を熊がわたっていて大騒ぎになりました。時々、小熊もでてきます。この前のお客さんは熊の写真が撮れたと喜んで帰っていきました。』
熊っていったって野生の熊だ。
それを写真におさめて喜ぶなんて、ちょっと違わないか。。。
危ないじゃない!


バスは大きな旅館の後ろの小さな旅館に着いた。
ここが今日、宿泊する游泉 志だてだ。


バスが着くとすぐに従業員の女の子が迎えてくれた。
かなり感じがいい。
ロビーに通されて、宿泊カードを書く。
ロビーからは窓一面の緑が広がる。
いつもいつもいつもいつも、一番安い旅館に泊まっているomi!
今回はちょっと違う。
贅沢だ!

『お部屋にご案内します。』

この游泉 志だては全室、露天風呂付きの部屋だ。
今回は部屋に露天風呂がついている宿ということでここを選んだ。
実は露天風呂がついた部屋といっても見てみないとどんなものかわからなかったので、母には部屋に露天風呂がついていることは事前には言ってなかった。
頭の中ですご〜〜くふくらんで、実際は頭で思い描いていたものと違ってしまうとまた大変だからだ。
予約は1Fのお庭が見える部屋にした。
部屋の露天風呂をみると、母は満足した模様。





平日だし、3時前に着いたので、まだお客さんがいない。
母は部屋の露天風呂にはいり、omiは大きな露天風呂にはいりにいった。
その途中に足湯がある。
まずは足湯からだ!
風呂に入る前に足湯につかる。
足湯ってこんなに気持ちがいいものだとは思わなかった。
風は涼しいし、足はぽかぽかしている。
カメラを横において、前に広がる森に鳥がいないか待つ。
しかし鳥は忙しかった模様。



足湯からでると、なんとマッサージチェアがあった。
これですよ!
さっそく、マッサージをはじめる。
これがマッサージチェアなんだ。
かなり気持ちがいい。
しかしどこをやっても痛い!
特に足はギブアップだ。
で、徹底的にやることにする。
足は足先からあとは体全体。
足はその後、どんどん上に移動して、最後は痛かったふくらはぎも制覇した!

マッサージチェアの次はお風呂だ。
忙しい!

誰もはいっていないお風呂!
ここのお風呂。
とってもきれいです。



しかも馬油という特別のシャンプーもおいてある。
これがとってもよくって、この回と次の朝も使った!
お風呂にはいっていると鶯がなく。
贅沢だ!
ただ、ゆっくりお風呂につかっているのが苦手なomi.
もう少し、ゆっくり落ち着けるといいと思う。。。。。
(なにか小学校の先生に言われてしまいそうな一言です)

部屋に帰ると母が言った。
『どこまで行っていたの?』
ですね。
いろいろトライしたから!



母に大きな露天風呂をすすめる。
しかしお風呂の前にまず探検らしい。
この游泉 志だては隣の旅館と連絡通路があって、そちらにもいけるようになっている。
で、行ってみる。
通行用のカードをフロントでいただいて、大きな旅館に行くと、そこには泊まり客がいっぱいいて、大きなおみやげものやさんもあった。
お菓子を買う。
しかし、やっぱり游泉 志だての方が落ち着いている。
で、再び戻ってきて今度は足湯だ。
母が足湯にいっている間、またマッサージチェアに座るomi.
足湯からでた母がどんなものかと一緒にマッサージチェアに座るが、そんなに痛いところはないと早々とやめてしまった。
omiの体はマッサージチェアが壊れるんじゃないかと思うほど、こっている。
日々の生活がこういう体にしてしまうんだな!



omiがマッサージを続ける間、母はお風呂にはいりに行くことにした。
なんと母がお風呂にはいっている間、ずっとマッサージチェアを独占するomi!
そして母がお風呂からあがってくると、もう夕食の時間だ。
なにかのんびりするというよりも忙しいかも。
ただリラックスはしている!

この游泉 志だては部屋の露天風呂も目玉なんだけど、食事もいい!
豪華で、しかも個室の食堂でいただける。
川が見える景色だ。
6時半はまだ明るかったが、食事が終わる頃は暗くなって、露天風呂から対岸をライトアップしている光が幻想的だった。



食事が終わると遠野の伝説を語ってくれる方がいらしているというので、聞きにいった。
なんと70歳を越えているおばあさんだったんだけど、とってもきれいで、語り口がやさしくて引き込まれるようだった。
ただ、物語は半分もわからなかった。。。。。
すみません。。。
このおばあさんはおばあさんのおかあさんに聞かせてもらった話をしてくれているという。
それを聞いて毎晩寝ていたということだ。
あちこちのホテルや学校で今は語りをしているという。
しかし、omiがあれだけわからなかった話を周りの人はなぜあんなにわかっていたんだろう。。



部屋に帰ると母はまたお風呂にはいった。
そしてその後、お風呂にはいるomi.
お風呂にはいっていると、なんと蛍が飛んできた。
アメリカで見て以来の蛍かもしれない。。
す〜す〜と柔らかい光を放ちながら飛んでいた。


夜は庭の外灯だけでお風呂にはいる!

この日は熟睡!


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