Hanabi 2008(Tamagawa)
2008年8月23日
毎年8月15日は区の花火大会がおこなわれる。

当日、夕方に有線放送がはいった。
光化学スモッグ注意報かな??
と聞いてたら、花火のお知らせだった。
花火があることをすっかり忘れていたomi.
なんでもかんでも忘れるのが仕事か。。。


花火の写真はなかばあきらめていたomi.
なぜかこの日に限って、
よっしゃ!と気合をいれることができた。
(あまり気合をいれないほうが世の中のためか。。。)


気持ちが高い位置にある間に、さっそくネットで花火の撮り方を調べる。
(ここまでは今までも何回かやっていた。。)

花火の撮影に必要なもの。
カメラ
三脚
ケーブルレリーズ/リモートコントローラー 


この中で大丈夫なものって
カメラだけだった。。。。
しかし、この日に限って、気力があったので
なんとかならないだろうか。。
って考えることができた。
で、昔デジタルになる前に使っていた三脚をだしてきて、
無理に使えるようにカメラを固定した。
ケーブルレリーズ/リモートコントローラーはどうしようもない。
説明には
花火写真ではブレてしまうのでシャッターボタンを指で押し続けることは考えられない。
とでていた。

ということはケーブルレリーズ/リモートコントローラーがないので、
1秒以上シャッターを押し続けてはいけない!
ってことなんだ!
というのはこれを書いている今、気づいた。
(すでに花火は前の日のことになっている。。)

とにかくだ。
なしですすめるしかないでしょ。

それから、ネットの花火の写し方の情報とカメラの説明書を読み、
ひょっとしたらこうやって花火は写せるんじゃないか。。。
というところまでもっていった。

まずいつも100パーセントつかっているAuto設定からマニュアルにかえる。
カメラ本体だけじゃなくって、レンズもマニュアルにする。
このあたりから汗がでてくる。

シャッターの設定はバルブ
これがなんのことかわかるまでまた大変だ。
これってどこをどうやって設定するのか。。。。

で、今度はカメラの説明書を見る。
するとなんと
花火、天体の撮り方
というページがあった!!
なんで今までこれを見なかったんだ。

で、そのページを見てわかった。
今まで見なかったんじゃなくって、見てもわからなかったんだ。。。

説明にはあった。
撮影モードMでシャッタースピードをbulbにすると、バルブ撮影ができます。
これじゃもっとわからくなるでしょ!!


でも、今回は気合がはいっていた。
そしてとうとうbulbがどんなことかはわからないまま、bulbにすることができたんだ。
(omiの解釈はbulbって光がたくさんはいるように設定することってことなんだけど、本当か????)

そしてF8ぐらいにすると。
これって絞りらしいんだ。。
Fをあわせるのは撮影モードダイヤルをAにする。

これだけわけがわからないのに、ものごとをすすめるってかなりすごい。
とにかく設定はこれで

ひょっとしたら大丈夫かも。。

ってところまでになった。


夕方刻一刻と花火の時間が近づく。
そして考えたこと。
ひょっとして月の写真もこの設定で撮ったらいいじゃないか。。。
と月の写真を撮ってみる。



川名さんのアドバイスでわかったんだけど、月って明るいからbulbにしちゃいけないみたいなんだわ。
まあそれがわかっただけすごい!!
自分のことなんで、なんでも褒めてかかる。


ネットの情報で花火が何時から見る。
そこでわかってしまったこと。
今回の花火は川でおこなわれるんだけど、どうもomiの家の近く(といっても何キロもはなれている。)じゃなくって、もっと川下の方らしいんだわ。
ひょっとして撮れないか。。。

そしてもうひとつ。
蝉でしょ。
ベランダにでるということは蝉がいるかもしれない。
これに打ち勝つ強い精神力が必要。

(幸いこの日は風が結構あって蝉はこなかった。)


開始時間がせまりベランダからそらをみる。
すると長細い光がみえた。
あれってなんだったんだ。。。
ひょっとしてUFOか。。

その時、花火があがりはじめた。
もうUFOはいいわ。



実際にやってみると、三脚を設定するのがえらい大変だ。
この三脚は高さがあまりないので、ベランダの柵の上までのびない。
よって柵をぬって写真を撮らなければならない。

しかもこのデジ一のために買った三脚ではないので、もし万が一、撮っているときにネジが緩んできたりするとカメラば落ちてしまうではないですか。
で、三脚で固定したにもかかわらず、カメラの紐は首にかけている。
夜暗くって、自宅だからこんな格好でいいけど、まわりに人がいたら、ちょっと写真はとれませんね。。。


そして花火がおこなわれる場所はかなり遠いんで、その前のビル群をぬって撮らなければならない。。
技術がないのに、他の多くのことまで考えなければならないomi。


(この建物がかなりじゃまだった!!と他の技術をさておき言う!!)

が、今回、トライしてみてよかったです。
はっきりいってだ。
ちゃんとばっちり撮れた写真は一枚もなかった。
(そのわりにはずうずうしくブログに投稿しているんですけど。。。)
でも花火を撮るときにはどんなことに注意をしていかねかなければならないか。。ってことは少しだけわかったと思う。

シャッターを押せばなんとかなるってことが
ないのが花火だ!
今回はリモートコントローラーがないのに、シャッターを長く押しすぎた。
結果、もちろんほとんどすべての写真にブレが見られた。
(カメラの画面を見ている限りでは全部成功したな!って単純に突き進んだところがすごかったけど!)


シャッターを長くおしていたんで、光がよれよれになって残った。。。。


あとネットでみんながいっていたように花火があがる位置を確認ということ。
これって、なかなかむずかしい。
カメラをぱっと移動することができないんで、花火があがる位置を予想しないといけない。。
今回の写真もずいぶん上がきれたり、左右に寄ってしまった写真ができあがった。


これは右によりすぎの写真。しかも線はよれよれ。。。
まあいろいろな写真があった。。。




ちゃんと撮れてない上の写真を下の写真のように加工しちゃってブログに投稿してしまうずうずうしさ。
この度胸が大切なのかも。。。

あとピンボケ。
よくやるピンボケなんだけど、今回は三脚で固定しているんで、これはないでしょ!なんて思ったのが大間違い。
途中、フォーカスリングが勝手にまわってしまったらしい。
かなりのピンボケがありました。。
しかもまたそれが勝手にまわって、ピンボケがなおっていたところがすごいし。。


力いっぱいシャッターを押してこのようになってしまった。。
花火か爆弾かわからないのがすごい!!

まあ少しでもちゃんとした花火の写真を撮るのってかなりの練習が必要でしょう。。
でも、それでも今回、花火の写真を撮れてうれしかった。
だめなところを全部オミットして、ちょっと自慢するか。。





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