omi, 再び新大久保に行く。
2005年11月
じゃ~~ん
Mと新大久保にいった。

今回は新大久保といっても職安どおりだけではなくって他の場所を開拓しようという
フロンティア精神をもってのりこんでいった。

Mと新大久保に行くのは2回目だ。
JR、大久保駅で待ち合わせる。
実はomiは大久保駅で11時とメールに書かれていたのにもかかわらす、新大久保駅に行ってしまった。
新大久保駅で山手線を降りたときに、Mからのメールが頭をよぎった。
改札は2つなので職安どおりにちかい南口で待ち合わせましょう。
むむむ。。。
新大久保の改札口はひとつだぞ。
ひょっとして
新はなかったような気がする。
と考えれてよかった。
大久保駅にあわてて行く。
大久保駅には改札口が2つあり、そのひとつが南口だということを発見。
omiが改札口につくのと、Mが階段を降りてくるのが同時だった。
セーフ!!

omiは昔、昔、大久保の近くで働いていたことがあり、その時の記憶により、今回のてはじめとして韓国食品店がないかとホテル海洋のあたりをまわってみたが、すでに過去のお店はなかった。
ただ大久保の駅の周りには安いお店がたくさんあるのがわかった。
カルピスが35円!!
あと
ヨン様のついた缶入りの健康飲料水なんかもおいてあった。
後でまた寄ろうと思ったが結局ここまで戻らなかった。
今度はコースをかえてここを最後にしよう。

大久保通りをそのまま再び、新大久保方面に向かう。
新大久保を抜けるとそこにはちらほらと韓国ドラマファンには超うれしいお店が姿を見せ始める。
そのうちのひとつの
韓流館にはいった。
韓流館はKorea Plazaににている。
本やビデオ、CDなどがたくさんある。
そこで、ひとつづつ吟味をはじめるMとomi.
わからない単語はすべてMに聞く。
omiはもてるだけの知識をがんばって動員して、ドラマの話をした。
Mはomiほどドラマは見ていないはずなのによく知っているわ。

omiがCDでほしかったのは
キムボムス
やっぱこれは本当にほしい。
まだブックオフではでないだろうし、CDを買う余裕はないし、痛いところですな。
Mが釜山で買ってきてくれたスルプンヨンガのOSTもあった。
釜山のウォールマートの2倍の値段だったみたいだ。
何気に頭は韓国よりもどれくらい高いかという計算に徹している。
VCDもおいてあったが、これは日本語の字幕はないのだが、かなり韓国よりも高かった。
ビデオは豊富だ。
omiは韓国の映画の中では
「シュリ」が一番好きだ。
もう何回も見ている。
でもこの高いビデオは買わないなあ。

店内にはクォンサンウのメモ帳とかファイルとかいっぱいあった。
天国の階段でつかったのと同じモデルのネックレスなども売られている。
Mは言った。
「こういうのは昔は韓国では売られてなかった」
う~~ん、といってomiは日本でこういうものが以前から売られていたかどうかはわからない。
なんせドラマを見るようになったのはごくごく最近のことなんだから。

結局、いろいろ見て
何も買わないで外にでてきた。
お店の外で、
ただの新聞を見つける。
Mがいうには、新聞にもいろいろあって、本当によくできている新聞も中にはあるということだ。
すご~~くよくできた新聞があって、電話で褒めてあげようかと思いました、とまで言っていたなあ。
「ほらほらありましたよ」
と日本語版の新聞を見つけてくれて渡してくれる。
あと、小冊子になっている案内とクーポンがいっぱいついているパンフレットもあった。
で、これは本当にすごいだけど、
Proposeという情報誌もただでおいてあった。
中にはスターの情報が満載だった!!

大久保通りをあるいていくと、同じような店がかなりある。
そして一軒の家で呼び込みをしていた。
「食事はいかがですか!?安いですよ!」
釜山亭はランチタイムは600円でビビンバが食べられる。
呼び込みにつられて二階にあがった。
椅子の席はすでに満席になっていて、畳のところへ。
omiは何と、かかとが深いバスケットシューズでもないけど、それに近いスニーカーをはいていた。
この靴の脱ぎ着は腰が十分に曲がらないために幾多の苦難をともなう。
しかし600円のためにがんばった。

たたみに陣取るとさっそく韓国語講座をしてもらった。

この日はまずメニューの見方。
サムゲタンの
は広東語のに相当する。つまりスープのこと。
갈비탕もカルビがスープにはいっているということ。
因みにサムゲタンのサムは人参の参の字を使う。

石焼ビビンバは
돌솥비빙밥
돌は石、솔はご飯をつくる釜のこと。
それに
정식とつくと定食になる。
잡채덮밥정식といえばチャプチェをのせた定食のこと。

ここではMは
잡채덮밥정식をomiは돌솥비빙밥を頼んだ。
そしてこれが注文した
잡채덮밥정식돌솥비빙밥だ。



ビビンバは上の辛いお味噌(?)をMがとってくれたので、そこそこの辛さだった。
あれが全部まじっていたらちょっと大変だったかも。。
Mが頼んだチャプチェも味見させてもらった。
春雨にねばりがちょっとでたような味だった。
チャプチェはさつまいもから作るそうだ。

で、この定食にはおかずが4品ついてきた。
それぞれ味見する。
後から写真を見てわかったんだが、Mはこの白菜のおかずを全部私にくれていた。
それに味見のチャプチェを載せてくれたんだ。
目の前に座ってながらどうしてそれに自分が気づかないのか、かなりわからないんだけど、よそってもらった品をomiは平気な顔をして食べてたんだな。
しかもMはそういうこともしながら、omi のビビンバをまぜてくれた。

「こうやってたくさん混ぜるのが韓国風」
といってかなり混ぜた。
ここまで混ぜるものだって知らなかったよ。



ジュウジュウ音がしながら出されたあつあつのビビンバをふーふーいいながら食べた。
ソウルでひとりで食べたビビンバよりもおいしかった。

一休みした後、探検は続く。
はっきりいって、この日、新大久保を開拓するんだったら、もっとネットで調べてくればよかったんだが、とにかく行き当たりばったりなんだわ。
ただ大久保通りは今、職安どおりにつぐ華やかさになっている。
しかも幾分職安どおりのお店よりも品物の値段が安いところがあるようだ。

で、行きなれた職安どおりにはいる。
Korea plazaはお店が大きくきれいになっていた。
1階はCDとかDVD、レンタルビデオの店。
なんと月、火ドラマのピのドラマのビデオがもうレンタルになっていた。
木曜日にはいるそうだ。
ただ字幕はないと思うけど。
店内のビデオでこのドラマをやっていたけど、映像がネットじゃなくってきれいだったから韓国からもってくるんだろうか?

2階は本屋さん。
前は韓国人向けの本がたくさんおいてあったが、今は日本人のドラマファン向けのコーナーがかなり幅をとっている。
同じような雑誌がわ~~~~とあった。
おどろいたのは、よく
歴史漫画とかあるじゃないですか。
それの韓国版があったことだ。
1冊1500円だったので買わなかったが、あれが、1冊500円の文庫本になってきたら買ってちゃんと韓国の歴史を勉強したい。
そうすれば歴史ドラマがもっともっとおもしろくなると思う。
百済とか高句麗とかはとりあえず習うけど、朝鮮王朝時代とか言われて、ぱっとそのイメージがわかない。
チャングムだって時代背景がもっと鮮明だったら違う見方ができるかもしれなかっただろう。
Mは普通の本を読んでいた。
そりゃ、omiが香港で日本語の本を読んでいるのと同じ状態なんだからごくごく普通のことなんだが、かなりうらやましかった。

またMの知識は豊富なんだわ。
「この人ってブログでも書いてるわ」
とか教えてくれたんだけど、その人の本も読めないし、ブログも読めないomiはふむふむと聞いているだけだったなあ。

ドラマにでてくるロケ地の写真集を2人でみていた。
すぐドラマを連想して感動するomiに対してMは
「この写真、質が悪くない?」
とか言ってくれて、余裕なんだわ。
写真の質まで見ていられないomi.
Mにしてみればなんでこんな場所がこんな写真集に載るんだろうというところがたくさんあるみたいだ。
故郷の釜山の近くのロケ地の写真も
「ここは行ったことはないわ」
と、こともなく言ってくれた。

2階で、どのくらい時間を使ったかなあ。
1階に下りてくるとそこから地下に続く階段があった。
地下はコーヒーショップになっているようだ。
大きなドラマの写真がいっぱい階段にかざってあって、それにつられてお茶を飲みにいった。
中は想像どおりおばさん達でいっぱいだった。その一員になる。

ここでもMの韓国語講座はひらかれた。
お茶の種類。
수정과(水晶菓)はシナモン味のお茶に干し柿がはいっている。
ユザ茶、柚子茶、字のまんま
모과차、かりん茶
どれも材料を蜂蜜や砂糖につけてそれを溶かして飲むお茶だ。

omiはここでは수정과(水晶菓)を飲むことにした。
Mは韓国語で注文してくれる。
それに反応しない店員さん。
店員さんは韓国語ができない(と思われる)日本人でした。
수정과(水晶菓)のことをMは店員さんに聞いた。
すると
「カップの中に干し柿ははいっていないけど、干し柿をいれてお茶にしてます」
ということだった。本当は干し柿がカップの中にはいるらしい。

このお茶は甘くっておいしかった。
でもMによるとこれは甘すぎということだ。
Mの実家ではお母様が수정과(水晶菓)もユザ茶も手作りしていらっしゃるそうだ。
Mが言うと作り方が簡単になる。
ユザ茶は柚子を買ってきて(
買ってくることから説明がはじまるんだーこれはあくまでもomi用の説明だけど)皮をむいて、千切りにする。それを蜂蜜(砂糖でもいい)につけて冷蔵庫にいれておく。しばらく時間がたって柚子のエキスがでてきたらお湯でといて飲む。冷凍してもいいそうだ。

수정과(水晶菓)はもうちょっと複雑で、シナモンとしょうがをいれて沸騰させるその中に干し柿も入れるんだが、干し柿はあまりいれておくとふやけるんでガーゼに包んだりするらしい。
で、omiは少なくってもこの수정과(水晶菓)は外で飲むことにした。
すきとおっている色がいいそうで、お祝いの席にもこのお茶は使われるそうだ。

実はomiは先日から
Mノートを作っておりMから教わったことをメモしてある。
それを時間があったらまとめてアップしたいんだけどなかなかそこまで行かないのが現状だ。
だからとりあえず食べ物のことだけは載せようと思っている。
これからも食べ物だけはって思っているのはかなりいいことなんだと思う。

職安どおりにはインサドンというおみやげ物やさんらしいお店が前からあるのだが、そこもあたらしくなっていた。
そこに昔の
韓国家具のレプリカがあった。
昔は薬箱として使われていた家具らしい。
小さいひきだしがいくつもあって、すごく素敵だ。
「いいなあ」
実はomiは昔の家具がすきだ。
好きなだけで何も家にはないけど、見るのがいい。
でもMにいわれた
「ひきだしがありすぎる。どこに何をいれたかわからなくなるよ」
もっともです。
omi向きではないかもしれません。


南大門市場と韓国広場にもよった。
前回Mにいただいたサムゲタンのパックもあった。
Mは
キムチを買って、omiはまたまたマンゴジュースを買った。
新大久保からマンゴジュースをひと箱持って帰るのももう普通のことになったな。
外はもう暗くなりはじめた。
なんと一日中、新大久保にいたことになる。

しかし今回も見ごたえがありましたね。
やっぱMとくると楽しいわ。

帰り際Mは自分でつくったたれに漬け込んだお肉をくれた。
これをずっと持っていてくれたんだと思うとまたまたありがたかった。

M本当にいつもありがとう。
また韓国語講座よろしく。
今度はどこに遊びに行こうか?



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