BB、omi家に来る

2004年11月11日


omi家はとてつもなくきたない。そのため、なかなか友達を呼ぶこともできない。しかし今回はパソコンの指導ということがあって、BBには
大変気の毒だったがomi家に来てもらうことになった。

omiは友達が来るという一大事というのに半ば
そうじを放棄した。

だいたいomiは掃除は苦手だ。


ごみが落ちていても自分では気にならない。omi家の息子達もそれで育ってしまっているので、多少、いやかなりのゴミ散乱状態であっても
耐えることなく普通で過ごせる。
要はきたないなんてことは気の持ちようだなんて普段はえばっているんだが、人がくるとなると一般の人とomiの間の考えのギャップを埋めることの必要性だけは知っているつもりではある。そんなに理路整然と物事を述べるのであるから、掃除ぐらいやりゃあいいのにそこがうまくいかない。
知っていることと実行は別なんて妙に律儀に考えている。
デジカメを買った時ぐらいの根性がはいれば、掃除ぐらいできるとは思うのだが、それはそれ、これはこれと自然に
頭の中で分類することができるんだ。

BBがくる前日、omiはBBにメールをだした。
「ジーパンもしくは体操服で来てください。」
つまり汚れてもいいように体操服だったら、ちょっとomiの気持ちが安らかになる。

当日の朝、ここまでほっておいた掃除をする。しかしだ。こういう忙しいときに電話がはいる。1秒でも多く時間がほしいのに、なぜ、いつもはならない電話のベルが鳴るのか、こういうのを
七不思議っていうのかなあ?

ある程度やったら、やっぱり思った。

「もういいわ。これ以上無理。」

このせりふ、どこかで聞いたことがある。
そうだ、そうだ、息子の試験前のせりふだわ。毎回聞いているように思う。じゃあこのせりふって
遺伝的なものか?

BBは途中から電話をいれてきた。
「出るのが遅れて10分から15分遅れます」
さすがに細やかな気配り。10分や15分なんてカウントの中には入らないでしょうなんて思っている
omiは絶対にできない電話だ。

BBと待ち合わせの最寄り駅まで迎えに行く。
BBはもちろんここに来るのははじめてだ。待ち合わせよりもちょっと前に着いたので、駅の横のスーパーで買い物をする。明日のお弁当のおかずまで買った。

そうじはしないのにたいした余裕だ。


駅で待つこと5分。BBは予定の時間に到着。

なぜこんなにぴったりと行動できるんだ。

駅からomi家までちょっとの時間歩く。途中omiが卒園した幼稚園。息子が通った中学校を紹介する。そのくらいしか紹介するものはまわりにはない。
omiがすんでいるマンションに到着するとBBは

「大きいわね」

と言った。もしかして勘違いされると困るから言ったけど

「マンションは大きいけど部屋は狭いよ」

omi家で唯一、自慢できるのは
外の眺望だ。晴れていれば富士山も見える。ところがこの日は曇っていてこの唯一の自慢もできなかった。そういえばBBと会う日って曇りか雨が多いよね。

あっそれから、エレベータの前にある
光ファイバーのポスターも自慢しておいた。要するに我が家には何も自慢するものがないので、富士山と公共のポスターで勝負を挑んでいるのだ。(誰と何の勝負をしているのやら)

 家にはいるとBBからおみやげをいただいた。
手作りのケーキとおすし。なぜこのようなものがきちんと持ってこられるのか?手作りケーキもおすしもおいしく頂戴しました。

そしてすぐにパソコンに向かう。前置きもなくパソコンって感じだ。

おそるべしおばさん達、秋葉原だけでは物足りずomi家結集。

BBはまず我が家のパソコンを外観からせめた。
なんやら一人で納得している。パソコンのスイッチをいれる。お茶の用意(といっても
ペットボトルのウーロン茶なんだが)をしている間にもうインターネットをはじめていた。

しかしですねえ。2回のネットカフェのせいか、パソコンをやっている間、
飲み物とか食べ物がないと落ち着かない。変な癖がついたものだと思う。パソコンがおいてあるテーブルの上はウーロン茶、紅茶、BBの作ってくれたケーキ、おすし、団子と並べられていた。そしてなにかわからないけど、口が絶え間なく動いている。

一区切りついたところでお昼ご飯にする。私は朝からカレーを煮込んで、ご飯もたいてしまった。ただ、サラダも何もない。
カレーだけだ。
omi素カレー!!をだす。
これだけでも書く材料になってしまいそうだ。でもBBは食べてくれた。よかったよ。
カレーを食べてまたすぐにパソコンに向かう。おばさん達は時間を無駄にはしない。食べている間はパソコン以外のことを話したが、すぐにまたパソコンの話題になる。サラリーマンも学生もこうなると顔負けよ。
おばさん達は時間がもったいないと思っているのだから。

この日にマスターしたこと

1 ブログにいれる小さな写真の作り方。

2 写真の切り抜きの仕方

3 メールのグループの作り方

4 写真をフレームにいれる方法

5 ネットのページの保存の仕方

と書いてしまうと簡単なんだが、これをBBが教えてからomiが実際にやるという行動を繰り返したので時間はかかった。 しかも、omiはBBが画面で教えてくれているときは簡単だと思っているのに、
いざ実際にやってみるとできない。
ただ
口だけは3人前ぐらいだ。

「ここはもう完璧よ」
「これは絶対に大丈夫」
「まかせて」

連発するのだが、omiが何事もなく実践を終えたことはまったくなかった。
見るとやるのでは大違いというのがパソコンかも。(しかし見ているだけだとなんであんなに簡単そうなんだろうかー
魔法の薬が含まれているようです)

このパソコンに関する質問のやりとり詳細はomiとBBのパソコン難問奇問珍道中(11月11日)をご覧ください。

http://happy.ap.teacup.com/omi_and_bb/

 omiは自分の家なのでBBが帰るということをすっかり忘れていた。夕方帰ろうとするBBに
「あれっ」
と思ったのは、たぶん香港のフラットがエレベータで上下すれば行ける距離のご近所さんだったからだろう。家は離れているけど、BBまた来てよ。と叫んだよ。
しかし、私たちの話題って香港の時のことでもないし、子供のことでもないし、パソコンオンリーだったね。

お助けウーマンBBは今日も行く!!
そんな感じの一日でした。





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