今週のomi家

(omi,韓国の旧正月番組を見る

2005年2月12日



この題をつける時なんとしようかと迷った。
「ネットを使って韓国のテレビの旧正月番組を見る」なんて長い題にしたら
書いているomiがなんのことかわからなくなってしまう。
とにかく、旧正月(2月9日)は韓国のお休みで、テレビではお正月番組をやっていた。 
それを
かずかずの困難を乗り越えて、omiがどのように見たかということについて書きたい。
息子はいいかげんにしてくれと言っている。

ネットで韓国のテレビを見られるようになってからまだ一ヶ月たっていない。
たまたまこのようにして韓国のテレビを見ることができることを知ってしまってから、
時間があれば韓国のテレビをつけている。
なんせ生ですよ。

コマーシャルだって日本でこのごろやっとウォンビンがでてきているが、韓国の放送だったらウォンビンだってチャンドンゴンだって
普通にでている。
(考えてみればあたり前のことなんですが)
この普通という雰囲気にomiはたっぷり酔いしれてるのだ。

コマーシャルにでている俳優をみると、今韓国で誰が人気があるのかがわかる。
それもおもしろい。
人気があるスターはよく携帯のコマーシャルにでている。
ちなみに今までコマーシャルでわかったのはチャンドンゴン、ウォンビン、ペヨンジュン、キムヒソン、イヨンエ、チャインピョ、キムテヒ、チョンジヒョン、チェジウ、イドンゴン、ムングニョンチョインソン、グォンサンウなどだ。
これじゃまるで番組を見てるよりコマーシャルをみてすごしているようだ。

韓国語は聞き取れなくってもなんとなくわかるというのがコマーシャルのいいところだ。ってことは言葉がわからない外国人が見てわかるコマーシャルっていうのはよくできているっていうことなのだろうな。

という具合に韓国のテレビを見ているのだが、旧正月はさすがに韓国ドラマファンにとっては
ぱちぱち手をたたきたくなるような番組が放送されまくった。

2月10日はサッカーのワールドカップ最終予選、日本対北朝鮮の放送も韓国のKBS放送でやった。しかし何も日本でやっているものまでわからない韓国語を使わなくってもいいだろうと最終的に気づきこれはパスした。

9日には
「マルズックゴリの残酷史」を見た。
まったくわからない韓国語の映画を見るのだから何かメリットがないと見てられない。
この映画のメリットはそりゃ
グォンサンウがでていることだ。
この題名がなぜ残酷史というのかよくわからないんだけど、ただひとつだけ感想を言えば

グォンサンウを高校生にするのはちょっと無理!!

(あんなにかっこいいのに高校生にはできないというomiの気持ちがかなりはいっている)
ペヨンジュンやチェジウだってかなりあの高校生は無理だったでしょ。
でも大人になってからの物語が多かったからなんとか見られた。
このマルズックゴリも大人になった時が最後にちょっとあるのだが、
グォンサンウがほとんど学生服なんだ。
ストーリーはほとんど学校の中での話しのようだが、詳しく聞かれても韓国語がわからないからいえない。
星で言えばこの映画は星2つかな。

旧正月の番組ということですごいと思ったのは
普通のニュースもアナウンサーがきれいな韓服を着ていることだ。
日本でもバラエティー番組などでは着物姿の司会者もいるけど、6時のニュースなどに着物を着てくることはないなと思う。男の人も韓服を着ている人が多い。日本では男の人の着物ってはでな色はあんまりないけど、韓国ではピンクや赤などの色がよく使われる。
あまり色で男女の差がないのは昔からだったのだろうか?

な〜んて考えながら、ニュースを見る。どうせ
内容はわからないのだから、服装とか高速道路の混み具合(映像)なんかで旧正月ってこういうものなんだと知るしかない。
(しかしテレビでこのように韓国の旧正月を知ったということはものすごい進歩だ)

夜2時まで日本のテレビを見ていることはないが、ネットを使ったテレビは途中で録画がきれたり、映像画面が途切れたりするので、
がんばってみなければならない。
そうなんです。
韓国語がわからないのに、
途中で回線が混むと画面がぷちぷち切れるのだ。
録画もできるにはできるけど、回線がぷちぷち切れると録画も切れるようになっている。
それをあとで張り合わせることができるのならいいけど2,3分づつ切れるようになったら録画はあきらめるほかはない。
だからとにかく根性をだして見続けるしかない。
夜、遅くまでやっているのは映画だ。
映画の終了後、韓国の国歌が流れて、放送が終わる。
この国歌は感動する。
日本の夜の放送が終わるときに君が代が流れるが、それよりもずっとずっと感動する
韓国の国歌がいいなあと思ったのはワールドカップ以降かな。
(日韓共催のワールドカップってそう思うとすごく意義深いものだったのかもしれない)

8日は夕方5時40分からMBCで
スターランキングパレードというのをやっていた。
これは見てよかった!!。
スターの映像がたくさんでてくる。
チャンドンゴンやピやアンジェウックなどオンパレードだった。
ただ何のランキングをやっているのかわからない
ひとつだけわかってしまったのは去年のニュースの(お正月ですから)トップテンみたいなもので、ソンスンホンの入隊とかテグキ(ブラザーフッド)などがあげられていたが、
はえある一位はなんと日本のヨン様ブームだったということだ
司会者もヨン様って言ってた。
わかりやすいわ〜〜。

あと芸能人が花札をやるという番組もあった。
花札!
日本とは花札のイメージが違うのだなと思った。
ただはなばなしいスターはでてなかったので、ちょっと見てやめた。
短冊なんてハングルで覚えてもひょっとするとあんまり使わないかもしれないし。。。

10日の午後1時から
グォンサンウがでる番組があるとキャッチした。
ブログでいろいろな情報が得られる。
助け合いの精神だ。omiは助けてもらう方をうけもっている

この番組、本当におもしろかった。
もしハングルができればだ〜〜〜〜。
グォンサンウが何かおもしろいことをいってみんな笑い転げているのになんていっているのかわからないというのは本当につらい。
いくら音量をあげたところでわからないものはわからない。
みんなが笑っている顔を見て笑っている自分がちょっと惨めだった。
ハジウォンも出演していた。
実際に見るほうがずっと大人だ。
グォンサンウは本当に本当に素敵!!
ドラマの中よりも実際のグォンサンウのほうがずっといい。
(このごろかなりグォンサンウにほれこんでる)
この番組の中でハジウォンがグォンサンウにオッパーと言っていたけど、大きな意味はないんでしょうね。ハジウォンがライバルだったら負けそうじゃない!!

同じく10日にはKBSで
スターXファイルというNG特集番組をやった。
これもおもしろかった。
画面を見ていればNGってわかるのだから。
本当にこういうのを
見ごたえがあるというのだろう!!
(言葉の壁を越えるとなんとかなるかもしれないというところだ。)

しかしこういうわかる番組に限ってまたぷつぷつ回線が切れる。
一応録画をしたのだが、ぷつぷつ切れてしまってファイルがいっぱいになって
最後はそのファイルを確認して捨てるのが大変だった。
(何をやっているのやら)
しかも回線がきれている時によく見ていると、録画されているものが再生になっていることがあったりして、かなり頭が混乱した。
まだこのシステムは使い慣れてないのだ。
わからない上にわからないことがおこっている状態だったわけだ。

このNG特集には
アンジェウクがドラマの中でやっていたNGもあった。
ケーキのろうそくの火が吹き消そうとしてもなかなか消えないのだ。
本人も笑っていたね。
あと屋外の時代劇のドラマのクライマックススでヒロインが泣き叫んでいるのに、
背後に
普通の格好をしたおじさんが何気なく通ったりしてた。
もちろん役者さんたちは気づかないで演技しているんだけどこれも笑えた。
日本のNG特集もおもしろいけど、韓国のテレビのNG特集は言葉の壁を乗り越えてみているのでおもしろさも数倍だ。

オールドボーイも放送されたが、DVDでみて暗くなったのでやめた。
シルミドも長いのでやめておいた。(これはもうビデオレンタルできる)
日本でちょっと前に話題になった映画がもうテレビで放送されている。

一番、ショックだったのはグォンサンウとキムハヌルの
「僕と同じ年の家庭教師」をやったらしいのだが、情報不足でみられなかったことだ。
グォンサンウとキムハヌルですよ。
どれほどおしかったか。

11日に見た
「おもしろい映画―チェミヌンヨンファ」はシュリをベースにして28本の映画をつなげたパロディー映画だ。わかったのはJSA,猟奇的な彼女などだが、これだけの映画のパロディーをつなげられるというのはすごい。ただ日本のテロリストが韓国でテロをおこすということで、天皇とか竹島とかなどの単語が聞けたのだけど、そこのところが日本人としてちょっと気になったかな。全部わかればなんてことはないのかもしれないけど、まったく言葉がわからないのでどういう描き方をしているのだろうと思った。

映画は日本ではまだ公開されていない
オリンシンプなどが放送されてた。
(omiはソウルでVCDを買ったのでこれもパスした)

11日の夜にはキムハヌルの
「彼女を信じないでくださいークニョルルミッチマセヨ」が放送された。キムハヌルが詐欺師になって、男の子をだますというストーリなんだけど、コメディータッチでおもしろかった。キムハヌルもかわいかった。最後もハッピーエンドでおばさん好みだったわ。

ただもう毎晩遅くまでネットのテレビを見続けて、
疲労困憊だ。
何もしなかった日本の正月が懐かしい。
しかも途中で番組表が翻訳できなくなっていて、情報をのがしてしまうというハップニングも勃発した。
(だいたいなんにも韓国語できない方が無理なのに、番組表のせいにするところも大胆きわまりない)万全の体制でいどんだ旧正月テレビ作戦であったが、100パーセント満足な状態には至らなかった。
来年はもっとまわりを固めて細心の注意を払って挑みたいと思う。
(これじゃオリンピック選手のリベンジだ!!)

ところで今度の韓国の連休っていつなんだろう?
また特集番組を組むかなあ?
おばさんはどこまでも積極的です。


トップページに戻る

inserted by FC2 system