バスの中の会話
2007年2月4日


歩いては食べ、歩いては食べ、健康な生活か不健康な生活かよくわからない暮らしをしているomi.

ひさしぶりにバスというものに乗った。
ところが久しぶりのバスですもん。
そりゃ〜〜何かあるわ!


omiが窓際の席に座っていつものようにCDウォークマンでキムボムスの歌を聞いていると、おとなりにomiより年配のおばさんが会釈をして座った。
どうぞという意味でomiも軽く会釈をする。
とおばさんはomiに話し出した。
『今日は寒いですね。』
といってから
『ああ、何か聞いているんですね』
と言われた。
『大丈夫です。寒かったですね。』
と返したomi。
するとおばさんは
『何を聞いているんですか?』
と聞いてきた。
omiも若くはないので最新のMP3を息子が使っていたりすると、どうなっているの?とか聞く。
それと同じ感じなのかなあと思って、
『音楽です。』
と答えた。
すると
『機械は中にあるんですか?』
と聞かれたんで、CDウォークマンをだして見せた。
『こうなっているんです。』
と中のCDまで見せた。

おばさんは結構、興味深々なんだ。
で、ついでにこういう音楽です。
とイヤホンをかしてあげた。
おばさんは
『これで聞くんですか?』
といいながら耳にイヤホンをもっていった。

で、おばさんは音楽を聴くとなんせ韓国の歌手のキムボムスだから、えっと思ったらしい。
『韓国語ですね。』
『ええ、今日は韓国のポップスを聞いてます。』
ここまでが極々普通の会話。

するとおばさんの目がきらりと光った。
『私、韓国ドラマが好きなんです。』

『私もです。』
と答えなければ大嘘でしょ!
キムボムスまで聞いているんだしさあ。

するとおばさんは言った。
『今、キムサムスンを見ているんです。』
おお、なかなかいい線いっているじゃない!
で、答えてあげた。
『あのドラマおもしろいでしょ。』
すると
『ほらあの男の子、かわいくて初々しくて本当に素敵だわ!』
ときた。でさらに続けるおばさん。
『私はね。ソンスンフンのファンなんです。でも軍隊にいっていて次のドラマまだじゃないですか。それでキムサムスンを見たんです。そしたらあの男の子がでていたんですよ。』
なにか声が大きくなるおばさん。
どんどんテンションがあがってきている。

一人でしゃべらせておいたら、バスの中の全員が私達の会話をキャッチしそうな雰囲気だ。

で、omiも小さな声で答える。
『ヒョンビンですね』
するとおばさんの声がまた高くなった。
『ヒョンビンっていうの!本当にあの子かわいいわ!背が184センチもあるんですってよ!』

名前を覚えてないわりに、めっちゃ詳しいじゃない!
『私の姉はペヨンジュンのファンなんです。でもヒョンビンに比べるとペヨンジュンはおじさんのような気がして。』
ああ、会話終わらないかなあ。。
『姉にDVDをとってもらっていろいろドラマ見ているんです。
私は
79歳で姉は81歳なのよ。』
え〜〜〜
絶対にそんな年には見えないぞ!!

『お若いですね〜〜』
おもわず言ってしまった!!

なにか情熱的にヒョンビンのことを語るおばさんは私よりも10歳ぐらいは上かなっと思ったが、とんでもないことにもっと年上だった。
しかしだ。
このおばさん姉妹とヒョンビンを張り合うことになったらなんとなく負けるような気がしてならない!


『ねえ、サムスンというのは変な名前なの?』
これっていつかomiがMにした質問じゃない!
で、答える。
『いえ、昔風の名前らしいですよ。』
『ああ、じゃあ花子とか太郎というような感じなのね。』
いや〜〜花子も太郎も昔の名前というよりもomi的には現代風の名前なんだが、否定すると話がややっこしくなりそうなんで、
『そうなんでしょうね』
といってしまった。

『私のまわりにも韓国ドラマファンの方がたくさんいるんですよ。10歳ぐらい若い方はよく韓国に行ってますよ。』
10歳若くたって70歳でしょ!
すごすぎないか!
あなたも韓国まで行った?って聞かれたらどうしようかとどきまぎするomi
ただ幸いなことにおばさんは自分の情熱を語ることに集中していて、人の動向までは気がまわらなかったようだ!


『私の姉はね毎週火曜日(あれ、水曜日っていったかな)に週刊誌がでて、表紙にペヨンジュンがのっていると買うのよ』
81歳ですよ。
ものすごく積極的だなあ。。

話しが時々前後する。
『私はソンスンフンが好きなのよ。秋の童話はみんな泣いたといっていたわ。あなたも見たでしょ。』
いやいや人の方に話を投げかけないで!
でもすでに10回以上ビデオを見た秋の童話を見てないとはまさか言えない正直もののomi.
見ましたと言った。
その時、バスがおばさんが降りる停留所についてくれた。
本当に停留所についてくれたバスに感謝です!

『またどこかで会うかもしれないわね。』

思わず笑ってしまったomi.

『失礼します。』
会うのはいいんだけど、今度会ったときはもう少し小さな声で会話してもらえると、とってもありがたいかも。
バスの四分の三の人が聞ける大きさじゃなくって、四分の一の人には聞こえちゃうかなってぐらいが会話の大きさとしては適当でしょう。
おばさんが降りてからまたキムボムスを聞いたomi.
なにかちょっとの間の会話が特番になってしまうなと思ったのでありました。


特番2本書いたら今週のomi家かけないし。。。



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