omi, ブリッジを習う
2007年1月12日


Yが海外から帰ってきてからず〜〜〜とブリッジを習いたいと騒いでいたomi.
とうとうその日がやってきた。

Yは香港時代の友達だ。
子供が小さい時毎日会っていたので、何年も一緒だったような気がしていたが、実はY家は2年も香港にいなかったことがわかったのは去年のこと。
その後、彼女はヨーロッパやアメリカに行っていて、ブリッジを覚えたらしい。
そのおこぼれをたっぷりもらってしまおうというomi.

教えてほしいと騒ぐomiのためにYはこの日、ブリッジが習える環境を設定。
つまり、4人でやるゲームなので彼女のお友達を呼んでくれて自分の家を提供してくれた。
都内某所のY家に集まったのはYのお友達のHさんとご近所さんのMさん。

当日、Y家の最寄駅で待ち合わせる。
実はこの計画、去年の暮れにできていた。
そして年が明けてからはお互いに連絡をとらないで、突然その日がやってきたんだ。
駅に行く間も、
『今日だったよね!』
と手帳を見るomi.
最近は待ち合わせの駅を間違えたり時間を間違えることが普通になってしまっているんで、常に確認なんだ。
ついでに言えば確認しても間違えることもたくさんある。

omiの家から最寄り駅に向かう間に畑がある。
時々そこで自家製野菜を売っている。
ちょうどこの日、ブロッコリーが売られていた。
おお!!
ちょうどいいものがおみやげにあったぞ!

とブロッコリーを4つ買ったomi。
4つ目は自分の分だ!!
それを持って電車にのるまではあんまり何も気づかなかったが、座ってブロッコリー4つの袋を見たとき、少しだけ
違和感があった。
なんとなくこれから野菜の行商に行くって感じだったんだな!
少なくてもブリッジじゃないな!
まあいいか!

Yは指定の場所に来てくれた。
Yが見えたときはほっとした!
今日でよかったんだ。
なんでこういうことにいちいち安堵しなければいかないのかと思うけど、安堵する裏にはどれだけ今までにとんでもないことをやってきたか!


Yは最寄り駅から自宅まで行く道のりがえらく簡単なことを教えてくれた。
『2回曲がればうちにくるのよ。』
なるほど、2回だな!
閑静な住宅地を2回曲がるとY宅に到着。
到着したことをMさんに知らせるY。

実はHさんはこの日のことを忘れていたらしいんだ。
このことを知ってかなり嬉しかったomi!!
なにか親近感がわきますね。

しかしだ。
その後のHさんの行動は目を見張るものがあった。
そんなにご近所といえる距離でないのにまもなく電話があって到着を知る。
なんでそんなに行動がはやいんだ!!

そうこうしている間にYは何をしたかというと、
カードを探した!
『うちはトランプいっぱいあるのよ』
いっぱいあるんだけど、それがどこにあるのかがちょっとだけ不明らしい。
これもomiは嬉しかったな。

omiなんか一日に何回狭い家で探し物をしているか。
宝島じゃないんだから!
と今までに何回思ったことか
ただomiと違ってYはすぐにカード見つけたけど。。。



カードが見つかり、メンバーがそろったところでYのブリッジ教室がはじまる。
ブリッジというのはまずカードでおこなうゲームだ。
因みにトランプのことはカードという。
そこまで基本を書かなければ不安なomi.
この後、ブリッジを続けられるかどうかの瀬戸際かもしれない。。

4人でおこない対面の2人づつのチームとなる。
カードは13枚、それぞれのところにくるように設定されている。。
それを一枚づつだして一番強いカードをだした人が勝っていく。
それが13枚あるんで13回やって、強かったチームの勝ちというのがかなりおおまか平たくいったゲーム内容だ。


これがブリッジ用のカード。
13枚ずつに分かれている、カードがポケットにはいっている。
north, east, south, west というのが場所と考えていいかな。
マージャンでいえば東南西北に相当するのか。。


この日覚えたことはエースは4点、キングが3点。クィーンが2点、ジャックが1点という点数配分。
まずこれを覚えないと何が強いかわからないからね。
ゲームがはじまると一番最初にやるのがこの点数の計算。
自分の手元のカードは全部で何点になるのか?
っていうことが計算できなければならない。

よって手元のカードが弱いと助かる。
たとえばジャック1枚だと1点だし、たとえエースだって一枚だったら4点ってわかるでしょ。
ところが、エースが1枚キングが2枚ジャック3枚なんてことになると、カードを見た瞬間に頭が白くなっていくのがわかるんだ!
ここで計算をぱっとする!
これがブリッジの最初の難関だ!
というのがこの日覚えたこと!



参考までに載せておくが、上のようにばらばらにカードをだしてしまうのはomiだけ。
普通はしたの写真のように美しくカードを並べる。。。。


あとはチーム対戦なんでいろいろなかけひきをしたり、手元のカードをどのように有効にだしていくかとか頭を最大限に使って展開していくんだけど、はっきりいってそんなことはomiに訪れるかどうかってところだ。

Yは教えてくれながらいろいろな単語の説明をする。
たとえばスーツ。
スーツというのはジャックとかスペートなどの印のことだ。
ただ印がスーツといわれても頭の回転がとまるomi.
そういうomiのためにYは
例文を作ってくれる。
『4つのスーツがある』
『スーツは何?』
と聴かれたら、
『クラブ』
などと答える。
理解力が遅いんじゃなくって、理解力がないomiのために文章まで作らなければならないY。
omiがYにあげられる唯一のアドバイスは今度ブリッジを他の人に教える場合は理解力のある人を選ぶことだな。

他に覚えた単語。
トランプ→切り札
ノートランプ→切り札なしで戦うこと
ハンド→持ち札

ディクレアラー→このゲームを勝ちますって宣言した人。
パートナーはダミーと呼ばれて、自分のカードを公開する。
ダミーの任務は黙ってすわっていること。
ゲーム中、いっさい口出しをしてはいけない。
ディクレアラーは自分とパートナーのダミーの分と2つ仕切ることができる。


オポーネント
これは敵のこと。反対語はパートナー。


上の写真でBがディクレアラー。
Dがダミー

この時はomiがダミーだったのでカードが粗雑に並べられている。。。
AとCはオポーネント
カードをだして強かったカードが決まると勝った方にカードをむけて伏せておく。

実はこのようにゲームが始まる前にオークションと呼ばれる駆け引きがあるんだが、それはとってもむずかしいんで、まだここで、説明することはできない。。。。

さらに単語
メジャー→ハートとスベート
マイナー→ダイヤとクラブ

あとはいろいろ習ったが今となってはよく覚えてない!
あれだけやってくれたのにごめんY.


今回のヒットはパソコンでブリッジのカードの出し方を練習できることを知ったことかな。
このゲームはゲームが始まる前の駆け引きとかがすごく大切なんだけど、そこを省いて、どのようなカードをだしていくかということをパソコンで練習ができる。
本当にちゃんとしたソフトをいれれば、最初から出来るのかもしれないけど、カードを出すだけで精一杯すぎるomiはとりあえずこのお試し無料ソフトを家に帰ってからダウンロードした。

http://www.jcbl.or.jp/index.html


今までに数々のゲームに没頭して身を滅ぼしそうになったomi.
この日の晩、オットは、帰宅すると目の色を変えてパソコンに向かっているツマに何が起こったのかと思ったらしい。。
まあツマの身のことはそれほど心配しないんで、思っただけで素通りしたって感じではあったんだけど。
このお試しソフトはこのカードをだすといいですよ、ということをサジェスチョンしてくれるんだが、それが時々、omiの考えとかけ離れている。
もちろんほぼ初心者のomiの勘違いからそれがきているんだが、ごくまれに機械が間違えてるんじゃないか?ってことがある。
っていうかまだ本当はよくわかってないのかもしれないんで、機械が間違っていると踏んでいるomi
ひとりでぶつぶつ言い始める。
だからこのカードを切るんじゃないと思っていたんだわ!!
まあ相手が機械なんであまりご迷惑をおかけしてないとは思うけど、次回までにもう少し平常心で進められるようにするのが得策かもしれない。
omiさんが来るようになってから下品になったわ!
なんていわれるのがなんとなくぼんやりと見えてきそうな雰囲気であるからな!



ゲームを少し習得したところで、Yはお得意のドリアをだしてくれた。
おお!!!
ひさしぶりのYのドリア。

香港ではどれだけこのドリアをいただいたことか!!!



『写真だけは撮らないで!』
というYを無視して写真を撮るomi.
しかもここに写真いれてしまうし。。

Yといえばドリア!!
本当にこのドリアおいしいです。



この日、知り合ったHさんとMさんはそれぞれ息子さんがいる。
Yも息子だけ。
omiも息子だけ
4人、全員が息子だけ。
世の中半分が男で半分が女というのが本当かな?と思える構成だ。

その分、話もはずんだのは確かかとは思うけど。。。
このごろは学校の話から嫁とりの話まで話題が豊富だ。
嫁とりっていったって、別に息子の誰かが結婚なんてことはまったくないんだけど、そういう話もするようになってきたということなんだわ。
これがもう少したつと嫁とりの話が中心になっていくのかなあ。。。。。
反対にならないのが恐ろしいような気がしなくもないが。。

実は元旦に瀋陽の話をおばから聞いてからomiの頭は瀋陽色に塗られていたんだけど、その話をここでもした。
相手がどうこうということかまわず話すomi.
しかしこの日は話たら思わぬサプライズが。
なんとHさんの御祖父様がomi祖父が働いていた会社と同じだったんだ。
こんなことってあるんだなあ。。。
この日はまだ叔母から話を聞いてから10日しかたってなかったんだわ。
なんかすごすぎます。

なんてことに話が弾みすぎて、というかomiだけエキサイトしていたのかもしれないけど、かなり時間がたった。

しかしだ。
Y宅にはブリッジをしにきたんだ。
ブリッジを少しでも覚えなければ。
というのでまたカードの数を数え始める。
この日、最初から最後までエースからジャックまで配られたカードの合計がぱっとできなかったomi.
ここがクリアできなかったらブリッジは進まないぞ!
と何回も思った。

外がかなり暗くなってきたころ、ようやく重い腰をあげ、Y宅をあとにすることにした。
この間、Yの息子達が帰宅してきた。
息子達、超かんじよかったです。
次男のT君は昔の面影があって懐かしかった。
もちろん本人はあまりに小さかったんで覚えてないけど。

Y本当にありがとう。
いろいろ設定もしてくれて、ブリッジの面白さも教えてくれて。
omiは計算がかなりできないけど、見捨てないでこれからも教えてね。

以上、老後の楽しみにブリッジも加えたいと思いつつ、頭がブリッジだけになってしまったらどうしようかと心配もしているomiのブリッジレポートでした。

帰宅してからYからメールがはいった。
ブロッコリー近所の方にわけました。
そうそう、すっかりブロッコリーのこと忘れていたわ。。。。



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