omi、首飾りを作る
2007年1月20日

暮れにNにアクセサリーバーゲンで素敵なネックレスを買ってきてもらった。
それがたいそう気に入ったomi.
これって作れないものだろうかと密かに考えていた。

ピアノ線のようなワイヤーにビーズがたくさんはいっている。
線にビーズをいれればできるんじゃないかと
勘違いしてしまったのが今回の首飾り大作戦の発端となる。
ビーズで首飾りが作れないものかとご近所さんのMに言ったら、Mの友達のTさんがビーズ作りの名人だというではないか!!!
じゃあ教えてもらおう!!
ということになった。
なんでも最初は積極的なんだ。

MはTさんに連絡をとってくれ、M宅でビーズ講習会をする段取りに。
Tさんは
買い物からはじめる?
と聴いてくれたけど、どんなものが実際にできるのかもわからない状態で買い物は無理じゃないか。。
とりあえず、基礎中の基礎を習うことにした。

当日、Tさんはビーズとテグスやさまざまな道具を持ってM宅にきてくれた。
まずはどんなものが作れるかTさんの作品を見る。



で、わかった。
ほとんどのものが作れない!!!
作りたいと騒いでいるわりに、作れないことはかなり冷静にわかるomi.
だいたいビーズって小さいんだ。

それを細い針金のようなテグスにいれていく!
ちょっと考えただけでも気が遠くなりそうだ。

Tさんの作品は手がこんでおり、いろいろな形のビーズの模様にしている。
で、最初にはっきり言った。
こういうのは無理。
わざわざ来てもらっているのに無理だとはっきりいうomi.
教えがいのない生徒です。
で、自分が作りたい首飾りがどのようなものかを説明する。
まあどう複雑に説明してもビーズを通すだけの首飾りには違いない。。

で、Tさんはその基礎中の基礎のただビーズを通すだけの首飾りの作り方を教えてくれる。
まず小さいビーズをテグスに通す。
そのビーズが中間地点になるようにテグスを2本一組にする。
ビーズが隠れるように留め金をいれる。

2本一緒にテグスを通して、好きなビーズをいれていく。
最後に留め金をいれてテグスをとめる。
書けばなんと簡単なことか!!!
しかしそれだけのためにどれだけの労力を使ったかは計り知れないものがある。。

一番複雑怪奇だったのは留め金をどのようにつけていくか。。。
ここに書くのがはばかられるほど要領がわるかったomi.

留め金を反対に通してしまって、気づいた時は手遅れだった。
全部ビーズをはずしてしまうのかと思ったが、Tさんが反対側から手直しをしてくれたんでなんとかなった。
ひとりだったらここでやめていただろうな!


いろいろな留め金がある!

この日できた作品。
Tさんが提供してくれたビーズがよかったのか、かなり落ち着いたものができて気に入った。


左がomiの作品。右が参考にさせてもらったTさんの作品。
よく見るとほとんど同じかあ。。

Tさん、M本当にお世話になりました。。
この日Mにご馳走になったスパゲッティーとサラダ。
ご馳走さまです!


この日で終わらなかったビーズ大作戦。
作戦は次の日も継続される。
気が大きくなったomi!
やればできるじゃない!!!!

で、やめればよかったのに次の日にビーズの材料を買いに行った。
この日、頭にあるのはNが買ってきてくれたネックレス。
それを頭にいれて首飾りを作ろうとはちゃんと思っていた。
JR蒲田駅にある手作りの道具を売っているYや。
はっきりいって、これほどたくさんのビーズがあると何をどうすればいいのかわからなくなってしまう。。
まごまごしていると係りの方が来てくれた。
この日はちょうど雨が降っていたんでお客さんが少なかった。
この係りのおばさんに状況を説明する。
3連の首飾りを作りたいんです。
おばさんは最初、たいそう複雑な3連のネックレスを想像したようだ。
で、omiは見本のところにつれて行かれ
こういうものですか?
と言われた。

じゃなくってただビーズをとおして3連にしたいんです。

なんとなくおばさんにomiが作りたい形が伝わった。
まずはテグス。
この日はテグスというかワイヤーのようなものを買う。
名前があったんだけど忘れた。
それから留め金。
おばさんはワイヤーの色に合わせて留め金を選んでくれる。
このあたりからおばさんは結構必死になってきはじめた。
なにかこんなに一生懸命になってもらって申し訳ないような気がした。


あとビーズをとめる道具とかもそろえてもらって、いよいよビーズ選び。
最初にちょっと長い竹のようなビーズを選ぶ。
この竹の利点は長さがあるんで、一回で小さなビーズ3個か4個分に相当する長さを確保することができること。
その竹に合わせて4ミリという大きさのビーズを選らぶ。
それがものすごくたくさん種類があって、このプロのおばさんでも迷ってしまうぐらいだ。
おばさんはこれとこれとこれとと7、8種類のビーズをだしてきた。
ここの中から気に入ったのを選んで、長さに対してこれらのビーズがどのくらいいるかを計算してくれる。

こんなに綿密にやったって、絶対にomiはこのとおりにはできないぞ!
と思うんだが、おばさんの真剣な表情に何も言うことができない。
おばさんは大体これくらいのビーズが必要とだしたところで言った。

ビーズはどうしますか?

えっ?
ビーズは今選んでいるじゃない。。。

何のことかわらないomi.
するとおばさんはまた違う棚にomiを案内して小さい細かいビーズがはいっているビーズというものを紹介した。
平たく言うと子供でも遊べる値段の小さいビーズをビーズというらしい。

で、このビーズを2種類使うことにする。
この時点でおばさんの頭の中では3連のネックレスが完成した。
しかしそれは作るomiにはあまり影響されないものだった。


家に帰ってすぐに作業を始める。

始めた時点でやはり
3連は無理と思い(かなり判断がはやい2連にする。
しかもワイヤー全部にビーズを通していくのも無理と思い、ワイヤーの半分の長さに相当する部分にビーズをいれていく。
通し始めてすぐにこれだけの種類のビーズを使っていくのは
無理と思い、限定5種類のビーズを2連に使う。
要は最初に考えていた3分の1程のビーズを通せばいいということになったんだわ。
これだったらなんとかやっていけるかも。。。
一番苦労したのはやはりTeacherがいないなか、とめ金をつけていくところ。
自分でもすごいと思ったのは大工用のでっかいペンチでこれをこなしていったところだ。
TさんもYやの係りのおばさんも子供の工作用のペンチはでこぼこの型がついてしまうので使えませんといった。
でもなんとかなるんじゃないかとペンチを買ってこなかったomi.
いいかげんでもなんとかはなるもんです。。
でっかいペンチの先の部分は平たくなっていた。
そこの平たい部分て力いっぱいつぶすと留め金がつけられる。

やったね!!!
と思ったんだが、やはり色がむずかしい!!!
なにかぎらぎらぴかぴか光る
首飾りになってしまったんだ。
こういう結果になるからネックレスってあえて書かなかったんだわ!
写真だとこのぎらぎら感がでてこない。。。

これからビーズつくりを続けていけるかどうか不明。。。
しかしあの残っているビーズどうしよう。。。。


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