チベット人のお宅訪問

旅行会社は何軒かのチベット人とお宅訪問の契約をしているらしい。
家を見せてもらって、いくらかのお礼をするんだ。
当然、今日はちょっとだめと断られることもあるらしい。
なんせ突然ここにしよう!っていくですもん。
omi家だったら絶対にだめだめだめと断らなければならない!





訪問したお宅の全景と門にあった飾り。

訪問したお宅は湖へ通じる道の道路沿いにあった。
門の近くに鶏や牛がいる。
そこから中にはいると御主人と奥様、3人の子供達が出迎えてくれた。
奥様は民族衣装を着ていらした。
このように普段から民族衣装って着るんだ!

ここのお宅はお金持ちらしい。
ヤクは一頭6万円ぐらいなんだけど、それを10頭持っていると言ってた。
(あれ?10頭だったよね。。。)
考えてみればチベット族もこれだけの生活をしてますよ!というのを外国人にアピールするんだから、貧しい家はオミットされるんだろう。。









門をはいると中庭がある。
そこに太陽熱でお湯を沸かす道具があった。
(上の写真の左下)
これってアイディアものだけど、小さな子供がいる家では結構気を使うだろうなあ。。

最初に案内してもらった部屋は炊事をするところだった。
大きなお釜や炊事の道具がおいてある。
ミキサーもあった。
部屋の真ん中にストーブがあり、家族団らんの間なのかもしれない。
水筒がたくさんあるのを見つけたが、野外での仕事が多いからかもしれない。





次に案内してもらった部屋は応接間だったのだろうか。。
ソファーにはきれいな布がかけられており、部屋が明るかった。
ひょっとしたら寝室だったかも。

家の中には電気もとおっている。
テレビもあった。

床は板がはってないが天井は木がはられている。
その合間から石が見える。
冬は少し寒いかもしれない。。

部屋の片隅には仏壇があり、(これってチベット語でなんていうのか忘れた。)線香がたかれるようになっている。
麺のようなものが部屋の中に並べられていた。
ここで乾燥させているのだろうか。。

家の中はこざっぱりしているんだけど、家具がものすごくきれいだった。
その中に衣類がきちんとたたんでしまわれていた。
きれい好きなおかあさんなんだな。
子供の幸せってこういうところにあるのかもしれない。



右下の写真が大きなお線香。


子供達の写真を撮りたいといったらお母さんが子供を並ばせた。
下の男の子が恥ずかしかっていて、くねくねとしたらお母さんにしかられた。
おかあさんとしては収入源なので、子供を並ばせなければと思ったのかもしれない。
なにか悪かったなあ。。。

あとで聞いたんだけど、子供は学校に行ってないようだ。
やっぱ学校には国の方針としていかせるべきでしょ。
と強く思った。

子供達は小さな声でマネーと手をだしていた。
日本語で
『それはだめなんだよ』
と言った。

手をだすのを見てまたおかあさんは子供をしかっていた。
お客さんに対してかなり気を使っているのかもしれない。
子供達は写真をとると、カメラの方にきて、見せてくれという。
要はデジカメで写真を撮るとすぐに見られるということを知っているんだ。

文化の波が断片で押し寄せてきているといった感じだ。

トイレ(上の写真)は外にあって、壁で区切られているが、完全に空が見える。
でもきれいにしてあった。
星のきれいな日によるトイレに行くのはいいかもしれない。
ただ雨の日と冬はちょっとつらいかもしれない。

御主人と奥様にお礼を言って家をあとにする。
この子たちは大きくなったらどうなっているかなあ。。


お宅の前の景色。
この景色を見ながら子供達は大きくなる。

このオプション。
半日で日本円で2万円だった。
高いと思うか安いと思うかは個人の考えで違うだろうけど、本当に参加してよかった。
もし
どうしよう?
と聞かれたら絶対にいくことをすすめてしまう!!



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