黄昏 |
ナチェをすぎると石造りの民家が多くなってくる。 ちょうど夕飯時なのだろうか。 煙突から煙をだしている家もある。 こういうところで生活をしているとよりいっそう家族が大切なんだろうなあ。。 ヤクが水を飲むところを写すことができた!! この写真も好き写真のひとつ。 下に大きくした画面をのせた。 民族衣装が素敵だ! たそがれ時の景色もまた一段ときれいだ。 夕日が沈むのをベッドで腹ばいになって見ることにする。 ところがだ!! なかなか日が沈まないんだ! 腹ばいになって夕日の写真をスタンバイしているのに、いつまでもいつまでも明るい! で、写真、たくさん撮れてしまった。 それぞれ小さい写真の下がその写真の一部拡大になっている。 気分はウォリーを探せだ! これは大きな写真の下に小さな写真になっている! 斜面を降りるヒツジ達。 これは大きな写真のしたに大きな写真だ。 これは単独! こんなに写真撮っているんですもん。 そのうち、背中もおなかも痛くなって腹ばいをやめて、下に降りた。 老夫婦の横に座る。 この日、omiは自分でつくったイヤリングをしていた。 以前に片方を落として、もう片方と同じものを急遽つくったのだ。 おばあさんが朝からそのイヤリングをほめてくれていた。 で、横に座ったら、またいいねと言ってくれた。 そこで、おばあさんにそのイヤリングをあげた。 そこに韓国人のチョウさんがあらわれた。 おばあさんは悪いからイヤリングはいらないといっている。 悪いからって言われるようなものじゃないし。。。 で、チョウさんにこれを自分で作ったって伝えたいというと、わかったといってどこかに消えていった。 チョウさんどこに行ったんだ?? 戻ってきた時に彼女は手工芸と紙に書いてくれた。 誰かに聞いてきてくれたらしい。。 おじいさんまで悪いねえと言い出してしまって、本当に困った。。。 おじいさんは説明した。 自分達は荷物を西寧においてきているので、何も交換するものがないと。 その時謎がとけた。 なんでこの老夫婦は荷物が少ないんだろうと思っていたんだ。 荷物場所とり合戦に参加したomiは、若いカップルも荷物はなし、老夫婦も荷物なしというすかすか状態の座席下を予測してなかった。 なにかこれだけの荷物をかかえて旅行してしまっている自分がかわいそうになってたんだ! チョウさんはおばあさんに英語で言った。 『彼女がくれるといっているんだから、もらっていいのよ』 チョウさんのおしの強さでやっとイヤリングをもらってもらった。 おばあさんはomiのことをハグしてくれた。 チョウさんはそのイヤリングをおばあさんの耳につけてあげていた。 なにか嬉しかったなあ。 それはずっと日の入りを待っていた時の話だ。 そして列車は当雄の駅についた。 ナチェより、街の規模が小さいようだ。 しかしここではホームに降りることはできなかった。 駅に入る前の街の風景。 ここの駅で見た空がものすごくきれいで、みんな写真を撮っていた。 駅をでたすぐ後に見た集落。 これだけの集落はこの時までなかった! これだけあってもまだ日が落ちない。。。 |