ゴルムド

明け方一回トイレに起きた。
あの小さなテーブルに足をかけて降りた。
下に寝ているおじさんの足にちょっと触れてしまった。
申し訳ありませんでした。
omiが上に寝ていると安眠もできない!
廊下にでている人はいない。
トイレも誰もいなかった。
日本の寝台車ってみんなこんなにぴしっとしていたかなあ。。


朝、ゴルムド駅着が7時10分。
そして7時半からは朝食だ。
6時を過ぎたころに、車掌さんがきてまだみんなが寝ているのに強制的に窓のカーテンをあけた。
朝だから起きろということなのかな。
歯磨きをしてゴルムドで降りる準備をする。
ゴルムドでは20分ぐらい列車が停車する。
標高もまだここの駅まではそんなに高くない。

下の座席ではもう老夫婦が起きていた。
おばあさんが腰が痛いという。
で、少しマッサージをしてあげた。
そうこうしているとゴルムドに到着。
降りなければならない。
結構忙しい。
みんなここで下車できることを知っているのか、列車が到着するとホームにおりた。
昨日、乗るときに列車の写真を撮ることができなかったので、写真を撮る。





ゴルムドでは20分ぐらい停車時間があったので荷物の積み込みも多かった。



この列車は発車するときは放送なしででてしまうというので、あまり遠くにはいけない。
貨物車では荷物の積み替えが行われている。
10分ほど写真をとると食堂車の9号車に向かった。
停車している時に食堂車まで移動していしまうのはいい考えだったかも。

この青蔵鉄道のひとつの問題点は食堂車が小さいということらしい。
これだけの人数を運んでいるのに食堂車は一両だ。
よって予約でいっぱいですべては30分交代の時間制だ。
食事は中国式の朝食だった。
おかずがたくさんでてきて朝からこんなに食べられない。
ぱっぱと食べて、今度は車内を移動して3号車へ。







この列車は1等寝台車、2等寝台車、そして3等車がある。
3等車は寝台ではない。
よって料金は安いんだろうと思う。
チベット人がたくさん乗っていた。
しかしこの列車に乗れるチベット人はわずかだと思う。
3等車はなかなか味がある。
ひまわりの種が飛んでいたり、子供がねていたり、足が通路にとびだしていたり。
ここにいたらチベット語のひとつも覚えられたのかもしれない。
(というのは甘いか?)

席に戻るとおじいさん達はテーブルにお茶をだして、食事をしていた。
お弁当の車内販売もある。
食堂車から来るようだ。

車内販売はそのほかに、すいかもあったし、きゅうりもあった。
きゅうりは生のきゅうりを1本かじるんだ。
これがなかなかいい。
水分補給になるようだ。


通路側にある折りたたみの椅子とテーブル。



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