餃子やをでると、小さな店先に靴の底敷きがあった。
かわいい花の模様であたたかそうだったので買ってみた。
1元。
10元だそうとしたら、さっき1元のコインあったでしょ。
とニエ君に言われた。
だんだん母息子状態になりつつある。
駅からまっすぐに伸びていく道に昔の奉天郵便局がある。
切手みようかどうしようか一瞬迷ったが、かなり疲れていたのでパスする。


写真を撮って、秋林商店へ。
ここは前はロシアのデパートだったのだが、今は時計やになっているらしい。
ガイドブックにはロシアのデパートで、ロシアの御菓子があると書いてあったのでちょっと楽しみにしていた。。

時計は見なかった。。。
ここも外から写真だけを撮る。


左の写真:茶色の建物が秋林商店

瀋陽中央郵便局とこの秋林商店は建物が古いわりにきれいで、外壁はなおしてあるのかもしれない。。

ここから道路を渡って太平街へ。
中街と同じように太平街も大きな通りで歩行者天国になっている。
ここに大きなスーパーがあるという。
スーパー大好きなomiなんだが、あまりにもスーパーが大きくてなんだかよくわからなかった。。
スーパーは入るときに大きな荷物は預けなければならない。
ロッカーがあるんだが、全部ふさがっていた。
で、おばさんがいる窓口で荷物をあずける。
おばさんは
『貴重品はないですか?』
と聞く。
『ない』
と答えたんだが、本当は結構お金がはいっていた。
本当にいいかげんです。。
係りのおばさんは
『荷物がたくさんあるから』
と言っていたみたいだ。
omiも言った。
『全部が貴重品だわ!!』
いいたいことを日本語で言っているomi.


もちろん荷物はまったく大丈夫でした。。

スーパーではお茶を探したがなかった。。
ニエ君に聞いてもらうとスーパーをでたところにあるという。。
で、見てみると高いんだわ!!!
お茶の缶だけが10元。(安いか。。。)
高いっしょ!!
中国的には。
そこの中にいれるお茶。

それも50元とかするんですもん。
やめました。


ニエ君は仕事が終わったら中街に行くから安いところでお茶を買ってきてくれるという。
次の日のお見送りもニエ君だったんだわ。
で、お茶はお願いした。

餃子やさんをでたのが2時すぎだったんだが、出たときにかなり寒くなったなあって感じた。
日本でいう夕方の寒さだ。
で、中街で時間を使っていると本当に寒くなってきた。
『寒くなってきたねえ』
というomiの言葉がどういうニュアンスなのかニエ君にはわからなかったようだ。

しかし前日は3時間弱しかねてないomi.
寒い上に眠くなってきた。
で、ホテルに向かうことにした。


ニエ君は一日のガイドを頼んだけど、この後イスラム街や朝鮮人街を見にいく元気がなかった。
今から思うと本当に残念だが、せめて朝鮮人街だけでも行けばよかった。。

ニエ君によると瀋陽での北朝鮮のイメージは貧しい国というよりもお金持ちが多いというイメージだそうだ。
『みんな焼肉レストランに行きます』
なるほど。

やはり現地に行ってみなければわからないこともたくさんあるなあと思った。

太平街からホテルまではかなり近い。
しかしまた雪道を進まなければならない。。
これがやっかいなんだ。

積もった雪の横でミシンをだしてなおしやをしているおばさんや自転車修理店などがあったが、この寒い中たくましいなあと思った。


ニエ君はホテルまで送ってきてくれてそこで別れた。
次の日の朝は6時の出発なので、5時半にモーニングコールをかけてもらうように頼んでもらった。


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