9時になりロビーにいく。
ところがガイドさんが来てない。
5分待ったところで、やはり今朝頼んで今朝ということで無理だったのかと、昨日の男の子の名刺にあった電話番号をとりだし、フロントで電話はどこか聞く。
するとフロントのお姉さんが電話をしてくれた。
みんなすごく親切だ。
おねえさんは男の子の携帯に電話をしたみたいであのさっきまで仕事をさせてしまった男の子を起こしてしまうという結果になってしまった。
しかし、男の子は丁寧にガイドは行く手配はとっているのでちょっとまってくださいと言ってくれた。
いったん部屋に戻るとすぐに違う男の子から電話があった。
雪で交通機関がなくってちょっと遅れるとのこと。
15分後に彼は来ました!
ホテルまで来るのにえらい大変だったみたいだ。
バスに乗れなかったらしい!

おばさんのお世話係という貧乏くじを引いてしまったこの子はニエ君という。
自分で言うのも申し訳ないけど、56年ぶりの雪の中でニエ君、一日大変でしたよ!
omiだって雪が降ってなかったら、失敗をしながら街の中をひとりでまわったと思うけど雪が降っているんでニエ君に来てもらったんですもん。
そりゃ〜〜ホテルを出る前から大変だってことはわかる!!

ニエ君は
『どこに行きますか』
と尋ねる。
両親が一緒だったら故宮とか行こうかなと思っていたけど、一人だったら買い物でしょ!
で最初に五愛市場に行き、中街、それから駅を見て、駅の周辺の町をみたいという大まかなコースを行った。
それ以上のことは、
日中、どのくらい寒いのか。
交通機関は大丈夫か。
なんといってもomiが途中でばてないか。。
ということを考えるとこの時点では考えられなかった。。


本当だったらガイドさんがいるんだからバスの乗り方とか習いたかった。
しかし、そんなことを行ってる場合じゃない!!
街の中でバスの乗り場を見たけど、歩道に雪がつまれているんで、凍った車道でバスを待っているんだ。。

ニエ君はタクシーが行ってくれるかどうかわからないから、この状況なので、ひょっとしたらバスになるかもしれないと言った。
はっきりいってなんでもいいです!!
ホテルの前で4,5台のタクシーに五愛市場にいけるかどうか聞いたが、どのタクシーも拒否した。
おもしろいのはホテルの前にタクシーが来るんだけどホテルのドアマンがいろいろな世話をしてくれないんだ。
そういうシステムなのかもしれない。
だから昨日もガイドさんが部屋まで案内してくれたんだ!
いろいろわかってくる。
最後に聞いたタクシーは25元だったら行くと言っているらしい。
1元だいたい15円で計算しているアバウトなomi.
25元といったら375円。
きっとものすごく高いんだ!
でもこれだけ乗車拒否にあったんだから
いいです!
ともちろん言った。

瀋陽の町はタクシーにのって広さがわかった!
かなり広い!!

五愛市場までは15分ぐらいだった。
途中、雪かきをしている人たちがあちこちでみられた。
大きな雪だるまがあり写真を撮る。
雪だるまは雪人(シューレン)という。



タクシーがとまったところはまた凍っていた。
おそるおそるタクシーから降りる!
ニエ君はえらく心配してくれましたわ!
ここでおばさんに転びでもされたら、自分が病院に運ばなければならないんですもん!
そりゃomiとは違う観点で恐ろしかったに違いない。


瀋陽はものすごく寒いし、静電気が大きらいなomiは車の乗り降りでドアのノブの静電気が怖かった。

しかしだ。
車の開け閉めは全部ニエ君がやってくれた!
本当に助かったわ。
まさか道が凍っているほかに静電気が怖いなんて、そこまでいえないでしょ!


五愛市場は東北地方一番の卸問屋の店が終結している場所だ。
瀋陽に住んでいた主婦が書いていたブログでは一日いてもあきないとあった。
で、ものすごく混んでいるとも書いてあった。



ニエ君に聞かれる。
『何がほしいですか?』
答えるomi
『靴下』
実はちょっと前にMが韓国でかってきてくれた靴下が暖かくてかわいくてMade in Chinaと書いてあったんだ。
あれがあれば買いたい!
Made in Chinaなんだから韓国より安いでしょ!!


五愛市場は売るものでビルが違う。
靴下を売っているビルは最初にはいったビルではなくて一度外にでてからまた別のビルにはいる。
それが階段から凍っているんだ!
もうニエ君の腕をしっかりつかみましたよ!
私がころんであんたが支えないとあんたも転ぶのよ!

状態だ。
息子にこんなことをしたら
何やってるんだよ!!
と怒鳴られてしまうところだが、人様のお子さまは徹底的に使わせていただく。


靴下のビルに言って、例の靴下を探すがない。
本当に普通の靴下ばかりだ。
一軒の店でチャイナがらの靴を見つけた。
15元。
めちゃくちゃ安いでしょ。
で、大きめのサイズをだしてもらって一足買った。
これ、なかなかはきやすそうで安いものが大好きなomiはもっといろいろなサイズのいろいろな柄を買ってくればよかったなあと思った。。

靴下をあきらめて上の階に行く。
中国の縁起物を売っている場所だ。
おみやげによさそうな飾りとかがある。
結婚式に使うとうご祝儀袋と車などにつけるふさのある飾りを買った。



ここまでは普通だったんだ。
そのあと、ヒスイを売っているお店を見つけた。
この店、ヒットだった!!
最近ビーズで首飾りを作っているomi.
玉とかひすいのビーズを見つけたんだわ!!
玉が10個で3元。
ヒスイは10個で5元だった。
ビーズをみると微妙に色が違っている。
それを選ぶomi.
ニエ君は箱の中にある微妙に大きさの違うビーズ見つけたりしていた。。

1元が15円だから3元で45円でしょ。
10個で45円というのは破格の値段だ!
なのにもう頭は中国価格になっているomi.
100個で450円なんだから100個買ってくればよかったのに、それじゃ高くなると30個にしてしまった。。。
なにかすご〜〜くけちになっている!!



お店には他にひすいとかもあって、もちろん市場のヒスイだからそんなにいいものではないけど、選んで買ってみた。
ひとつ8元。
このヒスイを選んでいるとき、お店の人がomiのことを
『中国の先生みたい!』
って言ったらしんだわ!!
今まで香港でも韓国でも日本にいても中国人に見られることが多かったomi.

これは目玉が飛び出るような大ヒットでしたね!!
信じられない!


この日は雪のせいで市場がものすごくすいていた。
だからお店の人もゆっくり応対してくれて、こういうヒスイがいいのよ。
とか教えてくれた。
『どうやって見分けるの?』
と聞くと、長い間ヒスイをみているからわかるんだとか。。
色が濃いだけではだめみたいなんだわ!!
あと、息子達に小さいドラゴンのヒスイを買った。

このビーズやさんでかなり時間を使ったんだが、これはとってもおもしろい店だった。
ここで、石を選んで中国風のネックレスを作ってくれたりもするみたいだ。
街の中にもそういう店があったので今はやっているのかもしれない。。

時間があったら一日中この市場をぐるぐるまわって、買い物してみたいです。
本当におもしろそう!


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