ぱっと目を覚ましたら6時半だった。

一回目がさめるともうだめだ。
お風呂にはいって、朝食を食べに下におりた。
1回にあるレストランでは朝食はビュッフェだ。

ノンスモーキングの席に案内してもらって、早速プレートを観にいく。
ここのホテルの朝食、超いいです。
ワンタンをその場で作ってくれてスープにしてくれる。
あまりにもきれいにワンタンを包むので写真を撮らせてもらった。
中国語がまったくできないomi.
カメラ見せて英語で
OK?
と聞いただけだ。
英語でもなんでもないか。。



omiもこのワンタンスープを作ってもらった。
ビーフと野菜のん2種類のワンタンをその場で作ってもらえる。
omiは野菜を選んだ。
横にいる英語ができるおにいさんがワンタンはいくつ入れるのか聞いた。
『5つにする?
と言われたけど、朝からそんなに食べないでしょ。
『3つ
というと、
『えっ!3つでいいの!
とちょっとびっくりされてしまったわ。

スープを作ってもらっている間に他のものをチョイスする。
中国ですもん。
もちろん朝から飲茶でしょ。
餃子、饅頭とか味付け卵とかいろいろなものを選んだ。
寝てないわりにかなりコンディションがいい!!

香港の飲茶とかなりメニューが違い、それもよかった。
お客さんのほとんどが欧米人で、この時間東洋人はomiひとりだったかもしれない。。
マンゴジュースも飲んだし、朝からかなりのハイペースだ。

いったん部屋に戻り、まだ9時には間があるので、ひとりであたりを歩くことにした。
結局ひとりで歩くんじゃない!
と思ったけど、そんなに甘くはありませんでした。
気温が零下まで下がるので雪は氷になり朝は道路がつるつるだ。

しかも雪の間を歩くので歩くこと自体がかなり高度な技術を要求される。





ホテルの目の前にある中国医科大をみにいく。
実はomiの祖父はここでなくなった。
祖父は富士紡績の技師で満州にきていた。
その時に体を悪くして最後はここの大学病院でなくなったという。
おばが当時、小学生で一緒に住んでいたのだが、よく現地の人のお宅でご飯をご馳走してもらったという。
麺類がとてもおいしかったということを覚えているようだ。
そういうこともあって今回は瀋陽に来た。

その大学病院なんだが、表通りはなんとか
凍った道を歩くことができるんだが、中にはいった道は歩道に雪が積みあがれており、凍った車道を歩かなければならない。
で、無理だと思った。
歩道で転んでも怖いのに車道でころんだら目もあてれらないでしょ。

そこでまたいったんホテルの前に戻るために信号をまつ。
この待っている場所も
凍っているんだ。
信号が青になってもなんとなく車があっちこっちから来そうで、足早に渡りたいomi.
しかし車道にも雪はあるし、なかなか思うようにいかない。
一緒にわたる人にとことんついていきました。


中山広場

ホテルの並びには昔のヤマトホテルという遼寧賓館がある。
ここは1927年に建てられた。
昔はヤマトホテルといって南満州鉄道が経営していた。



外観の写真をとり、中にはいる。
重厚な感じが残っている。
石造りで冷たい感じがするのに実は中は暖かい。
地球の歩きかたにここには李香蘭が歌ったホールがあると書いてあったのでフロントで聞いてみる。
すると3階だという。
えっ!!
見せてもらえるんだ!!

3階に行ってホールを見たいんだけど。。
というとおねえさんが連れて行ってくれた。
で、なんとホテルの部屋を見せてくれた。
部屋を見せてくれるのもありがたかったんだけど、
じゃなくってもっと大きなホールなんだけど。。
と言ったら
ちゃんとスイートルームを見せてくれた。
感謝しました。
こんなに誠意をもって見せてもらっているのに、ホールと言うのもなんだなと思って
お礼を言って外にでた。

このホテル、これだけの外観をもちながらなんで、外に提灯をさげてしまうのかわからない。
なにかもったいなくないか?
って思うのは私ひとりかなあ。。。



ここを出て、まだ時間があるのでとにかくホテルの周りを回ろうと思う。
本来であれば、車の心配をしなければならない場所らしいんだが、この大雪で
まず凍っている道の心配をしなければならない。。

変なおばさんがカメラをポケットにいれてよたよた道を歩いているんですもん。
ちょっとめだったかも。。

遼寧賓館から駅までは本来であれば歩いていけるし、途中に昔の奉天郵便局とかも建物が残っている場所だ。
だけど、この凍った道を歩いて駅まで行くことはちょっと無理だ。
ホテルに沿って歩いただけなんだが、かなり時間がかかった。


ホテルから外に出たときは瀋陽の本当の寒さはわからなかった。
風が吹いてなかったので、寒いなあと思っただけだった。
もちろん、膝まである長いダウンを着ているし、寒さ対策はしている。
だから大丈夫なんだと思って歩いていた。
ところがこの寒さが日本とは完全に違うというのが10分ぐらい経過したところでわかる。
耳がものすごく痛くなったんだ!

要は風で感じる寒さはないけど、温度がすごく低いので体の中にじわじわと寒さがはいりこんでくるような感じだ。


耳が痛くなったところでひょっとしてまずいかもとホテルに戻ってきた。
合計で30分も外にいなかったが、心底冷え切ってしまった。
外にでていても、わ〜〜寒いと感じなくてじわじわ寒くなるが、反対にホテルにはいってもわ〜暖かいと感じないのに、しばらく部屋の中にいると体中が暖かくなっている。
暖房の仕方も違うのかもしれない。。

ガイドさんとの約束まで30分ほど時間があったので、テレビを見る。
なんと現地のテレビでは韓国ドラマの宮をやっていた。
中国語の字幕だ!!
韓国ドラマはすごいことになっているなあ。。




こんな大雪なんだからちゃんとニュースをみればよかったんだが、韓国ドラマなんか見てしまった。


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