3日目
帰路へ


王さんは約束の時間の前に来た。
今回は乗用車じゃなくって、マイクロバスだ。
してみるとあの大雪の日の高級車は特別だったんだな。

マイクロバスに乗ったのはomi家3人だけ。
王さんは前の日に瀋陽の放送局に友達が出演するっていうので、応援に行ってたと。
その放送局の前を通った。
友達は芸能人をめざしているそうだ。
王さんもものすごくきれいで、十分に芸能人になれそうなんだけど。
しかも性格がよさそうなんだな。
おばあちゃんなんかかなりこの王さんのこと気に入ってましたもん。
孫のお嫁さんにとでもいいだしそうな感じだったわ。

王さんのお母様は五愛市場で洋服を売っているらしい。
はやく情報をゲットしておくべきだった!

王さんは前回のガイドの焦路さんからの手紙を預かってきてくれた。
今回会えなくて残念ですということが手紙には書かれていた。
本当に嬉しかったですね。
omiも自分で作ってきた絵葉書に手紙を書いた。
また来ます!
本当にまた行くことができたらいいなあ。。

空港までの道には韓国語でなんやら書いてある。
王さんにどうして韓国語の旗がたっているの?
と聞いたら、
先週が韓国週間だったと。
イベントがあったらしい。
え〜〜〜
先週来たかったです。
さすがに誰が来たかまでは聞けなかった。。。


空港に着くと、ガイドさんは中にははいれない。
ゲートのところでお別れだ。
おばあちゃんは王さんと一緒に写真を撮った。
これがだ。
ピンボケになってしまったんだな。
絶対に何か言われると思う。。。
まだ見せてないんだけど。。


ゲートにはいると税関のカードと出国カードを書かなければならない。
こんなの前回あったかなあ。
出国カードといってもなんせ3枚書かなければならないんだ。
書いてここにサインをと指示して、ボールペン2本だしてやりました。


搭乗券引き換えのところで、若いおねえさんに言われた。
『アメリカかヨーロッパに住んでいたことがありますか?』
え〜〜なぜ知っているんだ。。
『アメリカに住んでいたことがあるけど、えっ!会ったことありますか?』
よく考えてみたらそういうことはありえないってわかるんだけど、あまりにも突然の質問なんで、変なことを言ってしまうomi.

アメリカに少しの間いたのは四分の一世紀前の話だ。
この女の子がたとえ生まれていたとしてもそのころの記憶はまったくないぐらいの年だったはずだ。

なんでそんな質問をするんか?
すると女の子は言った。
『アメリカ人かと思いました。ホノルルに行く便に接続できるんでそれに乗るのかと思いました。でも日本のパスポート持っているでしょ。』
その時、確かにサングラスはしていたけど、
ドウ見てもアジア人のおばさんでしょ!
なんでアメリカ人になるんだ。。。
はっきりいってもう何人でもいいやって感じです。。


飛行機は窓際をとまたまたいう。
この飛行機、めちゃくちゃすいていた。
全日空、なぜ2人以上からじゃないと受け付けてしてくれないのか不思議です。
ひとりでも儲けがあったほうがいいと思うけど。。


空港で見るものは何もない!
おばあちゃんも一応さっとお店を見たけど、何もないことを確認。

帰りは飛行機の映画はデジャブを見ようと決めていた。
なのに、帰りの飛行機はプログラムが違っていた。。
機内の放送があって、ソウルの上空を飛行機が飛ぶという。
なのにだ。
曇りで下は見えないだろうと。。。
ソウル行きたいなあ。。

で、なんと飛行機の中ではずっと寝ていた。。

飛行機で3時間半の瀋陽。
来年は北京オリンピックでまた賑わうことと思う。
とにかく魅力がいっぱいの街だ。
まだまだ中国は行きたいところがいっぱいあるけど、瀋陽にもまたぜひ行きたい。



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