2日目
太原街
ホテルに帰ってきたのは3時ぐらいだった。
で、それからまた一人で写真を撮りに行くことにする。

ぜひ撮ってみたい写真は太原街郵政局(旧奉天郵便局)の横にある歩道橋からの写真だ。
朝、父と歩いた道をひとりでまた歩く。

歩道橋に着く前に、気になるビルにはいってみる。
児童なんちゃらかんちゃらという看板がでていたんだ。
前回もちょっと気になっていた。
気にして正解でした。
ものすごく大きな本屋だった!!!


フロアーごろに分類されていて、CDなども売っていた。
3階には中国や瀋陽の地図やガイドブックもある。
チベットの本があったので買った。
あと瀋陽の地図も買った。

CDは韓国のものもあった。
ただほしいものがなかったな。
あればお徳な値段だったと思う。
ひとつ買ったのは新韓劇王朝という韓国ドラマの精選集だ。
以前に香港でも同じようなものを買ったことがある。
しかし瀋陽の方がずっと安かった。
あと秋の童話と書いてあって写真がフルハウスのものがあった。

カメラを持っているので、大きなバックを持ってきたが、その中に地図やCDがはいりどっと重くなる。
めざすは歩道橋。
考えていた通りでした。
この歩道橋、写真を撮るにはかなりいいポイントです。
道を通して駅まで見える。
反対側は中山広場だ。
で、横には郵便局。
歩道橋の上で写真撮りまくりました。
みんなにじろじろ見られたけど。







そういえば、おばあちゃんが
『みんなじろじろあんたのことを見ている。
その髪型がいけないと思う。』

と朝言ってくれた。
髪型よりも白髪を染めてないってことなんだと思うんだけどなあ。
見たければ見ればいいじゃない!
と思うんだけど、その日は髪をほぼ強制的にアップにさせられました。。


まあはっきりいって、髪をアップにしても歩道橋でばしゃばしゃ写真を撮っていればみんなは見るし!

このあたりから空の様子がおかしくなってきた。
なんとなく風もでてきている。
でも前の日に行った、スーパーにあったお茶やさんに行って、ジャスミン茶をかっておきたい。
どこのデパートが何て名前かもはっきりわからず、いろいろな買い物をしているけど、ここのデパートも地下のスーパーも名前がわかってない。

しかしここにはお茶を売っているお店がある。
小さな缶を買って、それにお茶をつめてもらうことにする。
書かれている値段は500グラムのものだ。

まずは缶にどのくらいお茶がはいるかきく。
だいたい250グラムはいるみたいだ。
ちょうどその時は缶が一種類しかなかたので、その缶にお茶をいれてもらうことにした。
ジャスミン茶は丸いものと細長いものがあるようだ。
ホテルで飲んだ細長いものにする。

言葉がだ。
まったくできなくても絶対になんとかなるって感じだな!!


外にでるとあたりは夜のように暗くなっていた。
遠くで雷が光っている。
ぽつぽつと雨も降り出している。
これは大変とホテルに大直行した。
なんとかぬれることなくホテルに到着。

ホテルの部屋にはいって窓の外をみるとかなりの雨になっていた。
危機一髪。
2日間続けて、夕方から夜にかけて雨だ。
昼間は比較的、天気がよかったので、ラッキーだった。

雨も降ってきたことだし、また昨日のレストランで食事をすることにする。
スタッフが昨日と少しちがっていた。
この日は
きくらげの前菜やきそばをいれてみた。
きくらげはここの特産だ。
ピリッとした味付けでおいしかった。
やきそばはちょっと多すぎたな。
食べ切れなかった。
ダーバオ
と言ってお持ち帰りにしてもらう。
なんとこのやきそば日本まできてしまいました。。。

前の日は忘れていた15パーセントの割引券。
これはJTBでもらったノートについていたものだ。
この日はこれをきかせた。
このレストラン、東北の料理じゃなくって広東料理なんだけど、基本的に薄味でとってもおいしい。
おすすめです!

(写真がOKだともっといいんだけど。。。)

部屋に帰るとまたプリント。
なにかこれを職業にしたら儲かるんじゃないか!!!
友達は老人向けのツアーガイドになればいいと言われたが、それは大変だぞ!!
だいたい部屋の鍵って今は、がちゃってまわすんじゃなくって、カードをすっといれて抜いてランプが緑になったらはいるでしょ。
これができないんですから。
ドアの開け閉めごとに呼ばれるんだぞ!

部屋の電気のつけ方がわからないといわれて呼ばれ、テレビのつけ方がわからないといってよばれ、はっきりいって、親だから一緒に来るけど職業にはできないな!

でも、プリントが次の日にできるというサービスがあったら喜ばれるかも。。

プリントをしているとおばあちゃんが言った。
『景色はいいから人物の写真はやく頂戴』
私は写真やか!!

思った以上にプリントすることになって、もってきた用紙は完売しました。。

プリントができたところで、軽くパッキングして、また神話を聞いて寝た。



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