3日目


翌日、Mは7時ぐらいに部屋をノックしてくれた。
朝からテレビを見ているomi.

朝は韓国の国歌でテレビははじまる。

で、早速昨日決めたコースをMに伝える。
Mに必要な会話は書いてもらった。
乗り場はどこですか?
とか
切符はどこで買いますか
などの必要な文章だ。
いくつかの文章を書いてもらうと、電車の時間もあるのでomiはひとりですぐに出発した。

ソウル駅はミョンドンから地下鉄で2つ目だ。
朝はやくなのでまだ駅もすいている。
また写真をとりながら行く。

ミョンドンの駅で。左ービョンホンの新しい映画。右ーホームの行き先表示。

2つ目のソウル駅で地下鉄をおり、地上にでる。
ただ駅構内にうまく接続できなくて、いったん外にでてしまった。
『えっ?駅はどこだ?』
近くをそうじしているおじさんに聞くと道路にあったついたての向こう側が駅でした。
たまたま駅が見えない場所にでてきてしまったらしい。
ソウル駅正面?の長い階段をのぼり構内にはいる。
最初に切符売り場はどうやら特急列車の切符売り場のようだ。
なるほど、いつもマッシーさんはここで切符を買われているんだな。


さらに奥にはいるともう一つの切符売り場の前にツーリストオフィスのカウンターがあった。
朝はやい時間なのにちゃんとおねえさんがいる。
で、インジンガンに行く電車の切符はどこで買うのか聞いてみた。
するとここで買うことができるという。
ラッキー!!!
さらにおねえさんはバスツアーに参加するかと聞いてくる。
バスツアーがあるんだ!
何もしらないomi.
どこに行くバスツアーかわからないけどとにかく行ってみよう!

ツアーに参加するといいました。
おねえさんはパスポートは持っている?
と聞く。
もってます!
よかった。
いつも携帯していて!!

で、ここでとめておけばよかったのに、インジンガンの次の駅のトラサンまでいけるの?と聞いてしまったんだ。
それからomiの頭は混乱して、ずっとそれが続いてしまったんだわ。

結果からいえばトラサンにはいけるということだ。
しかしインジンガンから乗り換えになり一時間そこで待ってトラサンに行くようになるということなんだ。
omiはこの時点でインジンガンからもトラサンからもいろいろなバスがでていると深く信じている。。。
おねえさんは切符はインジンガンまでにするのかトラサンまで買うのかと攻め寄る。
何も知識がないomi.
とにかくトラサンまで切符は買うことにした。

バスのツアーの時間をみこしてお姉さんは帰りの切符は12時43分トラサン発にしてくれた。
ソウル到着は14時14分だ。
もらったチケットは(自分が行くのにチケットをもらうまで時間がよくわかってなかった)ソウル発7時50分だ。インジンガンに9時13分に到着する。
オルマエヨ
とりあえず韓国語で聞くんだけど、聞き取りはできないんだ。
omiが聞いた値段は20000ウォンを超えていたんで、30000ウォンをだす。
お姉さんはたぶんあきれたと思う。
20000ウォンをかえしてくれてさらにおつりをどんとくれた。
片道1400ウォンでした。

おつりを財布にいれて改札口に向かう。
こんなに韓国語ができなくても旅行ができるのはソウル駅がわかりやすいように整備されているからだと思う。
改札口の上には7時50分発のインジンガン行きの電車は12番線からでると表示されていた。
写真をとりながら12番線に向かう。




列車は日本で言えば東海道線みたいな感じだろうか。
観光地へ行くというよりも通勤など地元の方が使う列車といったほうがいい。
乗ったときは乗客もまばらで十分に座ることができた。
定刻に列車は出発。
最初の駅はなんと
新村だった。
ここは美しき日々でソンジェが旅行に行くヨンスを見送った駅だ。
ドラマではかわいい駅舎だったが、現在はものすごくモダンなビルになっており、写真を撮るような感じではなかった。
ソウルもどんどん変わっていく!!

電車は郊外を走りはじめる。
途中、通勤の時間になりはじめたのだろうか少し混んできた。
インジンガンはソウルの北にあるが、その間にも大きな町が点在する。
ただ北に行くにつれて田園風景が広がり、やはり郊外にでてよかったと思う。
稲かりがまさにされようとするたんぼは実った稲が黄金色になっていた。
稲を主食とする国はこの水田が美しい風景を作っているんだなと改めて思う。

列車は町なかから郊外へ。座席はボックス席だった。上中ー踏み切りまちの車。

マッシーさんの記録には車内販売があると書いてあったが、omiが乗った電車は車内販売はなかった。
インジンガンが近くなると車窓からの風景にジープに乗った兵隊とか軍服を着て、顔を黒くぬって行進している兵隊の列とかが見えてくる。
インジンガンまで乗る人はあまりいないのか車内もすいている。
次が終点という時には席の位置を反対に向けるおじさんが車内で作業をはじめていた。


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