ナンデムン市場へ

時間がおしてきたので、ここからナンデムン市場にいくことにする。
Mがお店の人にバスの乗り方を聞いた。
するとお店の人はみんなこのあたりの人ではないという。
とりあえず、バス乗り場はあるみたいだが、ナンデムン市場のあたりを通るバスがあるかどうかはわからない。

下に下りたところにお餅やさんがあって、二人で違うおもちを一つづつ買った。
韓国のお餅はいろいろな具がはいっていておいしい。
松の実や栗がはいっているお餅、最高です!!



そこのお餅やさんでもバスがあるかどうか聞いてみる。
しかしやはりナンデムンを通るバスがあるかどうかはわかななかった。
とりあえず、バスの乗り場に行ってみる。

ソウルではいつも地下鉄を使うのでまだ市内バスに乗ったことはない。
バス乗り場には何系統かのバスがあって、そのうちの3つぐらいの路線がソウル駅まで行くことがわかった。
表示をみていると、ソウル駅まで行くバスのひとつがきた。
で、またMが聞いてくれた。
ナンデムンに行きますか?
大正解でした!
このバスはナンデムンを通るという。



バスは乗るとすぐに橋をこえた。



63ビルの上から見た川にあった小さな点の集団は漢江に浮かぶ観光用のボートだった。
バスは市内にはいると英語でもバスストップの名前を言ってくれる。
次はどこそこです。
その次はどこそこです。
と次の次までそのたびに言ってくれるので韓国語ができない人にはありがたい。
バスは降りるときに降り口にある機械にキョトンカードをかざすと一日3回まで乗り換えができるらしい。
ただ、システムの詳細はわからなかったので、私達はナンデムンに着くとそのまま降りた。

ナンデムンが近づくと町が賑わっている。
もうすぐだというのがバスのアナウンスがなくてもわかる。
バスを降りた位置がよくわからなかったのだが、南山がひとつの目印になることは確かだ。
バスを降りると、とりあえず、市場を抜けて旅館の方に歩いていこうということになった。
ナンデムン市場で買いたいものはひとつ。
Mが前に韓国で買ってきてくれた室内用の上履きだ。
これがものすごくすぐれもので、さらっとしていて、はきごこちがすごくいい!
ガイドブックにもこれが載っていたので探せばあると思う。
あとはジーンズの裾上げをしてくれるところだ。
なんとomiはこのためにジーンズを3本もってきたんだ!


ナンデムン市場


市場の中で両替をしてみる。
ここの両替はいわゆるやみの両替だ。
Mがやってみるというのでomiも一緒にやってみた。
はっきりいって、数字がばっばとでてこないomi.
Mに語学だけでなくって算数もおまかせだ!!!

両替屋のおばさん達は何気なく並んで座っていた。
Mがきっとこれだと言った。
するとおばさんがたってきて手をひっばって隅に連れて行く。
はっきりおばさん達は両替やだってわかるのに、なんで隅につれていくのかがよくわからないんだが、一応闇なんだわ。
で、Mはおばさんに率が悪いじゃない!って言っているみたいだった。
でもおばさんの方が勝ったな。
それ以上は出せない、みたいなことを言ってましたもん。
omiも少し両替したけど、omiなんか相手のいいなりですわ。
語学も算数もできないと損をする!
今回の教訓です。

両方ができるMでさえうまくいかなかったんですから、日本人はこういう両替はしないほうが無難だとはっきりわかった。


市場をぐるぐるまわっていると、見つけました!!!
フェイスショップ!
このフェイスショップの勢いはすごい。
呼び込みもしており市場でもひときわ活気があった。
で、またこのフェイスショッブで買い物しました!
Sが前に教えてくれたリキッドタイプのファンデーション。
日本の半額なんで使ってみることにしたんだわ。
顔はひとつしかないのに、またファンデーションを買ってしまったomi.
息子にまたまた何か言われそう。。。


右ーナンデムン市場のクォンサンウ。右側が靴下やさん。
中上ー日本のフェイスショップではレジの横に大切に置かれているクォンサンウの手形がなんと床にあった。しかもダンボール箱の横だし。。。
中下ースナップ写真は誰と撮ったものかわからないんだけどかなりうらやましかった。。。。


このフェイスショップの横で室内用の上履きを見つけた。

Mがいなかったらそのまま色だけを見て買ってしまうところだったが、この上履きはサイズがある。
その場で靴をぬいではいてみる。
日本のサイズと微妙に違うのかもしれない。
いつもの足のサイズよりも少し大きいサイズを買うことにした。

ガイドブックには5枚で7000ウォンと書いてあったが、実際は1枚1000ウォンでした。
編集の人、ぼられてないか。。。

それからずぼんの裾上げをしてくれるところを探すのがまた大変だった。
上履きを買ったところのおばさんはもう少しいくとミシンをだしてあるところがあるからそこでできるよと教えてくれたみたいだけど、ナンデムンは広い!
ぐるぐるまわっているうちに自分の位置もわからなくなる。
それでもなんとかミシンを外に出してあるおばさんのところに来た。
またMの登場。
ずぼんの裾上げはすぐにやってくれそうだ。
おばさんも早くずぼんをもってくるように言う。
その時、Mもomiもそこが旅館に近いところだと思っていた。
しかしだ。
そううまくはいかない。

それから知っている場所を探すのにどれだけ時間がかかったか。
何回も道を聞くけど、そのたびにみんな親切に教えてくれるんだが、説明が違う。

あるおねえさんに道を聞いたら、ミョンドンは遠いから地下鉄に乗ったほうがいいわといってくれた。
このおねえさん、どうしよう状態のおばさん達をみてちょっとかわいそうに思ってくれたんだろうか。
なんとみかんをくれた!
日本でこんなことをしてくれる人はいません!!!

本当に韓国の人って親切だわ!!!

おねえさんは地下鉄をすすめてくれたけど、結局、なんとか自力で歩いて旅館まで帰ることができた。
おばさん達、恐るべし!
しかしあのミシンのところに戻るのはものすごくしんどい!!!

旅館に戻ったところでMは旅館のおじさんに旅館の近くに直しやがないか聞いてくれた。
なんとすぐ近くにありました!!!
夕方、ずぼんを持ってそこの直しやに行った。
ずぼんの裾上げは300円でやってくれる。
ナンデムンよりはちょっと高めだ。
でも日本よりはかなり安い!
はっきりいって、もしずぼんの裾上げがあって、韓国に行く予定があるんだったら、韓国でズボンの裾上げをやってもらうのは正解です!
5時ぐらいにMが1本、omiが2本ズボンを預けたが、8時ぐらいにはそれが全部できあがっていた。

 


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