移動販売の店

上からの眺めを楽しみ再び地上に降りる。
お昼をどこにしようかということになり、63ビルにも食堂はあったが、ひょっとすると外に韓国の食堂があるんじゃないかとビルの外にでることにする。
ちょうど1時ぐらいで、ビルの方に向かってくる会社員達の列があった。
ということはだ。
会社員がきている方向には食堂があるってことじゃないか!!!


上から見た大きな団地の1階には小さな食堂がいくつかあった。
そこを通り越して団地の中にはいる。
すると移動販売のやおやさんがいた。
こういう団地ではよく移動販売がくるそうだ。
住民が便利なようにできている。
団地の理事会のようなところが結構力をもっていて売られている価格などにも意見を言うことがあるらしい。


おもわず移動販売見てしまいました。
ものすごく立派な梨があった。
りんごもおいしそうだった。
サグァと書かれた林檎の箱がほしかったが、まさかこの箱を日本までもっていくわけにいかないでしょ!
写真をとるだけにしました。
上から見てもそうだったが、団地の中にはいると木々が生い茂っていて本当に憩いの場だ。
団地を通り抜けて次の大きな通りに来た。
団地に沿って、そこでも移動販売のやおやさんがいた。
大根が葉もついていておいしそうだったので写真をとらせてもらう。
栗や袋にはいった豆も売られている。
大根買って帰りたかったです。
とにかく売られている野菜がきれいだった!!



ランチ

その通りから少しいったところのビルに看板がでており、どうやらそこで食事ができるようだ。
ビルの中にはいってみる。
そこの食堂は鍋物がうりのところだった。
靴をぬいであがる。
きっと冬の寒いときは床はオンドルになるんだろうと思う。
Mは
『オンニ』
とおばさんを呼んだ。

この呼び方がわからなかったんだ。
チョギヨ
といえばいいんだろうけど、Mは女の人にはオンニを使うそうだ。
若い時はこういう呼び方はできなかったけどとも言っていた。

それに対して、男の人を呼ぶときは結構むずかしいそうだ。
アジョッシ
と呼ぶのは失礼になる感じがするといっていた。
男の人だったらチョギヨというのが無難なようだ。

ここの食堂ではテーブルで鍋をしてまず鍋の野菜を食べる。
その後にククスをいれてそれを食べて、最後にご飯をいれてそれを食べるということだ。
鍋は2人前からだという。
2人で旅行するとこういうところがいいんだな。

テーブルに鍋が運ばれた。
煮えたつのを待ち、食べる。
このスーブがおいしかった。
あんまり辛いのものが食べられないomi.
ここのスーブはこくがあって、辛くもなく本当にありがたかった。
中にはきのこなどたくさんの野菜がはいっている。

はっきりいって、この鍋だけでおなかいっばいだった。
野菜を食べるとククスをいれる。
ククスはうどんと思えばいい。
おなかいっばいのはずだったのに、ククスも全部食べました。
料理についてきたキムチが辛そうだった。
するとMが水で洗えばいいと教えてくれた。
そうか!!!!
辛いキムチは水で洗ったら食べられるんだ。

このキムチ、ちょっと浅漬けで歯ごたえがあってとってもおいしかった。
韓国では辛いキムチが食べられない子供達はこのように水でキムチを洗って食べるそうだ。
なるほど!!!
左ーまず野菜を煮て食べる。中ー手前からキムチ、ククス、焼き飯用のご飯。 右ーキムチを洗っているところ。

ククスを食べ終わったら本当に本当におなかいっばいだった。
しかしあのおいしそうなご飯がある。
ご飯はスーブにいれてお粥にするか焼き飯にするか聞かれた。
お粥はなんとなくわかりそうだったので、ここでは焼き飯にしてもらうことにした。
するとおばさんはスープのほとんどを捨てて、鍋に少しだけ残ったスープの上にご飯をのせた。
隣のテーブルの火をつけてそこで何回もご飯をまぜて焼き飯を作ってくれた。
これはすごい技術だわ!!
鍋は軽かったし、特別なものではないような気がするけど、すごいおこげもできずに焼き飯ができあがった。
これがまたものすごくおいしかった!!!


これは自分ひとりではとても味わえない食事だったな。
Mがこれだけいろいろやってくれたから食べられたなとまた感謝です!!



前に戻る

次にすすむ

Back

inserted by FC2 system