中国結びの授業

中国結びの先生がやってきた。
なんとこの先生、大連理工学院の3年生でコンピューターを勉強しているらしい。
しかも少し日本語も話せる。
なんでこんなにみんな日本語を話せるんだ?

先生が来たところで材料を買いにでかける。
研修センターで車を手配してくれた。
(毎回でかける時は研修センターの車ででかけた。本当に本当にいたれりつくせりだった!)


ハートブリッジセンターがある事務所前の道路。
万達国際ホテルが左の写真の左側に写っている。
迷子になったらここをめざして帰ってくればいいと言われた。。。

材料はこの先生の指導のもとにそろえられる。
材料が売っているお店は大連駅の裏側にある、凱旋広場にあるビルの中だ。
一人でここに行くように言われても、ちょっと行けるかどうかわからない。
ここに来ると、瀋陽の五愛市場のような感じだ。


雨も降っており、街の様子も今ひとつつかめてない。
でも写真は撮る!!

いろいろなビルがあるがその中のひとつにRさんと先生と一緒にはいっていく。
そのビルは下の方の階は洋服が売られているらしいのだが、5階はビーズや手作りの材料のお店がはいっている。
まず、中国結びの糸が売られているお店へ。
ここでわかったこと。
瀋陽で買った中国結びの紐は高かった!!!!
こんなところで騒いでもしょうがないけど、瀋陽で一本3元だったひもは1.5元だった!!
倍も払っていたんじゃない!!

ここのお店にイヤリングにつかう留め金があった。
これって日本には売ってないんだ!
やった!!
あと教室で使う細めのひもと太いひもを少しづつ買う。
先生は一番細いのは今回はいらないと言っていた。
(帰国後、この留め金はユザワヤで発見した)

道具をここでそろえ、ちらっとみた中国のポチ袋を買い、そしてみんなの足がとまったところ。

それは
ビーズやさんだった。
そしてわかったこと。
瀋陽で買ったビーズは安かった!!!
10個で4.5元で買ったビーズが1個1元だった!!
『高すぎる!!』
と騒ぐomi.
よく考えるとそんなに大騒ぎするような値段じゃないんだけど、omiは言った。
『高すぎて買えない!!』
お店の人は一個0.9元にすると言ったけど、それでも高いと言い切ったomi!
なにか自分でもちょっとすごいなあと思ってしまった。。。

このフロアーにはたくさんのビーズやさんがあって、あっちこっちで立ち止まる。
で、最後によったお店でひすいの魚がついている中国結びのネックレスを買った。
最初お姉さんは30元と言った。
それをアールシー(20)と強引にいって、20元にしてもらった。
おねえさんはたちの悪い客に少々苦笑いしていた。。


ここのお店で一日過ごしてしまいそうな勢いだったが、これから中国結びを習うという一番大切なことが待っている。
再び研修センターの車で事務所に戻る。

戻ったところで中国結びの講習会がはじまる。
まず買ってきた糸を巻く。
これが大変だった。
糸はからまるし、こんなことで時間がつぶれてもいいのか。。

結局、半分巻いたところで、あとのからまった部分はカットしてしまって、
見ないことにした。
先生が最初の結びかたの見本を見せてくれる。
それがぱっとわからないomi.
何回やってもわからないし、たとえ覚えたところでいつまで記憶をとどめておくことができるんだろうかと
不安がよぎる。

Sさんは飲み込みがはやくどんどんつくっていく。


Sさんの作品。
しかしあとの3人はかなり
苦戦をしいられた。


たくさん写真を撮ったのだが、今となってはどれがどの結び方か。。
作っているときからあましわけがわからなかったので、解読不可能状態。。。


これは先生が作った見本。

先生はいつまでもこの結びかたにかかわってはいけないと判断。
次の結び方を教える。

で、結果は同じ。
何回やってもできるのはSさんひとりなんだ。
omiは思った。
よかった!!
できないのがomiひとりじゃなくって。


結び方はできないけど、ビーズは使おうとする!
このピンクのビーズ、茶碗いっぱい7元って感じで売ってくれた。
色違いなし、違う形もなし。
あったのはこれだけ。
しかもこのビーズだけ、なぜか大なべいっぱいぐらいあったんだけど。。。

いくつか結び方を教えてもらったが、はっきりいって一回でこれだけ全部できたらほとんど
天才
それを翌日まで覚えていることができたら
超天才だ!!
で、凡人のomiは結局、ほぼ何も残すことなくこの講習を終えた。
はっと気づいたらもう5時近い。

先生は今日はここまでと言った。
ですね。
こんなにむずかしいとは思わなかったぞ!!

帰り支度をしながら、Rさんは
明日の講習はどうしますか?
と聞く。
明日はomiをのぞいた3人は山水画を勉強する。
絵がまったく書けないomi.
かといって料理が得意なわけでもなく、
何もできない
omiは言った。
『外にでて写真が撮りたいです!!あとCDもほしい!!』
かなりわがままな生徒だ。

Rさんは
『わかりました。』
と言ったが、omiはまさかその通りになるとはこの時点では思ってない!
そんなわがままな生徒のいうことをいちいち聞いていたら
大変じゃないですか。。。

時間もおしていたし、ばたばたと研修センターをあとにして再び車で帰宅した。
この日はずっと雨。
明日も雨だったら写真を撮ることはできない。。


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