北京到着

飛行機は離陸した。
で、なにかおかしなことに気づいた。
飛行機は海の方へ向かったんだ。


過去の3例では飛行機は東京湾の上空から内陸に向かったんだ。
なのに太平洋が見えている。
この日、日本海側は雪が降っていた。
で、風もあり、海はうさぎがはねていた。
(白い波が見えるってことです)
なんとなく海の方に向かったときにいやな予感はしたんだ。
で、この予感は的中しました。
この日、雪のせいかどうかはわからないけど、飛行機は富士山をさけて飛んだんだ。
左の席をあれだけがんばって取ったのに富士山がなかった!!!!!
離陸後30分ぐらいして次男が言った。
『思ったこと言っていい?』
『どうぞ』

『富士山は見えないと思うよ。』
とどめの言葉でした。。。


今回の北京の二週間前にomiは大連に行った。
この時もANAだったので、12月のビデオのプログラムの案内を取ってきたん。
そうすれば、どのビデオがみたいか決めてすぐにビデオを見始めることができるでしょ。
で、飛行機に乗る前に妹の娘達にもそれを見せた。
『見たいビデオがあったらすぐに見始めたほうがいい。』
北京まではフライト時間が短いから、のんびりしちゃうと見られないことがあるかもしれないと思ったんだ。
(過去に何回かそういう経験をしているomiです)
で、飛行機に乗ってわかったこと!
なんと2007年12月31日は2008年1月のプログラムでした。
ということはプログラムが変わっているということ!

アドバイスがアドバイスになっていないで混乱させるだけだった!!!

ことごとく的はずれなことをするomi.
しかも押しだけは強いし!!!



ジャッキーチェンのラッシュアワー3を見る。

途中、外の景色の写真を撮ろうとしたら、窓際にいた次男が言ってくれた。
『席変わってやろうか?』
どっちが子供か大人かよくわからない。。。。



天井からのテレビには飛行ルートがでていた。
富士山はさけていたなあああああ。。。

飛行機は離陸の時に成田でずいぶん滑走路の順番を待った。
で、北京では到着の順番を今度は上空で待った。
ところがだ。
この日、北京の上空は結構風があったのか、飛行機が上空を旋回している間、かなり揺れた。
この間がかなり長かった。
ようやく北京首都空港に到着。
予定時刻をかなりすぎて、2時をまわっていた。

途中機内の放送で、
『北京の今の気温はマイナス1度です!』
といわれた。
え!!
朝晩じゃないのに、マイナスなんだ!
かなり寒いことを再び覚悟しなければならない。
次男は言った。
『午後2時って一日の中で一番暖かい時間だよねえ。』
ですね。

飛行機の中で書いた書類をひとつづつ出して入国の手続きを進めていく。
検疫の書類もある。
なのに。。。
おじいちゃんはその書類をだしそびれたみたいなんだ!
おじいちゃんは手に書類を持っていたんだわ。
検疫の係りの人がちゃんといたんだわ。
なのにださないで通ってしまった!!!
こういうことってありなのか。。。。。

めんどくさいから、その書類はomiのポケットにいれました。。。



とりあえずみんな無事に北京にはいることができた!
飛行機が遅れてついたことでおばあちゃんはあせっている。
街を見る時間が少なくなると。
この時点であせっていたのはおばあちゃんだけ。

外にでると、すぐにJTBの係りの人は見つけることができた。
なのにオットはそれを無視してまっすぐにすすんだ!
なんで、こうなんだろう。。。
自分がJTBのツアーにはいっているってわかっているんだろうか。。。

JTBの方がわかるとおばあちゃん達のツアーをさがす。
オットがハローツアーを見つけた。
人のツアーは見つけることができる!!
それはすごい団体で、同じラッキードローで行った大連の4人とは大きな違いだ。
添乗員を見つけて、すぐにホテルに行ってくれるかどうか聞く。
添乗員のおねえさんは
『すぐに行きます』
と言ってくれた。
おねえさんにおばあちゃん達がはいっているツアーの見学を全部キャンセルすることを伝える。
高齢なんで無理な行動はさけた方が賢明だと思ったわけだ。
本当はomiが万里の長城の初日の出にちょっと行ってみたかったんだけど、2人の変わりにomi.が行くことができるかという繊細な相談ができるような雰囲気ではなかった。
で、わかりやすく全部キャンセルすると!

それだけ伝えるとomi達もホテルに移動することにする。

空港ターミナルの中から外にでると寒気がどっと押し寄せてくる。
上海に行くのと間違えていた長男。
バスまでの移動は寒かったと思います。

マイクロバスは市内に入る高速道路を走る。
途中、ヒョンビンの看板を探したけど、今回はまったくヒョンビンがいなかった!!
中国は旧正月を祝うのだが、正月も3日間、連休になるらしい。



昨日まで福田首相が日本から来ていたのだが、なんとこの日泊まる長富宮飯店に滞在していたらしい。
長富宮飯店はホテルニューオータニの系列だ。
さすがに日本の首相ですもん。
日系のホテルを選らばないとね。
しかし首相がいたから、ホテル周辺の交通渋滞がひどかったらしい。
よかった!
入れ違いで!

長富宮飯店はチョンフウグンファンディアンという。
ガイドさんに読み方を習った。
ガイドさんは
『ホテルの名刺をもらえばいいよ。』
と言ってくれた。
やっぱ発音がひどすぎるんかなあ。。。



ホテルに到着。
ガイドさんには言った。
『私たち、上層階を希望しているんです。』
私達っていったってオットは特にそういうことは希望してない。

どこでもいいんだ。
でもせっかく泊まるんだったら景色のいいほうがいいでしょ。
要求だけは人一倍だ!

ガイドさんはフロントでその旨を告げる。
ホテルの人は12階が精一杯と言ってくれた。
しかたないか。。。。
しかしだ。
このホテルって何階建てなんだ?
精一杯の程度がどのくらいかよくわからない。。。。


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