出発まで |
昨年の1月1日にすべてがはじまった中国旅行は今年の1月2日に完結した。 瀋陽、瀋陽、チベット、大連ときて、最後は北京となった。 (広州とか上海はとりあえず15年ほど前に行ったことがある。。) 中国はとてつもなく広いので、これですべてがわかったということはもちろんない。 しかし完結しないとまずいでしょ! もうお金がありませんもん! で、最後となった北京旅行。 なんとomiの両親、妹の家族、omi家が一同で行く団体旅行となった。 ご一行様10名だ。 そもそもこの旅行はANAのラッキードローにおじいちゃんが当たった。 おじいちゃんは完全なご招待でただだった!!! しかしこれに、おばあちゃんが同行、omi家が同行、妹の家族が同行と雪だるま式にANAに貢献することになった。 最終的に10名がANAの北京往復を使うという、おじいちゃんを当選させたANAを裏切らない結果となった。 omiの友達は言った。 『ANAに統計学にひいでたものがいるに違いない。この人を当選させるとどうなるかと考えて当選させているんだ!!!』 ですね。 今回のこの旅行はお正月を北京で過ごすというものだった。 2007年12月31日出発。 2008年1月2日帰国。 大連から帰ってきて一週間はなかなかスイッチがはいらなかった旅行計画も、一週間前になって、にわかに頭の中が回転しはじめた。 3世代が一緒の旅行なので、全部が一緒に行動ということはまず不可能だ。 家族で行動する時間。 おじいちゃんとおばあちゃんが行動する時間。 おばあちゃんの買い物のアテンドと全員が一緒になる時間と3日間をわけて考えた。 たった3日間なので、時間的にはおせおせ状態だ。 そこを最大限に有効に使おう!(と考えていたのはomi家ではomiひとりだったかも。) 1日目は北京に行って、午後半日のフリータイム。 2日目は午前中はomi家と妹の家族は万里の長城に行くので、その間にomiと両親は北京観光。午後のフリータイム。 そして3日目は帰ってくるだけだ。 2回のフリータイムをどのように使うか。。。 結構な課題でしょ。 とりあえず、いくつかプランを作っておいて、その時にどのように行動するか、現地ですぐに決められるようにしておく。 今回、両親はタクシーで北京観光をすることにした。 で、ガイド付きのタクシーを使うと高い!!!!ので、勇敢にもomiがほぼはじめての北京にもかかわらず、ガイドとなることにした。 すごいですよ。 中国語もわからないし、どんなタクシーに当たってしまうかわからないし、しかもフートン以外ははじめての北京なのに、こんなことをしようと思ったんだから!!! 事前の調査で、地図をコピーして、ホテルからの周遊コースを考えて、赤線でそれをつなげていった。 (もちろん一方通行とかは何もわからないで、ただ単に道路に線をひっぱっていっただけ) あと買い物もホテルの近くと繁華街の調査をした。 それを北京ノートにまとめる。 大連でおかあさんに習った、食料品や中国結びの本の情報などもノートにはりつける。 omiは買い物といったらスーパーか市場しか思い浮かばない。 しかし今回はひとりでぶらぶらする時間はなさそうだし、おばあちゃんのアテンドに追われるかなって感じだ。 さて、そうこうしているうちに出発の前日になった。 前日、赴任地から帰ってくるオット。 オットは長男への連絡係となっている。 長男はかなり仕事が忙しいらしい。 で、出発の前々日に長男が直接、空港に行くことを知るomi. オットは自分の頭の中では多少、なにかを考えているのかもしれない。 (ひょっとしたら、いやたぶんほとんど何も考えてないんじゃないかなと思わないわけでもないけど。。) しかしだ。 それが世間での概念とかなりかけ離れていることが多々あることは過去の例からも実証できる。 今回は、長男には当日のことはどのように伝えてあるのか聞いた。 すると言ってくれた。 『出発の2時間前に全日空のカウンターにくるようにいってある。』 で、聞きましたね。 『出発は何時か知っているの?』 すると答えてくれた。 『10時ごろだろ!』 オットの頭の中では飛行機で海外に行くのも、バスで隣街へ行くのも同じことって感じになっているんだな。 で、長男は8時ごろに全日空のカウンターに来る! それで話が終結してしまっているらしいんだ。 ここからあわてるのはいつもomiだ。 きちんと伝えないとターミナルが違っていたら大変なことになる! オットが家に帰ってくるとすぐに長男に電話させた。 『このとおりにいうように!!!』 『成田空港第一ターミナルビル南ウイング4階 JTB専用受付Kカウンター ルックJTB中国表示前』 電話を隣で聞いていると、この説明の一行目を言い終わったところで、電話の向こうで長男が叫んでいるのが聞こえた。 『まだあるの?!!!』 長男は来られるのだろうか。。。。 今回は3家族が別々に成田空港へ行き、カウンターの前で集まった。 omi家と妹の家族はJTBで、おじいちゃんとおばあちゃんはラッキードローに当選させてくれたANAハローツアーで参加する。 なんで、全部がハローツアーじゃないかというと、なんとハローツアーの方が高かったんだ!! JTBで申し込むときに同じホテルと同じ飛行機の便がとれるツアーがあることを確認して、JTBを使うことにした。 今回はこのように2つのツアーを同時に使ってみて、その比較もできたんでおもしろかった。 |