イデウォン

初めて韓国に来たのは2003年の11月10日だ。よって9年前になる。
ちょうど今回のように紅葉が美しく、
同じバスでソウル市内にはいる時のわくわく感を今でもはっきり覚えている。


空港近くの干潟。サンゴ草か??

上の写真を大きくしたら鳥が写っていた。。。。
いくらなんでも遠すぎる。



今回も美しい紅葉に心が踊るかと思ったのだが、あの当時の
ソウルに来た!!
というときめきはなくなっていた。
またソウルに来た!!と最初のソウルに来た!という気持ちがこんなに違うのかと思った。


それでもイチョウの葉は美しく色づき、チョンノタワーが見えて来たときは、
またソウルにやってきたよ!!と嬉しかった。

バスの放送は時々、日本語もあり本当に楽だ。
チョンノ3街はチョンノタワーの次のバスストップだ。


バスを降りるとセファホステルに向かう。
道を横断するのに地下道を使ったが、横断歩道があることに
後で気づいた。
(このようなことばかりやっているので疲れるのでしょう。。)
チョンノ3街のバス停からチャンドックンに向かう道をまっすぐ北に向かう。
途中2回、CU(以前のファミリーマート)があるので、
2回目のCUがあったら左側にはいっていく。
これがおおまかな道順だ。



セファホステルはすぐにわかった。
以前Mとケリムジャン旅館に泊まったことがあるので、
だいたいどんなところかわかっていたけど、予想をはずすことはなかった。
部屋は狭い。でもオンドルがついているので暖かい。
お風呂場に換気扇がないのがかなりの難点だったが、他はOKだ。


到着するとマネージャーのお姉さんがいろいろと説明してくれた。
まずここは日本にもただで電話をかけることができる。
ソウル市内ももちろん無料。
朝食は簡単なものだけど、お粥などが食べられた。
パソコンもフロントの横にあり自由に使ってよかったし、マッサージチェアもあった!!


Nとは別々の部屋をとった。電話で部屋どおし話すことができたが、
同じ2階で、いったり来たりのときはドアをあけてみたいな感じで長屋生活だった!!
こういうのもあり!!


荷物を部屋において、この日行くところはイデウォンだ。
Nが靴を作るという。靴をつくるのを見る貴重な体験だ!!よって喜んでついていく。

イデウォンまではタクシーに乗ることにした。
今回はタクシーに乗ることが多かったけど、タクシーもいろいろなんだなあと思った。
イデウォンまで行ってくれたタクシーの運転手さんはちゃんと行ってくれたわね。
(と思う)
途中、南山を通る。ここも紅葉がきれいだ。


まもなくサムスン美術館が見えイデウォンに着いた。
ここはまったく初めての場所でNが行きたいと言ってくれなかったら、
絶対に来ない所だったな。
Nは下調べをしてきた。まず最初の店にはいる。
展示してある靴の下にいろいろな靴が置かれていて、それぞれに住所が書かれている。
ほとんどが日本の住所だ。
ここで注文をしていって日本に送ってもらうのだ。
店員さんがしつこく寄ってこなかったのがよかった。。
Nはブーツの値段を聞き、次の店に行く。
Undergroundと書かれた看板の建物の地下にはいっていく。
ここも日本人にがよく来るところらしい。お店はすぐに見つかった。
が、店員さんがいなかった。。。。。
こんなんでいいのかな?隣のお店の人が店のおじさんを裏に呼びに行った。


おじさんが登場してNが話をはじめる。
ここのおじさんも日本語ができる。
結局、Nはシンプルなブーツがほしかったので、ここで作ることにした。
最初に行ったお店はオリジナル性を活かしたい時にはいいそうだ。
なるほど。。。。

おじさんはNの足のサイズを丁寧にとる。
そういえば、香港にいたときに一緒に靴を作りにいったなあ。
Nはよくいろいろなことを覚えていて、香港で作った時よりも、
計測の仕方がずっと丁寧だと言っていた。

同じように香港で靴を作っていても全然覚えてないomi..
黒のシンプルなブーツで高さを決めて、住所を紙に書き終了。
一ヶ月後にはNのところに着く予定だ。



イデウォンの街で他に見るものなしと判断して、次に行くところを3つに絞った。
ソウルタワー、ロッテマート、新世界百貨店。
協議の結果、ソウル駅のロッテマートに行くことにした。


地下鉄に乗る。
びっくりしたのは、イデウォンの地下鉄の階段からおりてきたところの
ホームにあったポスターだ。
古い同じ写真が二枚のっていて、家族かなにかの集合写真だった。
一枚は普通に撮られていて、一枚は何人かのところが白い人の姿の影になっていた。
そのポスターは説明が全部英語だった。単語がShe、 slave、 Japanだった。
ああ従軍慰安婦か。
電車が来てしまって、一瞬しか見なかったけど、
こういうポスターが地下鉄のメインのところに貼られていたら
日本人はとっても韓国に行きにくいな。

確かに重い問題だし、考えなければならないことも多いと思う。
でもソウルに休暇できていて、楽しみたいと思っているときに、
このポスターをみなければならないのは、心が重くなる。。
日本の地下鉄に広島を忘れるな!と書くようなものでしょ。
そんなことをしたら、アメリカ人の観光客はこなくなるよ。


地下鉄は三角地という場所で乗り換えだ。
座っていた人たちが三角地と日本語で言っていた。。
やっぱりこういう時期だけど日本人は多い。。



ソウル駅に着いた。
ソウル駅は東京駅よりも上野駅よりも簡単だと思う。
だけど迷いそうになった。
ロッテマートに行く人も多いのか、途中からロッテマートの→がでていてホッとした。
外にでるとすでに暗くなっている。





ロッテマートはたくさんの人で大賑わいだ!!
今回は呂というシャンプーを買ってみた。あとはお菓子を少し買う。
と小さいカゴで商品を選びはじめた。
呂のシャンプーは評判がいい。だから高い。。
1本を買うよりもセットになったものを買うとほぼ半額になることがわかり
最終的にそちらを選んだ。



係りのお姉さんもこっちの方が安いからとセットの方をしきりにすすめた。
そしてわかったのはセットを選ぶとなんと小さいシャンプーがさらにおまけになる!!

お姉さんはセットの箱の中にそのおまけのシャンプをいれてくれようとした。
その時!!
なんとセットの箱の中から全てのシャンプーが
飛び出てしまった


要は箱をさかさにしてしまったわけだ。
お姉さんはあわてて箱をかえて、
他の箱におまけのシャンプーをいれてくれてそれを渡してくれた。
飛び散ったシャンプーをNもひろった。
その一部はつまみのところが壊れてしまったようだ。
お姉さんは必死にそれを治そうとしていたが、できないと気づいたようだ。
するとなにげなく壊れたシャンプーをまた箱にいれ、
そしてなんと!!!
その箱を他の箱と一緒においた!!


いや!!

これを買う人って不幸じゃない!!

お姉さんはしかも何事もなかったようににこにこしてたし。
思わず、自分が買うシャンプーを確かめましたね。。。。



お菓子のところにきてNは言った。
「私、やっぱりここから送るわ!」
送るというのは買ったものを日本に送ってしまうということだ。
それを聞いて、omiの心はすぐに変わった。
じゃあ、私も送ってしまおう!!!

結局、お菓子を買いましたね。
80000ウォンぐらい使ってしまったし!!
去年とまた同じことをしている。
去年の送料と今年の送料を合わせたら大きなスーツケース買えるかも。。。
ここのロッテマートは不思議なことにロッテのピミルというomiが好きなお菓子がなかった。
というかロッテのお菓子が少なかったような気がする。
マーケットOのお菓子も種類が少なかったような気がする。
ということは清涼里のロッテマートの方がいい???


こんぶ、わかめ、のりと海産物も買った。。


職場に持っていったら、評判がよかったロッテの抹茶味のお菓子。
食べて一瞬メロンの味がするかどうかで意見が分かれた。。。


マーケットOはゆるぎない人気。
パッケージもかわって、日本人もほとんどの人がこれを買っていた。
左の大きな箱には真ん中のブラウニーの箱が4つはいっていた。



ただ便利なのはここからダイレクトに日本に荷物が送れることだ。
レジの人に聞いたら、英語ができなかった。
omiの韓国語は怪しげだ。
よって、まったく話が通じない。
が、なんと後ろに日本語が話せる方が並んでいてくれた。
その方が通訳してくれて、無事にどうやって日本に品物が送れるのかがわかった。
本当にありがとうございます。
ただ、こんなにちゃんと訳していただいたのに、
マートの係りのおばさんはちょいと違うことを教えてくれちゃって、
右往左往したんだけど。
だいたい、送り方もわからないのに
送ろう!!
っていうのもすごい話なんだけど。。

ここでの日本への品物の送り方。
まず品物をダンボールにつめる。
そして洗濯やの横にある国際宅急便やみたいなカウンターにそれを持っていく。
(レジのおばさんはこの宅急便やの場所を間違って教えてくれたんだ。)
この時にダンボールは蓋はしなくてもいい。
なぜならば、どうせ、蓋をあけて
中身をチェックするからだ。

そしてここで確かに買ったという証拠にレシートを見せる。
omiはシャンプーを買ったが、それは別に梱包料を300円ぐらいはらうと
サランラップでグルグル巻きにしてくれる。
(これははがす時にえらい大変だった。)
そして所定の用紙に住所をかいて終わり。
それだけだったのに!!
それだけだったのに!!
えらく時間がかかった。

まず箱に詰めるのに時間がかかった。
小包を作るのだってomiは苦手だ。
それをここでやらなければならなかったんだ。
で、カウンターのお兄さんはちょっとだけ要領がわるかった。
普通、日本だったら、次の人にもどんどん住所をかいてもらうでしょ。
でもここでは自分の番にならないと住所を書かせてもらえない。
まあその方が間違いはないですけどね。

やっとの思いで、小包を出した。
ほっとする。昆布とわかめだけは軽いので手荷物で持って帰ることにした。




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