ソウルまで

そうこうしているうちに、出発の当日となった。
omiはいつも京成線を使って成田までいく。
いつも一番頭を使うのは
どうやったら成田空港まで座っていけるかだ。
今回もそれだけには重点をおいた。
重点をおいただけに最初から最後までずっと座ることはできた。


途中、Nが乗っていると思われるスカイライナーが通過した。
直後メールをいれた。
今、高砂を通過したでしょ。
もちろん通過待ちをしたomiの列車は20分ぐらい遅れて成田空港に到着。


前日、Oちゃんから連絡があって、成田空港はどっちのターミナルだっけ?
と聞かれ、やっと
ターミナルはどっちだ????
という疑問に気づく。
疑問点がわからないほど恐ろしいことはない。。。。

Oちゃんからの指摘がなかったら、電車の中でみんなに聴きまくっていたに違いないぞ!!
京成線のことから事細かく書くと大変なんだけど、
それでもあえて言わせてもらうと押上駅から青砥駅に向かう途中に地上にでるんだけど、
一番後ろの座席に座っているとスカイツリーがきれいに見える。
ここで写真を撮っておかなかったことが残念だ。。


都営浅草線から京成線を使って成田空港に行くにはちょっとした旅行のようになる。
よってトイレにも行きたくなってしまう。
しかも今回、omiがのった北総線経由のこの電車は暖房をしてなかった。
朝早くの乗車はけっこう寒かった!!
早く搭乗手続きをしてトイレにいく!!
これがその時点からの目的となる。


空港に着くとNにメールをする。
しかしNからの返事がない。ひょっとして。。。
でした!!
Nはその時に電話を借りに行っていた。よって電話が使えない状態だった。
Nと連絡がつかないので
勝手に搭乗手続きをすすめるomi!!
なぜならば、荷物をあずけてトイレに行きたい!!
座席は最初から左側窓際2席を選んでいるので、別々に手続きをしても大丈夫だ。
例によって、お姉さんが、機械の前に立っていて、手伝ってもらいながら、
チケットを手にいれなければならない。
お姉さんはてきぱきとパスポートをうけとって、マイレージカードを受け取って、すすめてくれる。
この場にこのお姉さんがいなければ飛行機に乗れないような気がしてならないのはomiだけなんだろうか。


無事に荷物をあずけるカウンターにきた時にNから電話がきた。
一旦、電話を切る。
メールをしておきながら、もらった電話は切る。
さっさと自分だけ手続きをすませてNに電話をしようとしたら、Nはそこにいた。
Nに言った。
「トイレに行きたい!!!」
omiは保険にもはいるので、保険やさんの前で集合することにする。


京成線ではあんなに寒かったのに空港内は暑いぐらいだ。
汗をかいても大変だ!
よってトイレではトレーナーをぬぎ、長袖シャツに着替えるということもミッションとしてとりいれた。
年をとるとやることが多くなっていくんだわ。
よって、ますます頭の中が混乱していく。


保険はどうしようかと思ったのだが、最近はやはりはいることにしている。
保険って不思議なもので、はいらないと不安になる。。
しかも若い時のように大丈夫!と思えないところが悲しい。



ここでやっとNと話ができた。というかここから
ずっと話していたというか。
すぐに出国手続きをした。手荷物検査はomiは無事にパス!
Nはひっかかった!!!!!
しかも何回もあの枠の中をはいらされた。
はいるたびにブザーがなって、それを楽しく見ているomi!!

身体検査までされましたもん!結局、ベルトがダメだった模様。
(そういえば、以前、息子もベルトでひっかかったことがあったわ)
あとから話をきくと係りのお姉さんは
もういいです!
って言っていたらしい。
それをだ。Nがはっきりさせたいといって、何回もいったりきたりしていたらしい。
そして最後にベルトをつきつめたようだ。
すごいです!!


今回は前日にomiは息子からタバコを買ってきてと頼まれた。
タバコはやめろ!!
とことごとく言っているのに、なにかタバコを買うことになっている。。
しかも覚えられないからメールしておいてとまで言ってしまったし。。
成田空港には指定のタバコはあったので、帰りに韓国で買うことにする。


搭乗口の椅子に座った時は、任務が半ば終了したような気分だった!!
成田空港まで来て、搭乗手続きを終わらせる!それだけが大変なomi!
大丈夫かなあ。。。。


搭乗がはじまった。飛行機の中にはいって思った。
なにか人数が少なくないか。。。。3−3列の座席の旧型の飛行機だ。
もともとこの時間がこの機体なのか、それとも今、韓国に行く人が少ないから
この機体なのかよくわからないけど、
なんと!!
座席は狭いだけじゃなくって、テレビもなかった。
そんなものはついてなくってもいいのかもしれないけど、最近は必ず、モニターが付いているでしょ。
で、そんな中、ついてないとなると自分の飛んでいる場所がわからなかったりして、
なんとなく物足りない気持ちになってしまうんだ。



中国東北部、韓国に行く時は左側の座席をとるomi
それは単に
富士山を見る!!
という一点に目的が絞られている。
東京上空を通った時に雲が多くて、たいそう不安だったが、
無事、自宅及び富士山の写真が撮れた!!
(自宅が富士山と同じレベルだというのが自己中心的なんだわ!!)


羽田空港



この日は雲もかかっていて、写真が撮りにくかった。
雲があると雲の影が地上にできてそこが黒くなってしまう。
できれば快晴の日がベストです!!


ソウルまでの機内食は本当に簡単なものだ。
お弁当が配られる。あとは飲み物がでてきてそれでおしまい!
たぶんそのうちに食事のサービスはなくなるだろうな。
というか、それでOKなんだけど。










眼下は紅葉の山が見えている。
今回は4GバイトのSDカードを2枚、2Gももっているので、全部で10Gの撮影が可能だ!!
よって紅葉の山も積極的に写真を撮っていく。

写真の処理をしている時に、カメラの中に何箇所にもわたってゴミが付着しているのを発見!
しかしよくよく見るとこれはカメラじゃなくって飛行機の窓のゴミのようだった。。
富士山の写真にゴミがついてしまったのが残念だ!!!
(かなりがんばって消してますが)



日本を離れると飛行機はまもなく韓国領空にはいっていった。
海岸沿いの大きな街は釜山だったのだろうか。



ソウル上空が近くなるとまもなく写真が撮れなくなる。
漁船にカモメが群がっているすごい写真が撮れるところだったのになあ!!



インチョン空港に着いても空港内が暖かいので、外の寒さは感じない。
入国審査の時に去年はなかった指紋検査があった。
こんなものがあることを知らないので、どうやるかがわからないomi。
係官が人差し指をだしたので、おそるおそる台の上に指を乗せる。
写真もばっちり撮られた。
それはいつもの数倍すごい
(美しいという意味ではない)顔の自分が写った写真となった。
こちらに写してくれる顔は瞬時で美しい顔に直してだしてくれると嬉しいんだけどね。


Nは指紋のところで係官が人差し指を上にだしたから
自分も上に向けてだしたらしい。。
。。
係官は毎日、こうやって過ごしているのかなあ。。。


空港から自分でバスに乗るのは久しぶりだ。
6002番(だったか?)の清涼里行きのバスにのりチョンノ3街で降りる。
以前はお兄さんとかたくさんいて、いろいろお手伝いをしてくれたが、今はそこまではしてくれない。
バスチケット売り場にいったら、中でチケットは買ってと言われた。
バス番号の乗り場を探しあて、
(鉱脈のようだ!!)バスを待っていると
後ろにいた子供たちがえらくはちゃいで、Nと香港の思い出話となった。
Nは香港時代の友達だ。2人のお嬢さんがomi家の息子たちと同じ学年だった。
本当によく遊んでたくさんお世話になった!!
omi家の長男とKっ君の話になるとつきない!!
この子供たちのようにどこでも走り回っていて、それはそれは大変だった。。
この子供たちは想像していたとおりバスの中でもうるさく、
omi達の前に座った空港関係のお姉さんはたいそうそれを嫌がっていたのは確かだと思う。



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