ソウル到着

機内の放送でインチョン空港は霧がかかっているので揺れますということだったけど、まさにその通りだった。
外を見ていたら突然、滑走路が見えた。
ここまで霧が深いのによく着陸できたと思う。
飛行場内の飛行機はかすんで見えている。
ひさしぶりのソウル。
さぞ寒いだろうと思っていたんだが、空港の中はとっても暖かい。
またダウンを手にもつomi

ここで、omiは
2つのことを忘れてはいけないとずっと思っていた。
ひとつは荷物のカウンターが何番かってでている案内板に出口も書いてあるのでそれを忘れないで、そこからでること。
そうしないとHISの係りの人と会うことはできない。
もうひとつは
両替だ。
なんとなく両替を忘れそうでこわかった。

荷物をとると、すぐに両替やへ。
いつものように日本語でやってもらう。
そして間違えないように指定された出口へ。
ガイドさんがいました。
しかもHISの札をもっているガイドさんがたくさんいる。
どのガイドさんのところに行けばいいんだ。。。。
後でわかったんだけど、ホテル別にガイドさんが来ているらしい。

omiは格安ツアーのダイナスティーホテルだ。
ダイナスティーの方はちょっとお待ちくださいと言われた。
そのうちに
プラザホテルの方はこちらです。
って声がかかった。
omiはどういう人があこがれのプラザホテルに泊まれるかちょっと見てみた。
はっきりいって、omiのようにくたびれたズックをはいている人はいなかった。
いろいろなホテルのグループの人が列になってでていき、ダイナスティーのグループは一番最後に空港をでた。

外はさぞ寒いだろうと思っていたら、以外に寒くない。
東京と同じぐらいか東京よりも暖かいぐらいだ。

ダイナスティーが最後になってしまったのは、ひとりの女の子が遅れたためだったんだけど、この子がまた身軽で、絶対にプラザホテルじゃないって格好だった。
普通の小さいナップサックできてしまっている。
しかも、歩いているときに言われた。
『両替ってどこでするんですか?私2000円しかもってないんです。』
これにはomiも驚きましたね。
『ドルをもっているの?』
『いや、もってません。』

『機械でお金をおろそうとしたんですけど、私、ハングルがわからないんです。よくわからないけどなにか紙がでてきた。。。』

いや〜〜すごい子が仲間だなあ。

たぶん長男ぐらいの年だ。
バスに乗って話しをしているとこの子も間違えなく2万円のツアーできていた。
さらにわかったのはなんと帰りの飛行機がこの子は午後だったんだ!!
『え!!午後なの!』
とomiが言うと
『あ!怒ってますよね!ほら怒っているでしょ!』
と言った。
で、omiはもう一人の女性に聞いた。
この人もやはり、2万円だった。
この3人がダイナスティー組みだ。
そのほかに男の人が1組のっていたけど、この人達は2万円かどうかわからない。
で、もう一人の女の人は帰りの飛行機がomiと同じ朝8時だった。
格安ツアーなんで飛行機があいているところをうめていく方式なんだ。
だから一人でもOKといっていたんだ。
とここで裏を知る。

omiを含めたこの女組3人は絶対に2万円ツアーだなって感じさせてくれるものがあった。
帰りが同じ飛行機の女性も若かったが、絶対に旅なれているという雰囲気がにじみでちゃっている。
さてあの若いおもしろい子は言った。
『ソウルって食べ物がおいしいらしいですね。友達はあんまり食べ過ぎてはいてしまったらしいんです。』
この子の友達だったらそうだろうなって容易に考えることができた。
普通、ソウルに来るんだから、だいたいの土地勘ってつけてくるでしょ。
でもこの子はなにも知らないで初めてソウルにきていた。
しかもお金がないのに何も心配しないで、バスの中で話すだけ話すと寝ていた。

すごい子がいるもんだなあと感心した。

バスは渋滞にはまってしまって、空港からホテルまでずいぶん時間がかかった。
男の人が言った。
『疲れたなあ。』
そのひとことで、全員が免税店から開放され、直接ホテルに行くことができた。

あの若い子に
『大丈夫?』
って聞いたら
『大丈夫です。』
って答えたから、
この子だったら大丈夫だろうと思って、フロントの前でわかれた。

キーをもらって自分の部屋へ。
4階だ。
大きなホテルじゃないので、廊下が狭い。
omiはソウルでは旅館とかモーテルに泊まっていたので、今回はホテルに泊まれるっていうだけで、ちょっと嬉しい!
(まあ旅館でも十分いいんですが)

部屋にはいった。
しかしキーをいれて、電気をつける場所がない。
部屋の電気がつかない!!
どこを探してもない。


しかたがないので、荷物を部屋にいれて、フロントに戻った。
フロントではまだ、エステに行く交渉をしているもうひとりの女性が残っていた。
フロントの日本語ができるお姉さんにいう。
『どうやって電気をつけるんですか?』
するとおねえさんは部屋をはいってベッドの横にあります。
え!!
部屋をはいったところにベッドはないよ!

で、一緒にきてほしいといった。
するとおにいさんの方が一緒にきてくれた。
おにいさんは歩くのが早い。
もう少しゆっくり歩いてくれると嬉しいんだけど。。

おにいさんは鍵をあけて、部屋の中にはいろうとした。
そこには荷物がほうりこまれているんだ。
で、言った。
『荷物があります。』
おにいさんは大丈夫と言った。
そして部屋の中にはいっていって、ベッドのわきにあったカードいれにカードをいれた。
すると電気がついた!!
しかし部屋の入り口になんでこのカードいれがないんだ。。。

おにいさんはフロントがいそがしいのか飛んでかえっていった。

部屋を見る。
入ったところで靴をぬぐようになっている。
靴脱ぎ場の右側がトイレとお風呂場。
部屋はオンドルでベッドだ。
omiが一番好きなパターンだ。
すごく暖かい!!
しかし、この乾燥は絶対にのどがかわくぞ!!!

恒例の写真撮影の後、街にでることにする。


部屋には歯ブラシはないのはわかっていたけど、どうやらシャンプーもないようだ。
シャンプーを買ってこないと!!!


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