成田空港で

出発当日。
いつものように青砥で京成線に接続する格安のコースで成田までいく。
飛行機は13時ぐらいの出発だ。
家はちょっと余裕をみて8時半ぐらいにでた。
最寄り駅まではスーツケースがあるので、さすがにタクシーにのり、そのあとは延々と電車だ。
冬のヨーロッパは寒いし、ローマも北風が吹いて寒いとガイドブックに書いてあったので、たくさん着込む。
以前、瀋陽に行った時に飛行機が冷凍庫のようになっていて、ものすごく寒かったこともあって、飛行機に乗り込むときはとりあえず温かい格好をするようにしている。
しかし、さすがに暑すぎた!!
何も日本にいるときから準備をしなくてもよかったんだ。
京成線の中で汗をかきそうになったんであわてて、コートを脱ぐ。
息子は
よくそんな暑い格好ができるなあ
と言ってくれる!
『飛行機に乗ったときが問題だよ!!』
と母は密かに思う。

京成線の中で爆睡する息子。
よくどこででも寝られると思う!!
そして必ず言う。
『あまり寝られなかった!!』

アエロフロートのカウンターには10時半ぐらいに着いた。
これが大正解で、ちょうどカウンターがひらくところだった。
もうすでにカウンターの前では列ができていたが、まだそれほど長くはなかった。

今回は成田からモスクワまでが約10時間だ。
ということは座席を窓際にするか、廊下側にするかで、判断がむずかしい。
すると息子がいった。
『窓際が3席じゃなくって2席かもしれない。エジプト航空は2席だった。』
おお!!
そういうこともあるのか

で、カウンターで座席の配列をきくと、なんと窓際は2席だった。
もちろんリクエストする。
『窓際の席をお願いします。』
はっきりいって窓際にこだわるのは,omi家ではomiだけだ。
息子は廊下側がいいという。
ただで上空からの景色が見られるのになぜみすみすそれを逃すようなことを言う。
しかし、息子が窓際を放棄したおかげで今回の旅は母がずっと窓際に座った!!

今回この時までわからなかったのが、
モスクワからローマまでのチケットはどうなってるんだろう??
ってことだったんだけど、なんと一緒に搭乗券をくれた。
ということはもちろんこれも窓際をゲット!!



そのあと、ユーロを変えて(一週間前にかえればレートがよかったんだけど、かえる暇がなかった)一番安い保険にはいる。
毎回、思うんだけど、保険って、よくよく聞くと窓口にでているものよりもずっと安いものがある。
死んだら2000万円じゃなくって1000万円だったりするんだけど、ちゃんと怪我をした場合の保証や病気になった時の保証もついているし、携帯品をなくしたときの保証もあるんだわ。
だいたい死んで1000万円もらうのは自分じゃないから、そのあたりは最低限でいいんじゃない??って思ってしまうんだけど。。。
で、もちろん家族割引の一番安いのにはいった。
これでもインフルエンザぐらいの医者代だったら十分にカバーしてもらえる。

出国審査はこの時期だからかとってもすいていた。
窓口も1つか2つしかあいてなかったんだけど、すぐに終わるのでどんどん流れていく。
成田を使っているとこれが普通だと思ってしまうんだけど、そうじゃないってことがこのたびの旅行でよくわかった。
成田ってすごいです!!


飛行機の出発の時間までに十分に余裕があったので、マックによる。
飛行機に乗る前にハンバーガーを食べてしまったんだけど、これって正解だったかも。
飛行機は13時の出発でお昼はそのずっと後でしょ。
それまでお腹がすいているよりはちょっと満たされていたほうがいい!!

免税店ではなにも買わない!
(というか買えない!!というか。。)

で、DUTY FREEじゃないお店を見ていたら、なんとすごいのをみつけちゃいました!!
石川県のお店で、石川県の紹介が折り紙でされているんだわ。


おもわず言いましたね。
『写真撮っていいですか?』
日本語だから楽だわ!!
お店の人に許可をもらって写真をとりまくる。
成田でこんなに写真に力がはいるとは思わなかった。。。
ついでにAzuさんに写メを送る。
このコーナーに折り紙の本がたくさんあった。(写真右下)
都内でもここまで折り紙の本がそろっている本屋を見たことがない。
見まくりましたね!!!
で、ひとつ本を買ってしまった。。。。。
それを機内にもちこんで、折り紙を折っていたんだわ!!
ただ息子にはここで折り紙の本を買ったなんていうと、
『なぜ行く時に折り紙の本なんか買うかなあ』
って言われるので、だまって家から持ってきたような顔をしている。
このお店、本当におもしろかった!!!

定刻になり、搭乗の案内がある。
かなりの人が乗り込む。
ほぼ満席だ。
これは後でわかったんだけど、アエロフロートは格安のチケットをだしているので、モスクワ経由でヨーロッパの各地に向かう人やツアーが多いんだ。
またモスクワやサンクトペテルブルグの観光のツアーもあったようだ。


次のページにいく

Back

inserted by FC2 system