農園へ
 
中環から地下鉄に乗る。
また新しい路線だ。

途中Nam choeongの乗り換えでなんとユンロンのひとつ前の
Kam Sheung Roadに行くということを知る。
毎日、同じ方面に向かっている。
Jは毎日この路線を使って、農園に行っているようだ。

香港は65歳以上になると交通機関はどこまででも2ドルでいいということで、
Sは
私はどこまでいっても2ドルなのよ
と言った。
年をとっていることがうらやましいomi
omiだってあと何年かで2ドルなんだけど!


Kam Sheung Roadの駅はユンロンと同じく、大きくて立派だ。
ひょっとして将来はこの路線が中国までつながる??
駅の前にはこの日は閉じられていたが、小さい屋台のマーケットが並んでおり、
日曜日になると、近くの農園からここに野菜が運ばれて売られるそうだ。

ここからミニバスにのる。
ちょっとわくわくする。
まったく今まで知らなかったところだ。
途中、ここだというところでミニバスを降りた。
本当に農村地帯で、謝一族が住んでいる場所らしい。
といっても一族の方にはお会いしなかったけど。



そこの一角に志を同じくしている若者が集まって農園が
開かれているということがようやくわかってきた。
体によいものを肥料に使い
ゆっくりと作物を育てるという農業のやり方をとりいれている。

畑を耕している若者にJは話しかける。
若者は英語で挨拶してくれた。
この日は前日と同様、暑くて、天気もよく、
このような日にうってつけの場所に来たという感じだった。
パパイヤの木があったりして、南国を感じるが、
植えてあるものはオクラとかなすなどだ。
大根も日本と同じものが植えられており、一部収穫したものを見せてもらう。





鳥も飛んでいる。
セキレイだとおもったが、日本に帰ってきてPCで見たら違っていた。
もっとちゃんと撮るんだった。。。。

途中、女の子がやってきた。
Sと彼女は初めて会ったのは日本だったらしい。
女の子はジャーナリストでそのかたわら、農業に従事しているとのこと。
英語で話してくれた。
なにか、この一帯がインテリジェンスな雰囲気だ。。



女の子は収穫した大根を新聞にくるんでSに渡した。
Sは
今夜のおかずができたわ!
と喜ぶ。
Jもよく畑の収穫物をもってきてくれて、それを料理するそうだ。
こういう生活が豊かっていうんだろうなあ。


帰りはバス停までJが送ってきてくれた。
Sと女の子とomiの3人でミニバスにのり駅まで向かった。



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